今年は世界的な不況がやってくるはずだけど

私は毎日のように時事問題を語る動画を
ユーチューブにアップしています。
だから、あっちこっちのニュースサイトを渉猟。
そこで不思議に思うのは、今年の日本や世界の
景気が「悪くなる」という予測を見かけません。

まず、中国の不動産バブルは昨年から弾けています。
今年はウクライナ戦争が起こって、西側は
ロシアに対して経済制裁を加えています。
経済制裁は、課す方にもマイナスが生じます。

この2つの事象だけでも、景気にはマイナス要因。
であるにもかかわらず、株価はさほど下落しません。
まあ、今のところ企業業績にも影響が出ていません。
しかし、マイナスの影響が出ないはずないでしょう。

日本企業は22年3月期の業績はそれなりのはずです。
しかし23年3月期はズタズタになっていそうな気がします。
対中輸出は減るでしょうし、円安でコストアップ。
国内はコロナによる消費減少が相変わらずです。

日本経済が何とか平静を保っているのは、
政府による様々な「ゾンビ政策」が効いているから。
「雇用調整助成金」なんてのも、そのひとつ。
金融機関に対して「融資先を倒産させるな」という
圧力も、それなりに効果を上げている感じがします。

しかし、それらは完全に「対症療法」に過ぎません。
日本経済の基礎体力が強くなったわけではありません。
むしろ、中長期で脆弱化しているとさえ言えます。
つまり、日本の景気が決して良くなっていないのです。

私の専門であるマンション市場でもその影響が見えます。
今年に入ってから、動きが鈍っている感じがします。
エンドさんの動きが悪くなっていますね。
新築も中古も、マンションが売れにくくなっています。

この業界、売れなくなっても中々「売れない」とは
言いませんね。常に「売れています」「好調です」という
広報アナウンスを行う傾向があります。まあ、
この数年はそれでも概ね間違いではありませんでした。
しかし、どうやら不調期がやってきた気配ですね。

この先、日本も世界も景気が悪くなるのは必定。
原油価格だって、そのうち暴落しますよ。
だって、世界の総需要という面では先細りですから。
日本経済も円安が進行しない限りデフレ基調に
戻る可能性が十分にありますからね。

私はそんな風に考えているのに、世の中の論調は
ウクライナやアメリカの金融引き締めのことばかり。
なぜ、世界的な不景気が来ると言わないのか、
不思議の不思議です。まあ、そのうちに・・・

本日の動画 ↓

2022年4月16日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:4月16日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(3月)は待ち時間が発生ししていません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2022/4/8 23:03 Comments (0)

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