新築マンション業界が消滅する

どうやら、日本の局地バブルも確実に終わりそうですね。
少なくとも、来年以降の利上げはほぼ確実です。
もしかしたら、年内に黒田日銀総裁の更迭も
ありそうな気配となってきました。あのオッサンは
頑なに「異次元金融緩和」を守ろうとしていますが、
それは「亡国の道」であることに多くの人が気付いた!

岸田君というのは総理になって何をしたいのか
よーわからんお人ですね。「新しい資本主義」とか、
経済学の学部学生レベル以下の議論を展開しています。
要は「自分のアタマでは何も考えていない人」です。
彼の政治家人生は「総理になりたい」がモチベーション
だったという話もあります。それでは小池都知事と同じ。

まあ、そんなことはいいのですが、日本もいつかは
このアホな「異次元金融緩和」を終わらせて、
「金利引き上げ」の時がやってくるはずです。
そうなれば、この9年間続いてきた「局地バブル」も
やがて終焉を迎えるはず、ではないでしょうか。

そうなれば、もちろん不動産価格は下落に転じますよ。
どういうカタチで下落するかは、なってみなければ不明。
まさか暴落する・・実はあり得ます。その条件は
割合に整っていると私は思いますね。
だって、この9年間の高騰が異常でしたから。

不動産の価値判定法のひとつに「原価法」
というのがあります。同じようなものを新に作るとすれば
どれくらいの費用が掛かるか、という観点で
その不動産の資産価値を決めるのです。

現在、新築マンションの建築費が高騰しています。
長谷工でも坪単価が150万円に迫るとか。
となれば坪単価300万円よりも安い新築マンションの
供給はほぼ不可能になってしまいます。

新築マンションの開発事業は、大きな転機を迎えています。
首都圏なら、都心以外での供給はほぼ不可能に。
郊外の大規模ファミリーマンションの開発は
急速に萎んでいくのではないでしょうか。

建築資材費の高騰や建築現場での人手不足は
当面解消されるとは思えません。つまり、
今後は新築マンション自体の開発が抑制されます。
それはすなわち、供給戸数の大幅減少。

私は長らく新築マンションの広告を作る
プロダクションを経営してきました。
先日、業界でかなり有力なプロダクションも
本業で食えなくなっていると聞きました。
時代は移り変わりますね。新築マンションという
カテゴリーは間もなくマイナーになります。

本日の動画 ↓

2022年5月21日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額12億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:5月21日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(4月)は待ち時間が少し発生しました。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

早稲田大学エクステンションセンター 6月18日(土)開講
やがて始まる価格下落期を見据えたマンションの売り方と買い方

「榊淳司のお奨めマンション速報」

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2022/5/19 22:45 Comments (0)

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