拙著が中国語に翻訳・出版されました。
「マンションは日本人を幸せにするか(集英社新書)」
中国人がなんでまたこの本を翻訳すべきと
お考え下さったのかは知りません。
でも、出版されました。見本が昨日届きました。
世の中には数多のマンションや不動産関連の
書籍が出版されていますが、外国語に
翻訳されたものはどれくらいあるのか。
寡聞にして私は1冊も知りませんぜ。
基本、ドメスティックなお話ですから。
まあ、私の翻訳本にしたところで8000冊の一刷。
向こうでも増刷という制度はあるのでしょうかね。
増刷のお知らせ、というのは独特の嬉しさがあります。
ある出版社は、そのお知らせを毎回わりあい凝った
書面に設えて郵送してくれました。嬉しい・・
事務所の目立つところに貼っておきました。縁起物。
「マンションは日本人を―」は、一種の文明論です。
私はどうもノウハウ本を書くのが嫌なのです。
だから十年以上前に出した最初の拙著である
「年収200万円からの―」も、ノウハウ本のフリして
実際は住宅論や市場分析をふんだんに盛り込みました。
とある一流シンクタンクの研究員があれを読んで
付箋を20か所に付けて資料にしてくださったそうです。
その御仁とは、その後何度もお会いしています。
そういえば、私の同志社時代の指導教授も、
「年収200万円―」を絶賛してくれました。
まあ、アレは翻訳には向きませんけどね(笑)。
最近、「本を書いてください」の依頼がありません。
「タワマンの悪口記事を書いてください」
という依頼ならポツポツとあります。書いています。
まあ、タワマン話も翻訳向きではありませんね。
そのうち、英訳の話でも来ませんかね・・無理か(笑)。
韓国語訳なら・・やっぱり無理かな。
まあ、今回の「マンションは日本人を―」の
中国語訳版も、それほど売れるとは思いません。
話によると、こういう類の本は大学受験の現国問題で
使われる可能性があるそうですね。でも、無理か。
私の文章は現国の問題に使われるには向いていません。
なぜなら、「分かりやすすぎるから」。アハハは。
でもまあ、ちょっと嬉しいですね、中国語訳。
これで私の書いた本で出版されたのは合計14冊。
あと何年かは現役を続けるつもりなので、
もう4,5冊くらいは書きたいもの。
もちろん、ノウハウ本ではないスタイルで。
本日の動画 ↓
早稲田大学エクステンションセンターで
もう6年くらいやってい市民講座。
この秋も開講します。今回は2日に分けて10月15日と22日。
いずれも土曜日です。場所は八丁堀校舎。
前回はわりあい早めに「満員御礼」になってしまいました。
お早目の申し込みをお勧めします。
2022年9月3日(土)榊淳司の不動産売却相談会
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:9月3日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(7月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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