来年あたり、日本は世界不況に巻き込まれる

日本政府の借金が順調に膨らんでいますね。
今やGDPの240%くらいでしたっけ。主要国で最悪。
この状態では、金利引き上げは無理‥と考えるのは凡百。
安倍さんは亡くなる前に「永久債にして仮換えればOK」
なんてご発言をなさっていたと記憶します。

200年ほど前、イギリスはナポレオンとの戦争を
遂行するために国債を発行しまくっていました。
なぜって、戦争には莫大なコストがかかりますから。
私はその当時の海洋冒険小説を読むのが好きでした。

代表的なのはホーンブロワーシリーズでしょうか。
オーブリーやトマス・キッドも大好きですよ。
驚くのは当時の英国海軍の陣容。いちばん大きな
戦列艦と言うのが何百隻もあったのですよ。
1隻あたりの乗員は300人から500人くらいかな。

彼らには給料が支払われます。その費用は莫大。
そこでイギリス政府は「ナポレオン債」と呼ばれる
永久国債を発行して、その費用を賄いました。
安倍さんの「永久債」は、それに類するものでしょうか。
ちなみに、ナポレオン債は今でも残っているそうです。
つまり、イギリス政府はその償還を続けているのです。

今の日本政府の借金は、戦争で生まれたわけではなし。
ただただ、政府が国民の支持を取り付けるために
バラマキ財政を続けてきた結果。そのおかげで
日本の経済はかなり「筋肉」が衰えてしまいました。
今はただ、三流国へとひた走っています。

ところで、世界経済は来年あたり大不況に陥りそうです。
その原因は3つですね。
1 中国経済の成長失速と「失われた・年」の始まり
2 新興国の債務過剰による金融危機の発生
3 世界的なインフレによる消費の減退

日本経済は今のところそう悪くはありません。
まあ何とか悪いところが出てきていない感じ。
つまり、倒産や失業は極めて低レベルですね。
しかし、こんなことはいつまでも続きません。
来年あたりは倒産や失業も増えそうに思えます。

新しい日銀総裁は、中曾さんがかなり有力‥
彼はきっと年に1%くらいの利上げはしそうです。
長らく続いた不動産の局地バブルも終了でしょうか。
しかし、利上げだけでは「暴落」はしませんね。

世界的な不況や金融危機が日本にも影響をもたらし、
岸田君がオロオロとするばかり対応を誤れば、
「暴落」もあり得ます。ただその前に岸田内閣が
ぶっ飛んでいる可能性の方が高そう。
2023年、日本の政治や経済は迷走しそうな予感。

本日の動画 ↓

2023年1月21日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約7年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:1月21日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(11月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2022/11/28 21:58 Comments (0)

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