マンション市場にファンドマネーが再来?

最近、マンション市場にまたぞろファンドの影が
ちらほらと感じられる様相になっています。
分譲予定の新築マンションを1棟買いで
かっさらっていくのがファンドです。

ここ1年ほど、原油が高いでしょ。だから
オイルマネーを原資としたファンドが
日本の不動産を買いに来ているのかもしれません。
折よく円安で、日本の不動産は割安に見えます。

今から16,7年前に「ファンドバブル」と
呼ばれるようになった不動産ブームがありました。
日本の1棟モノのマンションやビルを買う
「謎の集団」が闊歩していたのですよ。

最初はオール外資でしたが、のちに国内勢も参戦。
日本中のビルやマンションが彼らに買われました。
あの頃はいったい何が起こっているのかと思いました。
当時の日本も世界に比べれば低金利です。

当時、00年代は中国が世界中の資源をがぶ飲み
状態で買い漁っていた頃ですね。資源を買われた
側にはたっぷりとドルが積み上がります。
その運用先を求めて、資金が世界を駆け巡ったのです。
日本の不動産も、そういうお金で買われました。

ところが2008年にリーマンショックが発生。
09年は世界的な金融不況と相成りました。
ファンドは潮が引くように去っていきました。
国内ファンドは次々と破綻。今は一つも
残っていませんね。一瞬の出来事でした。

今また、世界的な資源高になっています。
資源マネーをバースにしたファンドが
あちらこちらに形成されているかもしれませんね。
そんなお金は運用先を求めて世界に散っていきます。

日本の新築分譲マンションが買われるケースがチラホラ。
ただし、今度の波はあまり大きいとは言えませんね。
資源価格は間もなく下落期を迎えそうな気配。
その最大の理由は中国経済の大減速です。
中国と言う大口需要が細れば、資源マネーも雲散。

世界的な金融不安の種も散見されますね。
クレディスイスとかドイツ銀行とか・・
そんなんがひとつでもパリンすれば、
リーマンショック2.0になるのではないですか。

韓国をはじめとした途上国の債務問題も
かなりヤバイ水準まで来ているような気がします。
今回のファンドブームは小さな波で終わりそう。
しかし、一瞬の間でも日本のマンション市場に
さざ波を起こしそうなのは間違いありません。

本日の動画 ↓

2023年1月21日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約7年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:1月21日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(11月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2022/12/3 21:46 Comments (0)

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