明日のライブのテーマは「金利上昇時代のマンション市場」

先日の日銀による実質的な利上げは、まさにサプライズ。
株価も為替も急激に反応したのでビックリしました。
これで四月以降の金融引き締め路線がほぼ確定。
来年はマンション価格が下落に転じそうですね。

注目は来年以降の動きですね。日銀の次回会合は
1月の17-18日。アメリカFRBは25-26日です。
日銀は次回会合で短期金利のマイナスを止めるか。
そうなれば住宅金利への影響は必至。特に変動。

FRBは次回の利上げが0.5%なのか0.25%なのか。
今が4.5%ですから0.5なら5%に達しますね。
そして韓国銀行は1月13日。0.5%の利上げを
折り込んでいるのが、今のドル/ウォン相場では。
何といっても、あの国は秘密が守れませんから。

来週、日本の住宅ローン金利の引き上げはあるのか。
私はあって当然だと思います。長期金利は0.5に
近づいています。当然、固定金利は0.3-0.5程度の
引上げがあっていいはず。2%台に乗せる金融機関も
出てくるのではないでしょうか。

年明けからのマンション市場はちょっと鈍りそうです。
もう値上がりは10年以上も続いています。
多くの人が「そろそろかな」と思っています。
特に年配になればなるほどその傾向が強いはず。
私のように還暦になると過去2回のバブル崩壊を
目の当たりにしてきましたからね。

デベロッパー側もおそらく、それを感じています。
だから、完成在庫に関しては「とっとと売ろう」と
言う動きになるはず。ですので、物件によっては
年明けからは思いきった値引き攻勢に出るはず。
来春は久しぶりの「値引き祭り」になるかもね。

そして、来年の今頃は「激動の1年だったね」なんて
会話をしているかもしれません。何といっても
マンション市場の潮目が10年ぶりに変わるわけですから。
本当だったら5年前に変わっているはずが、
黒田続投とコロナバブルで5年も延びてしまいました。

この5年の間に背伸びしてマンションを買った人には
もしかしたらこの先に地獄が待っているかもしれません。
まあ、売らなければいいのですが、ローン返済は
きつくなる可能性が高いですね。どうなるのか・・

この10年の値上がりで「都心のマンション価格は下がらない」
なーんて寝言をほざいた人は大勢いました。
しかし、マンションは所詮「モノ」でしかありません。
モノは基本、需給によって価格が決まります。

都心のマンションはここ十数年で表向きは
「金融」っぽくなりました。しかし、本質はモノです。
その建物としての価値は1年で確実に2%は落ちていきます。
さらに、維持費が資産価値の2%前後かかります。
つまり、1年で4%の劣化を見込むべきモノなのです。
それが都心エリアではほぼ無条件に値上がりを
続けたのが、この10年ちょいでしたね。

ものごとのペロっとした外側しか見ない人にとって
「都心のマンションは値下がりしない」と思えたでしょ。
しかし、その本質は先ほど申し上げた通り。
マンションといえども、所詮はモノなのです。

明日はまた、ユーチューブのライブをやるつもりです。
テーマは「金利上昇時代のマンション市場」。
開始時間は14時から15時の間。1時間弱の予定。
よろしければ、覗いてみてください。

本日の動画 ↓

2023年1月21日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約7年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:1月21日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(11月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2022/12/23 21:15 Comments (0)

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