不動産市場の断崖絶壁はいつか?

マンション市場が、ちょっと嫌な感じになってきました。
中古の在庫がじわっと増えてきています。それでいて
成約数は増えていないどころか、減少気味。
つまり、これは先行きに断崖絶壁が待っているかも・・

新築マンション市場もあまり冴えませんね。
都心はまだ少し動いていますが、ちょっと郊外へ行くと
かなりの停滞感です。純粋な郊外はフリーズ状態。
大阪京都もそんな感じ。動きがあるのは都心だけ。

そもそも、この10年の異次元金融緩和で上がり過ぎ。
その割には、個人所得はなだらかに減少しています。
おまけに消費税を2回も上げてしまいました。
あれは実に致命的でしたね。日本経済を殺しました。

岸田君が政権を担って1年半になりますが、
あのオッサンには経済政策と呼ばれるものはありません。
多分、自分が3度も不合格になった東大法学部に
すんなり入って優秀な成績で卒業した
財務官僚に対して「聞く力」を発揮しているのでしょう。

つまり「変わったことは、何もやらない」政策。
ご本人も「新しい資本主義」などと宣った割には
中身が空っぽであることが、すっかりバレました。
あのオッサンにはそもそも、自分のアタマを使って
何かを構想することは無理なのだと思います。

そう考えると、今後の日本経済は財務省が主導します。
彼らのアタマの中にあるのは「税収を増やすこと」。
すなわち、増税路線ですね。先日、それが出ていました。
もし、増税となると日本経済はますます活力を
失うことになるでしょうね。財務省太り、国は枯れる。

今年は世界不況です。その波がひたひたと近づいています。
何かのキッカケがあると、一気に不況色が広がります。
つまり、リーマンショック級の大事件が起こると、
世界は一気に大不況に陥ってしまうのですよ。

・中国で地方政府が次々とデフォルトになる
・韓国か、他の新興国で通貨危機が発生する
・欧米の大きな金融機関が経営破綻する
・米中がガチの冷戦をおっぱじめる
・中国が無謀な「台湾有事」を仕掛けてくる

まあ、考えられるのはそんなところですね。
このうち、何が起こっても不思議ではありません。
「台湾有事」だけは、あっても数年先でしょうが。

多分、アメリカのインフレは今年後半に落ち着きます。
ところが、日本のインフレは来年も続きそうです。
そうなれば、日本はスタグフレーションですね。最悪。
日本の不動産市場は来年から再来年あたりが最悪期かも。
需給から考えると、とっくに下落してもいいはずですから。

本日の動画 ↓

2023年3月4日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:3月4日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(1月)は多少待ち時間が発生しました。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2023/2/12 22:33 Comments (0)

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