私のような仕事をしていると、いろいろな人に会います。
お会いする方は私のことをマンションや不動産の
専門家であると思われているので、いろいろ聞かれます。
また、私の方からもお聞きしたりします。
わりあい意外なのは、2憶3億のマンションを買われる
ようなお方も、けっこう「普通」なのですよ。
特別に才能があってたくさん稼いだとかでなくて、
ライセンサーでの収入とか、親の遺産とか・・
45歳でやっと年収が1千万円に達する程度の普通の
サラリーマンが買えるのは、せいぜい6千万円まで。
ただし、遺産とか転売益とかが入れば別ですけどね。
今、普通のサラリーマンは都心5区では買えません。
日本銀行の新しい総裁は9日に就任なさいます。
今日もとある経済系メディアの記者さんと雑談を
交わしていたのですが、テーマは「利上げはあるの?」。
私は年内に0.25を2回やる、と予想しています。
利上げをしなければ、基本は黒田氏と変わりません。
岸田君は経済音痴だけれど、アベノミクスは嫌い(笑)。
植田君は1期5年の間に「出口戦略の天才」という
評価を欲しているのではないですか。無理っぽいけど。
それで、仮に0.25%Pでも利上げしたら、
マンション市場はその瞬間にフリーズしますね。
さらに、個人投資家向けの利回り物件もフリーズ。
不動産業界には疑心暗鬼が広がるでしょう。
考えてみれば異次元金融緩和の10年というのは
業界にとってあまりにも「長すぎた春」ですよ。
それが終わる、というのはぬるま湯から引っ張り
出されて零下の冷や水を浴びせられるようなもの。
中古マンション市場には、一気に売り物が増えるのでは。
なぜなら、都心には誰も住んでいないマンションが
それこそ吐いて捨てるほどあります。みんな、投機。
例えば、晴海フラッグの高倍率抽選に当選して
契約を済ましている人など、パニックでしょうね。
こういうことって、ちょっとした想像力を
働かせばわかることです。でも、みんなそれをしません。
周りと同じことしていれば安心、と思っている人が多数派。
しかし、現実に金利が上がったら目が覚めるのでしょう。
バブルというのはそのさなかにいると、分かりません。
江東区の湾岸エリアにはニョキニョキと
タワマンが立っていますが‥あの光景を眺める気分は、
今と5年後では大きく変わっているのではないですか。
異次元金融緩和は、この国の一部を本当に歪めました。
それは間もなくみなさんの目にもはっきりと映るでしょう。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:4月15日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(3月)は多少待ち時間が発生しました。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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