「ゾンビ企業」なんてのは日本だけかいな、
と思っていたら、アメリカにも韓国にもあるようですね。
中国の国営企業は何万社もあるみたいですけど、
その何割かは実質的にゾンビ状態にあるみたいで・・
東京オリンピックは本来、2020年にド派手に開催される
予定でした。大いに盛り上がった「宴の後」が2021年。
その頃には長い長い不動産市場の春も終わっていたはず。
ところが、ご存じの通り2020年にコロナが発生。
亡くなった安倍さんは総理を辞めてからの講演で
「実質100兆円、事業規模200兆円」の景気対策を
行った、とおっしゃっていたようです。
日本のGDPは500兆円台ですから、真水で100兆円の
マネーが注入されると、20%近くの経済成長になるはず。
ところが、日本経済はマイナスだったり1%台の成長・・
100兆円や200兆円は、いったいどこに消えたのでしょう?
私の推測では、そのほとんどが貯蓄か不動産市場。
これで2020年から都心のマンション市場はまたぞろ
不自然かつ不健全な値上がりをしてしまいました。
その結果、坪単価が1200万円もする三田ガーデンヒルズや、
どうしようもなく資産価値が低そうな晴海フラッグが、
不思議なくらいよく売れていますね。かなり、ヘン!
結局、これも世界的なコロナバブルの結果でしょう。
コロナは5類になりました。WHOの緊急事態宣言も終了。
世界は「コロナ後」の経済に入ってきています。
ここにきて、コロナ金融バブルの影響が出てきて
アメリカで地銀が次々と破綻しています。
何といっても、米金利は1年ちょいで5.25%の上昇。
それは、いろいろなヤバイ現象も起こりますがな。
日本銀行の植田総裁は、根性なしであることが判明。
多分、この後も可能な限り異次元金融緩和を続けるはず。
ということは、東京の不動産バブルも崩れませんね。
少なくとも、日本国内の金融政策ではそうなります。
ただし、世界的なリセッションは確実に始まっています。
今回の世界同時不況はリーマンの時みたいな
「世界同時金融緩和」という1回限りの禁じ手が
使えない分、ちょっと厄介かもしれません。
中国の「不良債権処理」は現政権の経済政策能力から
考えるとダラダラと続きそう。それこそ「失われた‥年」。
アメリカの景気は比較的早く回復しそうですが、
心配なのは「ドルの信認」ですね。あの国の財政は
またぞろヤバいレベルに達しています。
そんなことを考えると、世界経済は不安要素がいっぱい。
東京のマンション市場は、そんな背景を知ってか知らずか、
ノー天気に上昇を続けています。どうなるのかしら?
本来の需給で言えば、今頃は暴落適齢期です。
ま、あまり深刻に考えず、気楽にいきましょう。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
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会場はいつものところです。
開催日時:5月27日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(4月)は多少待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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