私の20年後は、80歳代に突入します。嫌やな―。
でもしゃーないですね。誰も逆らえません。
ただし、私の勝手な予定表ではあと14年で
この世とオサラバ、ということになっています。
私の80歳代は、自分の中で予定されていないのです。
不動産の売却相談を承っていると、オーナーさんが
80代なんてのはザラです。それも私の読者か
視聴者さん、ということも多いわけですよ。
みなさん、矍鑠としています。あたりまえか。
しかし、80歳というのは60歳よりも20年分、
身体も脳も衰えれいるわけですね。それは否めません。
それでも、気は確かにお持ちになっていて
「負けないぞー」という気概は伝わってきます。
何年か前にご相談を承ったご婦人は、引揚げ経験者。
敗戦直後のハイパーインフレで、一生懸命貯めた預金が
二束三文になった体験をなさっています。だから
「現金を持つのが怖いの」とおっしゃいました。
だから、一時は売ろうとした物件をお止めになりました。
私から見れば、何とも愚かな選択ですね。
80歳というのは、残りの人生が一桁かせいぜい十数年。
であれば、自由になる4桁万円の現金をお持ちになった方が、
残りが長くない人生で、よほど可能性が広がります。
しかし、そういう風にはお考えにならないのですね。
そのことが、つくづく不思議に思えました。
きっと、自分の人生の予定表を過度に長く考えている・・
私はとほど健康でない限り、80歳まで生きたいとは思いません。
なぜなら、その頃に今と同じ判断力を持っているとは
とてもとても、思えませんから。今でさえ、
日々めんどくさいことが加速度的に増えています。
これがあと20年経って80歳になったら・・
なんてもう、考えたくもありませんね。
もう10年以上も前、子どもの住むマンションを
借りる必要があって、オーナーと「面接」しました。
私は40代だったので老いなど意識していませんでした。
そのオーナーは明らかに染めている薄い頭髪を
「これは地毛で染めていませんからね」と。
私は「はあ、そうですか・・凄いですね」と
申し上げた記憶がありますが、かなり痛々しかった。
そのオーナーさん、1年後にはそのマンションを
1棟ごと売却なさいました。オーナーチェンジです。
私は、ああいう往生際の悪さを晒したくありません。
まあ、あと14年で人生が終われば、多分大丈夫。
私はここ数年で親の世代が次々と旅立つのを眺めました。
人間、80を過ぎても達観できる人は滅多にいません。
そういうのを見ていると、自分は老醜を晒したくない・・
まあ、今からせいぜい精進するしかありませんね。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:5月27日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(4月)は多少待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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