昭和人間は基本的にセコイ

仕事柄、富裕層と呼ばれる人と話す機会はそれなり。
彼らには共通点があるような、ないような。
もう何代も前からの富裕層の共通点は、自己防衛。
自分が富裕層であることすら、あまり出したがりません。
あからさまに他人に対する警戒感を発するタイプも‥

ただ、さらなる富を求めている方は、情報に鋭敏。
「なんかうまい手はないのか」というアンテナです。
何といっても彼らにはすぐに動かせる数億以上の
キャッシュが手元にありますから。

自分の代に富裕層になった方は、どちらかと言えば
そのことを表に出したがりますね。いわゆる成金。
この層には、なぜかタワマン好きが多いですね。
虚栄心を満足させるために、そうなってしまうのか‥

私から見て不思議なのは、富裕層たちの人生感覚。
残りの時間が長めに見ても20年あるかないか、
なんて年齢になっても、かなり臆病にお金を使います。
保有資産から考えると、残りの人生で
毎日10万円使っても十分に資産が残せて、
なおかつそれを受け継ぐ人がいないような場合でも、
目先の数千円をケチろうとしたりします。

人間は裸で生まれて、裸で死にます。
あの世には何にも持っていけません。なのに、
自分の子どもがいない方が何十億もの資産を
残しても仕方ないですよね。遠くの親戚が喜ぶだけ。
だったら毎日好きなように生きればいいのに、と思います。

あと、ご年齢が80歳を過ぎた人が、
自分の不動産を売却するのに100万円単位で
売値に拘っているケースをよく見かけます。
それも1千万とか2千万円の物件ではなく、億以上。

不思議ですね。自分の残りの人生時間を考えれば
数百万円のために数か月を交渉に費やすより、
とっとと現金を手に入れてエンジョイすれば、
なんて思いますね。かなり不思議です。

でもまあ、ご本人はまだまだ生きるつもりなのでしょう。
人間の生に対する執着は恐ろしく、また醜いものです。
80を過ぎたなら、どう考えてもあと20年程度。
それは女性の場合。男性が80過ぎると、あと数年が普通。
そんなこと、普通に考えれば分かるはずなのに・・

高齢者の醜い生きざまは、哀れみを感じさせます。
昭和の頃には「晩節を穢す」などと言っていました。
私の若い頃には、硬骨な明治男とか明治女がいました。
今の昭和男とか昭和女は、ものの哀れを誘う存在?

早稲田大学エクステンションセンター 榊淳司講師
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見据えた賢い買い方と売り方
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本日の動画 ↓

2023年5月27日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:5月27日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(4月)は多少待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2023/5/9 22:37 Comments (0)

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