サラリーマンは現代の宦官みたいなもの

最近、サラリーマンのグチを聞く機会が多いですね。
社会人の大半はサラリーマンです。だから、
彼らと接する機会は多いはずなのですが、
私のまわりでは少数派ですね。

出版社の編集者や新聞記者さんは基本サラリーマンです。
でも、彼らはちょっと特殊なサラリーマンであり、
私は取材を受ける立場です。だから、彼らから
直接グチを聞かされる場面はあまりありません。

何度もお酒を酌み交わすような仲になると、
社内の事情などを語ってくれる機会も増えますが。
しかし、日ごろ接するライターさんなどは、
ほとんどが基本がフリーランスみたいなもの。
あるいは「一応の所属」があるような感じ。

ガチのサラリーマンと話す機会はあまりありません。
だから、そこのところはそれなりに新鮮なはず・・
なのですが、実はそーでもないのですよ。
というのは、サラリーマンのグチというのは
ガッチリと類型化されています。

・上司への不満
・組織への不満
・部下への不満

この3つで全体の95%はカヴァーできるのではないですか。
だから、彼らのグチは登場人物が異なるだけで
どれもこれも構成やエピソードは、基本大同小異。
まとめれば100パターンくらいに類型化できそう。

今の日本人はサラリーマンであることが当たり前。
私のように社会人人生の大半をそうでなく過ごす
人間の方が、かなりの少数派ではないですか。
だから、私にグチを聞かせに来る大半のご仁も
「サラリーマンを辞める」という選択肢を持ってません。

私は、サラリーマンという生き方はある意味
消極的な選択肢ではないかと思っています。
つまり、自分の力で必要なお金を稼ぎだせるのなら
ああいうしょーもない生き方は選ばない方がいい、
といいうのが私の考えですね。

サラリーマンの最大のメリットは安定性です。
それ以上でも、それ以下でもないと思います。
組織に所属している、反奴隷的な存在です。
それに気づいた人は、サラリーマンを止めます。

中国の王朝において、皇帝の使者はたいていが宦官。
皇帝の使者なので、派遣先では下にも置かれません。
しかし、みな心の中では宦官を蔑んでいます。
サラリーマンが偉くなって会社組織を動かして
実績を出すと、まわりはチヤホヤしてくれましょう。
しかし、自由人から見るとしょせんはサラリーマン。
皇帝のお使いをした宦官と変わらぬ存在です。

早稲田大学エクステンションセンター 榊淳司講師
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本日の動画 ↓

2023年7月1日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:7月1日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(5月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2023/6/4 22:13 Comments (0)

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