形而下人間と寒山拾得の落差

いつまでたっても金利が上がりませんね。
来週は日銀の政策決定会合があります。
多分、植田君はすべての変化をスルーして現状維持。
とことんまで何もしないおつもりでしょう。

アメリカはもしかしたら0.25%の利上げがあるかも。
ヨーロッパも同様。こちらの方が可能性が高そう。
しかし、日銀は動きません。何もしません。
せめてETFでも売ればいい、と思うのですけどね。

そして、日本の不動産局地バブルはズルズルと続き、
いつまでもマンションの価格を膨らませることで、
傷はどんどん深まっていくのです。やんぬるかな。
バブルが弾けると、自己破産者は二桁万人出そうです。
マンション市場は、立ち直れないほどの打撃を被るかも。

まあ、無理して買った人たちが破綻するわけですから、
ある意味で自業自得ですね。でも、ちょっと可哀想。
世間の空気にのっかって、その気になったわけですから。
誰かを責めるとすれば、前日銀総裁の黒田君。
今から買う人たちは、現総裁の植田君でしょうか。

つくづく思うのは、日本人の「持ち家信仰」の根深さ。
特に、女性にはその傾向の強い方が多いですね。
家というのは、住むところです。「住む」という
目的さえ果たしていれば、持つ必要はありません。

家を持つ、ということは様々にめんどくさいもの。
リスクもたくさんあります。だから、持っていない方が
楽なこともいろいろあるのです。ところが、
今のように家の値段が上がっていると、人々の
心は千々に乱れるようですね。まあ、仕方ないか。

先日、アメリカの某大都市に住んでいる知人と
ご飯を食べながら、いろいろ話す機会がありました。
彼女と米人の旦那が購入した一戸建ても値上がり気味だとか。
金利が上がったから、値下がりしているかと
尋ねてみたのですが、そうでもなさそうですね。
まあ、新築住宅の売れ行きは悪そうですが。

その夫婦には子どもがいません。どうするのか・・
まあ、私が心配することではありませんけどね。
人間は裸で生まれてきて、裸で死にます。
あの世へは、何も持っていけません。

生きているときには、住むところが必要です。
しかし、基本は「寝て一畳、起きて半畳」。
人間にとって必要なスペースはその程度。
そう考えれば、どこにだって住めますよ。

話題の三田ガーデンヒルズには500㎡の住戸が
あるそうですが、それは大変でしょう。
お掃除には業者にでも頼まないと無理ですね。
いったい誰が住むのかと考えてしまいます。

私はこんな仕事をしているので、それこそ
様々なマンションを見てきました。でも・・
「こんなところに住みたい」と心を動かされた
ような物件はひとつもありませんでした。
いや、ホントです。それはいい物件もありましたよ。

マンションを欲しがる人というのは、
基本的に物欲の強い人のような気がします。
マンションも、基本的にはモノですからね。
そういうお方は、人生の事象の大半を
形而下の価値観で判断します。

つまり、いいマンションを所有して住んでいる人は
エラくて、しょぼい家に住んでいる人は、ダメ人間。
タワマン族が「高層階はエラくて下層階はカス」と
単純に位置づける感覚と基本的には同じです。

そういった人間には「寒山拾得」の価値観が
多分死ぬまで理解できないでしょうね。
ある意味、「物欲の囚人」ではないかと思います。
ただ、そういう人が欲しいものを手に入れた時の
幸福感は、私などには理解できない恍惚なのでしょう。
ただし、それはあまり長続きしませんが。

早稲田大学エクステンションセンター 榊淳司講師
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見据えた賢い買い方と売り方
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本日の動画 ↓

2023年7月1日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:7月1日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(5月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2023/6/9 22:16 Comments (0)

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