思えば歳を取ったもんだ

今日は自分の子どもとほぼ同じ年齢の編集者と
ネットを介して初対面の打ち合わせをしました。
画面を見たら若い方が出てきて、ちょっとビックリ。
最初に「若いですね」というと「はい・・歳です」と
お答えいただいたので、年齢が分かりました。
まあ、私が年を取ったということでしょう。

私は若いころにずっと「生意気」だと言われました。
その反発からか、若い人にはなるべく対等に
接するように心がけています。まあ、本心でも
「年齢なんて関係ないよ」と思うところがあります。

テレビでよくご一緒するインテリ系のタレントさんは
私よりも20歳年下ですが、お会いすると私は「先生」と
お呼びしています。正直、尊敬していますから。
彼の書いた本を何冊も読ませていただきました。
ちょっと叶いませんね。彼は本当に偉いと思います。

ふと気が付くと、仕事相手はほとんどが年下。
ちょっと前までは私にマウントを掛けてくる
「大先生」みたいのがウジャウジャしていたのにw。
あの爺さんたちはどうしているのでしょうね。

私は20代の後半から40代の半ばまで「社長」でした。
サラリーマン時代はバリバリのヒラでしたから、
自分の社員たちにどう振舞っていいかよく分からず・・
実のところ、部活や体育会経験もありません。

新社会人の頃、たまさかはメジャーな大学スポーツで
花形選手だった方が上司でした。彼は20年後
「僕は君の上司だと思ったことはなかったけどね」
なーんておっしゃっていました。どういう意味?
彼はすごくダンディで尊敬できる方でした。

私のような軟派ではみ出し者の面倒をよく見てくれたと
かなり感謝しています。彼は団塊の世代でしたね。
よく「学校周り」と称して二人で淡路島へ出かけて
サボっていました。いい時代だったなあ・・

24歳で上京して東京の三流広告代理店に
潜り込んだ時、私の指導係になってくれたのは
当時34歳のベテランコピーライター。
彼のおかげで、私はのびのび仕事ができました。
まあ、この方も私の人生の恩人ですね。

私は彼のことを「お師匠」と呼んでいました。
彼はよく「君にコピーを教えたことはないけど」と
のたまわれていましたね。確かに、その通りです。
でも、彼は紛れもなく私の師匠でしたね。
彼と同じ部署にいたのは2年弱だったと思います。

その20年後、地方の支社にいたお師匠から電話がありました。
「どうやら僕もリストに入っているみたいなんだよ」
その会社、業績不振で盛んにリストラをしていました。
「そうですか・・・分かりました。いろいろやってみます」

つてを頼ってお師匠の転職先を決めました。
彼はそこでわりあい大事にされて10年ほど。
数年前に病気で亡くなりました。合掌。
淡路島の「上司」は最近FBでお見掛けしません。
どうなさっているのか、ちょっと心配ですね。

若いころから生意気で、優しい上司や先輩に恵まれました。
今の私があるのは、彼らのおかげだと思っています。
かといって、「後進を育てる」なんて考えません。
人は自分で何とかするもの。誰かが育ててくれるものでは
ないというのが私の基本的な信条です。

だからかどうか「こうすればあなたは伸びる」的な
ノウハウ伝授はみーんなインチキに見えてしまいます。
まあ、多分そうなのだと思います。ネットをみると
そんなことをやっている人って、多いですけどね。

本日の動画 ↓

2023年9月2日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:9月2日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(7月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2023/7/4 22:55 Comments (0)

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