ペアローン購入の危うい未来

都心エリアのマンション価格が高騰したひとつの理由に
ペアローンの普及、ということが挙げられます。
ご夫婦の収入を合わせてローンを組むのです。
私に言わせれば、何ともバカなやり方ですね。

3組に1組が離婚しているのが我が国の結婚です。
ペアローンで購入したマンションで離婚が発生すると
その処理がかなり複雑になります。まあ、大変。
不動産屋さんが嫌がるケースのひとつです。

さらに言えば、ペアローンの普及はマンションデベを
つけ上がらせました。つまり「高くても売れる」と。
新築マンションの価格というのは「売れる」
ところまでしか上昇しない仕組みになっています。

だから、都心のピカピカエリアは青天井に上がっています。
坪単価が1000万円を超えても買う人がいるからです。
ところが郊外になると、坪単価300万円がほぼ上限。
それ以上になると、買い手がいなくなります。
だから郊外エリアの新築マンションは都心ほど値上がりせず。
その理由は、高く売り出しても「売れない」から。

今の都心の新築マンション高騰をサポートしたのは、
ある意味で高くなった物件を「買ってきた」人々。
彼らが買わなければ、ここまでは上がらなかったでしょう。
逆に買う人がいなくなれば、そこで価格高騰は止まります。

その「買ってきた」人々の一部がペアローン組です。
しかし、すでに都心では彼らの買える上限を超えました。
今は湾岸や武蔵小杉あたりの中古がペアローン組が
何とか買える価格ではないですか。新築は・・

そのせいか、最近は市場の動きが鈍くなっていますね。
新築も中古もエンドさんの動きが弱い感じがします。
また、価格交渉もきつくなっています。
この先どうなるのか、不安がよぎる毎日です。

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この相談会を開催して約8年。
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不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:10月28日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(9月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2023/9/5 17:31 Comments (0)

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