第三四半期のGDPが年率換算で2.1%のマイナス。
まあ、予想されていたことではありますが、
「やっぱり」という残念感は漂っていますね。
中でも、個人消費の弱さは際立っています。
そんな中で、東京のマンションはなぜか
それなりに売れているから不思議です。
高くても買っている人がいる、というのが現実。
景気は良くないし給料も上がらないのに、
なぜかマンションはそれなりに売れるのです。
現代社会は、少なからず幻想で成り立っています。
一番強烈な幻想は「貨幣」です。
1万円札は、みんながあの紙切れに1万円分の
価値がある、と信じているから1万円なのです。
みんなが信じなくなったら、紙切れですね。
1万円札はめったに紙切れにはなりません。
しかし、株券は種類によっては紙切れになります。
栃木に足利銀行というのがあります。
一度整理されて、再生しました。
経営不振になって整理される直前に、
地元の企業に「出資」を依頼して回ったと言います。
つまり、「足利銀行の株主になってください」。
それで億以上の金額を出資した地元の
中小企業もあったとか。それで足利銀行の
株主になったけど、その後でパリン。
その株はどうなったかって・・紙くずですよ。
貨幣や株式などの金融資産は、人々がその
「価値がある」と思う幻想に支えられています。
これに対して、不動産は現物があります。
つまり、目に見えて触れて、使えるモノ。
そのモノが生み出す価値に基づいて、
その不動産自体が持つ価値を図るのがまっとうな評価。
しかし、世の中がおかしくなるとそうはなりません。
「幻想」に基づいた価格で取引されたりしますね。
今の東京都心のマンション価格なんて幻想そのもの。
ちょっとありえないレベルになっています。
まあ、いつかは是正されるでしょう。
その時が時々刻々と迫っているのを感じます。
本日の動画 ↓
この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
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そして、最善の売却プランをご提案します。
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会場はいつものところです。
開催日時:12月2日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(10月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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