一期は夢ぞ、ただ狂え・・と言ったのは出雲阿国だとか。
私は狂うほどの度胸もないので、平凡な日々を生きてきました。
22歳の時に就職活動に失敗。松下政経塾に入れませんでした。
その後はもう、ただ何となく、その場その場を生きてきました。
気が付けば還暦を過ぎて、「終わり」もみえてきた始末。
もう、狂う時間さえ残されていませんね(笑)。
私はなぜか24歳の時に新築マンションの広告制作に
携わることになって以来40年近くも、その関連の世界で
生きることになってしまいました。私個人にとってみて、
マンションなんぞにはほとんど関心がありません。
ただ、長年携わってきただけに、少し詳しいだけです。
というか、私は世の中のフィジカルなことにはほとんど
関心がありません。ただただ、毎日美味しいビールが飲みたい、
とは思います。そこだけは何ともフィジカルです。
それ以外のこと‥例えば車とかにも興味ありません。
着るものにも頓着しません。すべてどーでもええことです。
物象にこだわらない、ということは何かと好都合です。
つまり、フィジカル面での呪縛から自由になれます。
ピカピカの車に乗りたいとは思わないし、見栄えのいい
マンションに住みたい、なんてこともありません。
「寝て一畳、起きて半畳」あれば十分で、
雨風を凌ぎ、暑さ寒さをある程度緩和してくれればOk。
ただ、私のような人間は世の中ではかなりの少数派ですね。
多くの人はピカピカのマンションに住みたがるし、
見栄えのいい車を転がしたがります。何がいいのでしょう。
きれいな服を着て、いい時計を嵌めて、最新式の
スマホを持ち歩きたがります。よーわからん世界ですね。
お釈迦さまは人間には108の煩悩があると説きました。
実際にそんなにたくさんはないと思いますが、物欲はそのひとつ。
煩悩なんて、なるべく捨ててしまったほうがラクです。
お釈迦さまは、その全部を捨てられたので「解脱」しました。
ただ、生身の人間である我々はそんなわけにはいきません。
少なくとも食欲は捨てられませんね。死んじゃいますから。
名誉欲と権力欲なんてのは、カンタンに捨てられるはず。
特に、私くらいになると「あきらめ」ればいいだけ(笑)。
近頃脚光を浴びる煩悩の一つが「承認欲求」ですね。
これはちょっと厄介です。本人に自覚がない場合も多いよう。
もともと「目立ちたがり」みたいに言われてきましたね。
大人になると、だいたいは潜行してしまいます。
でも、決してなくならないのが承認欲求です。
これをこじらせた大人が屯するのがSNSではないですか。
「いいね」や「フォロワー」の数なんかにこだわるのは、
典型的な承認欲求の願望ではないかと思います。
ああいうの、基本的にしょーもないですね。
私は小さいころから目立つのが大嫌いでした。
だから、自分から人前に出るようなことは一切なし。
ただし、自然に目立つ子だったみたいで、
まわりの認知度は高かったみたいですね。
小学校の時の同窓会なんかに出ると、
こっちが忘れている人が私のまわりに群がります。
長じても、なるべく目立たないようにしているつもりが、
業界内ではかなりの有名人であったようです。
こちらが知らない人からよく声を掛けられました。
それでも、なるべく目立たないようにしていたつもり。
ところが「榊淳司」を始めると、様相が一変します。
こういう仕事は目立ってなんぼです。仕方ありません。
だからテレビやラジオに呼ばれると、ホイホイと
顔を出して、それらしいことをほざきます。
コメントの依頼があれば快く応じ、原稿を書けと
言われれば「はい、喜んで」という具合です。
それでもまあ、自分では慎ましくしているつもり。
バラエティ番組に呼ばれても、発言は控えめにw。
そうこうしてうちに還暦を超えてしまいました。
あとは「どこまでやるか」という感じですね。
まあ、身体が動くうちは続けますが。
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ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
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ちなみに、前回(12月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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