この世の中がどう転ぶかなんて、誰にも分かりません。
年末年始は誰もが未来予測を出しますね。
様々な方がなさった不動産関連も含めた経済面での予測で、
ピタリと当てたケースなんて、ほとんどないですね。
よく当てる、と言われた似鳥社長の予測も最近では・・
私も数々の予測めいたことを表明してきましたが、
ほとんどその通りにはなっていません。
私の場合、不動産やマンション関連の予測が
多いのですが、基本はマクロ経済の動向に
大きく左右される分野です。つまり経済予測に近い分野。
「経済学」なんて学問分野が成立したのは
たかだかこの200年くらいのことです。
それで今まで「確立された経済理論」は皆無。
ノーベル経済学賞なんてのもありますが、
それを受賞した学者先生でさえ、未来予測は無理。
つまりは、未来のことなんて誰も正確に分かりません。
ただアレコレと予想をしてみるのは楽しいことです。
私はそれで1冊の本まで書いてしまいました。
いや、2冊だったからしら。アハハハ。
私はマンションや不動産に関連してモノを言うのが生業。
当然、「このマンションは値上がりしますか」的な
ご質問をお受けすることも多いですね。
まあ、そういった時にはそれなりにお答えします。
分かることと分からないことがあります。
一番わかりにくいのは、今の都心や湾岸のように
市場の動きが既存の経済学の理屈で説明できない
ような場合ですね。少なくとも「住む」という
本来の需要では買われていないのが都心や湾岸。
言ってみれば「投機」ですね。この元は人間の心理。
これはいちばん厄介なところです。今の経済学が
理論を確立できない原因も、そこにあります。
人間の心の動きを正確に読むことは、経済学だけでなく
既存のあらゆるアカデミックな知見を動員しても不可能。
つまり、市場の未来なんて今の学問水準では
なーんも予測できない、ということです。
ありていに言ってしまえば、ノーベル賞学者であっても、
私らのような市井の一般人であっても、あるいは
水晶玉を覗いている妖しいオバサンであっても、
未来のことは「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
というのが実際のところ。未来のことはよー分からん。
それはつまるところの真実なんですよ。
私も未来のことを語るのは大好きです。
少しは当たっていることもあると思います。
そんなことを自分で確かめたこともありません。
ただ「そんなことを言っていたかもね」という感覚。
ニュースメディアなどを見ていると、
「これは私の言ったとおりになりました」と
自画自賛しているケースをたまにお見かけします。
「すごいやん」と思います。かといって、
そのご仁の次の予想が当たるなんて思いません。
要は「たまたま運よく予想が当たった」だけでは
ないかいな、と私は思ってしまうのです。
さて、今年はこの後どんな展開になるのでしょうか?
本日の動画 ↓
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当日土曜日の13時から17時まで、
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とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(12月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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