日本もそろそろ変わりそうな予感

新築マンションの供給が細っています。
昨年は首都圏で2万7千戸弱。バブル崩壊で
市場がフリーズしていた1992年以来だとか。
覚えていますよ、あの頃は本当に少なかった。

あれはまだ「紙の時代」でしたね。
企業の入社案内なんかを盛んに作りました。
マンション以外の仕事が多かったような。
まあ、懐かしい時代です。20代の終わりころ。

今後、よほどのことがない限り新築マンションの
供給が増えることはなさそうですね。
なぜなら、作っても売れないから。
買う人が少なくなっているのと、価格が高すぎ。

特に東京の都心は理解不能な水準まで
価格が上がってしまいました。
これはとても危険なレベルだと思います。
何かのキッカケで大崩れするマグマが
今の市場には溜まっているのです。

最初に怪しくなるのは東京の湾岸エリアで
ある可能性が高いのではないでしょうか。
特に、晴海・勝どきあたりの中古マンション‥
ちょっとタワマンを作りすぎたエリアですね。
今年もまた、数千戸の引き渡しがあります。

都心のバカ高エリアもやや心配。
派手なタワマンには中国人の需要が向かいます。
ところが、地味な小規模マンションも
ここ数年で高くなり過ぎた感じがします。
かなり実力不相応ですね。つまり、高すぎ。

前回も書きましたが、今年はかなり危うそうです。
本当に「最後の売り時」になるかもしれません。
いろいろな意味で「売りのシグナル」が見えます。
まあ、ないかもしれんませんが4月に利上げあるかも。

お隣の韓国では大企業の倒産ラッシュもありそう。
中国では金融不安からの社会騒擾が起こりそう。
アメリカの金融機関の破綻もあり得ますね。
ウクライナ戦争の終結で原油価格の暴落。

まあ、何があるかは分かりませんが、
今年はきっと何かがありそうな予感がしますね。
それは、何も起こらないに越したことはありません。
何も起こらなければ、今年のマンション市場は
「高値安定」が継続するでしょうね。
何かが起これば‥局地バブル崩壊の第一歩でしょう。

今年は都心エリアを中心にマンション価格が上がり始めて
12年目を迎える年です。ひとつのサイクルですね。
この12年で世界は大きく変動しました。
日本はあまり変わらず。不思議なくらい変わっていません。

都心のマンション価格だけが高くなった感じです。
さて、これからどうなるのでしょうね。
ひとつ言えることは、日本もそのうち変わります。
自民党が下野するとは思えませんが、
その他の面が変わりそうな気がします。
何が起こるのか、ちょっと楽しみです。

本日の動画 ↓

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2024/1/27 18:16 Comments (0)

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