晴海フラッグは不幸を生み出す街か?

マンション、というのは究極的な物欲の対象ですね。
そのひとつ手前が車ではないかと思います。
だから、マンションを買うのが大好きな人は、
だいたい車にも興味があるように思います。

私・・・どちらにもまったく欲望を感じません。
先日会った不動産業界の人に「榊さんはゼロメートル地帯に
住んでいるのだから、同じゼロメートルの湾岸タワマンを
買って住んでみたらどうです」なんて言われました。

どうしてそんなめんどくさいことをしなければいけないのか。
私が住んでいるゼロメートル地帯はもう70年以上、
一度も水害に遭ったことがありません。しかし、
江東区の湾岸埋立地は明治の頃は海だったところです。

東京湾に2メートルの津波が来ただけでEVが止まります。
好きでもないタワマンに・・しかも湾岸埋立地に
わざわざ住む理由なんて、なーんも感じません。
東京の素晴らしい夜景を見たいのなら、
後楽園のホテルにでも泊まりますよ。それで十分。

物欲、というモノには限りがありません。
ひとつ手に入れると、また次が欲しくなります。そして、
次から次、限りがなくなります。最後はどうなるのか‥
物欲の地獄を彷徨うことになるのではないですか。

2500年ほど前の仏陀は、その煩悩に悩みました。
私・・・仏陀ほど修業はしていませんが、物欲からは
解放されました。菩提樹の下で瞑想したりはしません。
でも、タワマンもレクサスも、欲しいとは思いません。
これっぽっちも、といっても大げさではないかな。

欲望に狂うと、見えるものも見えなくなってしまいます。
あのしょーもない晴海フラッグも「いいマンション」に
なってしまうのでしょうね。私にはまったく理解不能。
何年か経てば、化けの皮が剥がれるのは必定です。

数年前から起こったEVブームが私には不思議でならなかった。
スペック的にはガソリン車に明らかに劣るEVがブーム。
「CO2を出さない」と言っても、電気を作る過程で
二酸化炭素を出しているのは紛れもない事実でしょ。
特に日本やドイツは原発を実質止めてしまいましたから。

それが今になって、EVへの逆風が吹きまくていますね。
人間というのは、おバカな生き物ではないでしょうか。
日本人も、いずれは晴海フラッグがアカンと気づくはず。
その後に起る悲劇に、私は少なくとも責任のひとかけらも
ないことを今から主張しておきましょう。

あんなマンションをペアローンで購入した人は
いったいどうなるのでしょうね。統計的にみて、
日本では3組に1組以上が離婚しています。
晴海フラッグ実需組は8割以上ペアローンでしょ。
あそこは「不幸を生む街」になりませんか?

今、日本以外の主要国の不動産ははっきりと下落し始めました。
日本はこういう世界のトレンドから、いつも遅れます。
でも、必ず日本もそのトレンドに巻き込まれます。
早ければ、年内にも変化が見えてくると思いますよ。

早稲田大学EC 講師:榊淳司
激動する金融情勢の中、マンションをどう選び、いかに売るか
5月25日(土) 13:10~18:10

本日の動画 ↓

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開催日時:4月20日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(3月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2024/3/23 23:43 Comments (0)

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