東京都中央区豊海というところで建設工事が
進んでいた「ザ豊海タワー」という2棟のタワマンで
施工不良が見つかったようで、とりあえず販売休止に。
マンション業界ではちょっとした騒ぎになっています。
まあ、施工段階の初期で見つかっているので、
何年かしたら忘れられるのではないでしょうか。
実のところ、こういうケースはまだ売主が良心的。
マンションの施工精度なんて、専門家でも見抜けません。
なんせ、出来てしまえば外からは分かりませんから。
だから、隠れた施工不良なんていっぱいありそうです。
タワマンの場合、施工不良のまま完成して引き渡された
物件が、地震でポッキリと折れてしまうことだってあり得ます。
怖い話をしましょうか。ふふふふふ。
その昔、「免震ゴム」の性能偽装事件というのがありました。
タワマンというのは建物の中に地震の揺れを吸収する
「免震ゴム」というものを用いるケースがります。
それが、あるメーカーの免震ゴムは国土交通省の
性能基準を満たしていない、
ということが発覚した事件があったのです。
ところが、こういう場合の国交省の対応はいつも同じ。
「性能基準は満たしていないが、すぐに危険ということはない」
つまり、騒ぎが大きくならないように「火消し」に徹します。
コンクリートの強度が性能基準に達していない、
ということが発覚した時も同じでした。
だったら、そんな「性能基準」は作るな、といいたい。
その「免震ゴム」事件は、「基準を満たした他社製品と交換」
ということで騒ぎの収拾が図られたと記憶しています。
まあ、技術的にそれは可能だということだったのですが・・
ところがところが、数年後にちょっとした出来事が起りました。
九州の某所にある賃貸タワマンで「取り壊すから
賃借人は退去を」という通知が各住戸に配られました。
そのタワマンにも実は性能基準を満たさない免震ゴムが
使われていたのです。だったら交換すればいいじゃん!
普通に考えればそうなりますよね。
ところが、その賃貸マンションはオーナーチェンジがあって、
新しいオーナーは、その性能未達「免震ゴム」を作った
大手のタイヤメーカーだったのですよ。ハハハハ。
なぜ、自社で購入してまで取り壊すのでしょうね???
そのタワマン、大きな地震がやってきたら‥ポキッ。
なーんてことにならなければいいですね。
これはマンション業界の「コワーい話」の一例。
施工不良かどうかは、東京に震度7の地震が
やってきたときに分かりますよ。乞うご期待。
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ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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