「囲い込み」は明文規定で禁止すべし

今日は某メディアの方々と知り合いの仲介会社の
社長さんと会食していました。美味しい中華。
話題はいろいろありましたが、最後は「囲い込み」。
これを何とかやめさせるために何かを仕掛けよう、
という感じで話が盛り上がったのですが・・

実は私、法制度が変わらないと「囲い込み」は
無くならないと思っています。現状、宅建業法では
「囲い込み」は禁止されていません。法に触れるとしたら
民法における「信義則違反」でしょうか。
実は、これだとちょっと弱いのですよ。

だから宅建業法を改正して「囲い込み」行為を
明確に禁止しない限り、無くなりませんね。
私はこういうことに関して「理想」よりも「現実」を
見てしまうタイプなので、いささか乗れませんでした。

不動産業界には、様々な悪弊があります。蔓延っています。
今日も話が出ていましたが、客が情弱だと知ったら
とことんまで毟り取ろうとするのが、この業界。
親でも親戚でもカモはカモ。容赦しませんからねw。

不動産業界は、基本「性悪説」で成り立っています。
業者間の取引では「騙された方が悪い」が、当たり前。
だから「決まった面子としか取引しない」という業者が
珍しくはありません。危なくて仕方がないのです。

私は業者ではありませんが、業界を垣間見ます。
危なそうなオッサンたちがいっぱいいますね。
見るからにあまりお付き合いをしたくない方々です。
ただ、「正直」な業者さんも少なくはありません。

エンドさんたちが「正直」さんと出会う確率は
率直に申し上げて1割から2割くらいだと思いますが。
大手の看板を掲げているところでも、それは同じ。
今日「どこの業者が一番悪いですか?」という
話題になって、私とその社長があげた会社は同じ。
誰もが知っている、財閥系大手も大手の仲介会社。

まあ、しかし‥この業界は変わりませんね、いつまでも。
変わるとすれば、法改正です。それとレインズ一般開放。
どうでもいいホームインスペクターなんてのを
宅建業法に盛り込むよりも「囲い込み禁止」を
法制度化すれば、今の業界風景はうんと変わっていました。

早稲田大学EC 講師:榊淳司
激動する金融情勢の中、マンションをどう選び、いかに売るか
5月25日(土) 13:10~18:10

本日の動画 ↓

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2024/4/23 22:48 Comments (0)

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