習近平は共産朝最後の皇帝かも

まだ小学生のころ、テレビで「決断」というアニメをやってました。
第二次世界大戦で日本軍の指揮官がどう「決断」したか、がテーマ。
うまくいったこともあれば、間違ったこともありました。
戦争という極限状態の中で、決断を誤れば人が多く死にます。

日本は結局戦争に負けてしまいましたが、多くの指揮官は
勇気をもって「決断」を下したのではないですか。
まあ、優柔不断なばかりに決断できなかった指揮官もいました。
日本側ではなく、アメリカ側の優柔不断の代表は、
他でもないダグラス・マッカーサーでしたが。

今の日本、決断を下せる指導者はいませんね。
総理大臣の岸田君に、日銀総裁の植田君。
共に得意芸は決断の「先延ばし」です。情けない話です。
そのせいで、岸田君は「不名誉退陣」になりそうです。
植田君は、「日本を不況に陥れた張本人」になりますね。

海の向こうではバイデン君ですね。ウクライナ戦争を
招いたのは、他ならぬバイデン君の優柔不断です。
あの爺さんが「ウクライナに米軍は送らない」なんて、
余計なことを言わなければ、こうはならなかった。

指揮官や指導者というものは、決断するのが仕事。
先延ばしすることなら、サルでもできますよ。
特に最近の日本にはやわな男が多くなったような気がします。
平気で嘘をつく人が多くなったことと相関関係があるのか。

人間は責任の重圧に弱いものです。重責を担える自信がなければ
高い地位を望むべきではありません。であるのに、バイデン君と
岸田君は己の胆力では耐えられない地位に就いてしまいました。
植田君はOBでさえ尻込みした日銀総裁にホイホイと就任。
今ごろは後悔しているかもしれませんけど、もう遅い。

責任ある立場に就くと、目先をごまかすウソは通じません。
だから、取り合えず「先延ばし」というごまかしに走ります。
高い地位に就くということは、間違えば火達磨になる覚悟も
必要である、ということ。ハイリスク、ハイリターンです。
それが嫌なら「ナンバー2」に甘んじればいいのです。

今、世界の指導者を見渡して、その地位にふさわしい胆力と
知力を備えた人物はどれほどいるでしょう。一人もいません。
みーんな小物ばかり。目先のことしか見えていませんね。
こういう時、世界は大いに乱れるのですよ。

2018年は歴史の転換点でした。米中対立の始まりです。
アメリカの副大統領であったペンス氏の演説は、のちの世で
「米中対立の原点」になりそうです。かつて米ソ冷戦を
予言したジョージ・ケナンの「X論文」に匹敵するかも。

習近平は中国共産朝の最後の「皇帝」になるかもしれません。
あの国は、とどめようもない衰退の軌跡を走っています。
まあ、多くの人はそのことに気づいていないと思いますが。

早稲田大学EC 講師:榊淳司
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2024/4/26 23:50 Comments (0)

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