まもなく地獄がやってくる

リーマンショックの時、私は46歳でした。
私は小さな会社を経営していましたが、立ち行かなく
なりそうな気配が濃厚に漂っていました。
先手を打って、社員全員を解雇。一人になりました。

翌年、マンション業界には暴風雨が吹きました。
私と同年代の広告代理店の営業や制作の方々は、
次々に会社をリストラされました。すごかった‥
私の借りた小さな事務所には毎週何人かの
人がやってきました。「どこかいいとこありませんか?」

知らんがな、の世界です。私は彼らから見ると
かなり「顔が広い」と思われていたのです。
実際、ヘッドハンティングの真似事みたいなことも
随分とやっていました。まあ、趣味みたいなもの。

しかし、あの時は異常でしたね。アラフィフのオッサンを
採用しようなんて会社は、ひとつもありませんでした。
結局、私は何もできませんでした。幸いなことに、
景気は徐々に回復したので、みな何とかなった感じ。
しかし、アラフィフの就職活動は大変です。

私の見立てが間違ってなければ、間もなく世界は
リーマンショック2.0の暴風雨を再び味わいそうです。
アメリカあたりの大きな金融機関かもしくはファンドが
ぶっ飛びそうな気配が漂っています。
いわゆる「ブラックスワン」ですね。間もなく。

そうなったときに、どうなるのか。今回の方が
前回よりも悲惨な状況になりそうな気がします。
というのは、日本の場合はここ11年ほど不動産の
局地バブルが膨らみに膨らみました。

その間、多くの人は「マンション価格は上がり続ける」
なんてのたまうネット上のあおりを受けて高いマンションを
買いまくってきました。「やめろ」と言っているのに
ペアローンまで組んで湾岸タワマンを買った人多数。

ただでさえ、日本では3組に1組が離婚をするわけです。
そこに来て、マンション価格が下がり始めれば悲惨です。
離婚しようにも財産分与で躓いて、出来なくなります。
まあ、そんなことも自己責任の範囲内ですが。

前回のリーマンショック時にはマンションの価格が
さほど吹き上がっていませんでした。だから、
悲惨な状況はあまり目立ちませんでしたね。
でも、今回は違います。バブル、膨らみすぎています。
これが下がりだしたら、かなり悲惨でしょう。

しかも、この国には下げる金利がありません。
黒田のオッサンが片意地を張って異次元緩和を続け
根性なしの植田の爺さんが、それをやめられず。
今度こそ、この国は地獄を見るかもしれません。

早稲田大学EC 講師:榊淳司
激動する金融情勢の中、マンションをどう選び、いかに売るか
5月25日(土) 13:10~18:10

本日の動画 ↓

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ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2024/4/29 22:54 Comments (0)

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