その昔「国家の品格」という新書がベストセラーになりました。
私も読みましたが、何が書いてあったのかは失念。
確か、藤原正彦さんの著作でした。彼はその後、
同系統の本を何冊もお書きになりましたね。一部、読みました。
「上品さ」というものは、後付けでは身に付きません。
その大半は持って生まれたものです。あとは育ち。
そして、大人になってからは心構えでしょうか。
これは人間の場合ですが、国家もそうですね。
先日、中国の大使がおかしなことを言いましたね。
「日本人を火の中に連れていく」なんとも品のない表現。
どういうわけか、ロシアや中国や朝鮮半島の国々では、
地位の高い人が「品格」のない発言をなさいますね。
まあ、国の成り立ちや心がけが卑しいのでしょう。
人間でいえば「人品骨柄」というやつでしょうか。
国と国との付き合いは「外交」と呼んでいますね。
外交官は、母国を代表して他国と交際する職業のお方。
今のような外交が始まった原点はウィーン会議です。
ナポレオン後のヨーロッパの秩序を話し合う会議。
あの「会議は踊る」と呼ばれた国際会議です。
外交における用語は、なぜかフランス語になっています。
あのウィーン会議が原点だからでしょうか。
ウィーンで使われている地元の言葉はドイツ語ですが。
まあ、あの当時の世界の文化の中心はパリでしたから。
さて、その後1853年にアメリカのペリーが浦賀に
やってきたとき、幕府の特使は小舟で乗りつけて
ペリー提督がいる旗艦に乗船しました。
さて、彼は何語で何といったでしょうか?
答えはフランス語で「私はフランス語が話せる」だとか。
このことを教えてくれたのは、某大新聞の記者さん。
彼は日本の「英語史」を研究しているのだそうな。ただ
あの時、日本にフランス語を話せる侍がいたとはビックリ。
その10年後くらいに福沢諭吉が開港した横浜を歩くと、
看板がちっとも読めなくて面喰った話は有名ですね。
「福翁自伝」に出ているエピソードです。
話は逸れますが、この本はかなり面白いですよ。岩波文庫。
諭吉はその後英語を学び、不自由なく使えるようになります。
オランダ語というベースがあったので、ラクだったとか。
まあそれはいいのですが、日本人はその頃から
懸命にヨーロッパ風の外交を学びます。
日本には礼儀を重んじるサムライの伝統がありました。
ですので、ヨーロッパ風の「品」を身に付けるのは容易。
瞬く間に日本人の品格の高さは西洋社会で認められました。
それに比べると、他の東アジア諸国の品格はイマイチですね。
特にお隣の半島に対する西洋人の評価は最低でしょうか。
見た目に薄汚く、すぐにウソをつく。人を騙して喜ぶ。
庶民の暮らしは不衛生極まりなく、街には悪臭が漂う。
一部の貴族は威張り散らし、庶民を不用意にあやめる‥
150年ほど前の西洋人の旅行記を読むと、そんなことが
るると書いてあります。まあ、なんとも残念ですが。
「衣食足って礼節を知る」なんて言い方をしますね。
お隣もその向こうの大国も、今や衣食は足りたはず。
まあ、お隣の北にあるあの「地上の楽園」は別ですが。
彼らもそろそろ「品格」を磨く努力をすべきだと思いますよ。
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ちなみに、前回(3月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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