なんだか最近、またメディアから取材を受けることが
多くなりました。不動産やマンションに関する話題が
世間の関心を引くようになっているのでしょう。
物件名ではやはり晴海フラッグや三田ガーデンヒルズ、
麻布台ヒルズなどが多くなってきた感じですね。
世界的に、不動産価格は下落傾向です。主要国で
下っていないのは日本とシンガポールだけですね。
アメリカやドイツはひどいものです。もちろん中国も。
お隣さんは最近、やや落ち着き気味のご様子。
日本のマンションも、郊外エリアの中古は下がり気味です。
まあ、仕方がありません。みなさんの所得が実質減少。
なのにマンションの価格だけが上がるのはおかしなもの。
都心のわけのわからないお金持ちたちは別にして、
郊外は完全な実需エリアですからね。
湾岸エリアはかなり微妙になってきましたね。
ここ数年、ネット上には否定的な言説が多くなっています。
特にタワマンにはアゲンストの風が強まりました。
私はあまり言っていませんよ。私以外が殆どです。
今月31日には日銀の利上げ発表がありそうな気配です。
日銀総裁の植田氏は、かなりのビビリ屋だと思われます。
ですから、仮に31日に利上げをするのなら、
その2週間前あたりからリークを始めるはずです。
タイミングとしては来週の連休明けでしょうか。
彼は決してサプライズをしないタイプです。
ですから来週の半ばには利上げが分かるはずです。
ウワサでは0.25%だとか。大したことはありません。
ただ、心理的な効果は大きいかもしれません。
住宅ローンの変動金利は来月あたりから上がりそうです。
まあ、大したことありません。上がっても0.3%くらい。
1億円借りる人は年に30万円。月々2.5万円。
5000万円のローン残高がある人は月々1万円ちょい。
それでも、約10年も最低ラインを維持してきたわけですから
心理的なショックはそれなりにあると思いますよ。
新築も中古も、マンション市場はフリーズします。
問題はその後の展開ですよ。フリーズしたまま
1年も経過すれば、下落に向かうのは必定。
さらにその後、大きな下落が待っているかもしれません。
マンション市場は、本来なら五輪後の2021年から
下落に転じてもおかしくありませんでした。
想定外だったのはコロナですね。五輪は1年延期。
政府は緊急に真水を100兆円、事業規模100兆円で
合わせて200兆円規模の経済対策を実施しました。
その200兆円は、消費や投資に回らず大半が不動産市場に
吸い込まれたように思えます。土地と中古住宅。
この2つのカテゴリーはGDPに寄与しません。
だから2020年から22年のGDPに、この200兆円は
何の影響も与えませんでした。つまり、不動産市場は
まったく想定外のコロナバブルに見舞われたのです。
そして、それもそろそろ清算の時期を迎えそうです。
主要国の不動産市場は大きく下落に転じています。
日本も金利の引き上がをキッカケに、その潮流に
飲まれていくような気がします。かなり遅めですが。
本日の動画 ↓
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開催日時:8月24日(土)13時~16時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から16時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(6月)は少し待ち時間が発生。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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