日本の相続税は基本「ヘン」

毎日毎日、ユーチューブで喋るネタ探しのために
あっちこっちのメディアでニュース記事を渉猟。
今日の記事で引っかかったのは上皇陛下が
昭和帝の財産を引き継ぐのに4億円ちょいの
相続税を払った、という記事と、イギリスの
ヘンリー王子がエリザベス皇太后から35億円
相当の資産を相続したというお話。ビックら・・

日本には当たり前のような顔をして「相続税」と
言うものがありますね。これって基本、おかしな話。
親やその親などの祖先が所得税を払いながら
築いた資産を引き継ぐのに、また税金をとられる・・
これは完全な「二重課税」ではないですか。

実は日本の相続税は1904年に起こった日露戦争の
戦費を調達するために臨時で設けられた制度です。
120年たった今も、その「臨時」が続いています。
まあ、役人どもの考えるいかにもずるそうな策略。

世界には相続税のない国がいくつでもありますよ。
イギリスやシンガポールなどです。
だから、イギリスには今でも「貴族」がいます。
日本にも旧華族はいますが、みなが富裕層という
ワケでもありません。中には庶民クラスも多数。

あの汚辱にまみれた東京湾岸五輪では逮捕者が
何人も出ましたが、もう少しで旧宮家出身の
ご仁が逮捕されるところでした。彼は五輪関係で
お金を引っ張れないと生計に困ったはずとか。

日本には相続税という化け物があるおかげで
「お金持ちは三代まで」と言われています。
10年くらい前に、課税方式も強化されて
ほぼ一般庶民でも相続税の課税対象になりました。

例えば、東京23区内に普通のマンションを所有している
お方が亡くなると、ほぼ課税対象となります。
それって、おかしくないですか。都心のマンション価格が
バカに高騰したのも、ひとつは相続税が理由です。

このおバカな制度はいち早く廃止すべきでしょうね。
廃止すれば、税務署の仕事が大幅に減るはず。
さらに、マンション価格が下落します。
富裕層の富が海外に流出するのも防げます。

今、自民党の総裁選が宴たけなわですが、
誰か相続税の廃止を掲げればいいのに。
そうすれば、富裕層はこぞってその候補者を応援。
ただし、財務省はつぶしにかかるでしょうけど。

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2024/9/17 12:55 Comments (0)

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