不思議な日本の好景気

資産価値レポートの更新をしていると、
嫌でも23区内のマンション価格高騰を
思い知らされてしまいます。いったい何なのか。
最早23区内は普通のサラリーマンでは買えません。
借りて住むことはできますけどね。

私は毎日のように日本の景気のことを考えています。
1年前の予想では、今頃不景気だったはず。
しかし、今の日本の景気は悪くありません。
むしろ、「平穏」か「やや好調」くらいのレベル。

日本がなぜ不景気になるのかと考えた理由は、中国。
あの国は今、絶不況と言っていい状態です。
それこそ、共産党独裁体制が崩壊するほどの不景気。
その影響を日本も受けるだろうと思っていたら・・
わりあいそうでもないのですね。ちょっとびっくり。

日本の企業は思ったほど中国に依存していなかった。
まあ、カンタンに言ってしまえばそういうことになります。
中国や韓国は日本がなければ困りますが、
その反対はない、ということになりますね。
前から言われていたことですが、よく分かりました。

ただ、この日本の微温的な景気はいつまで続くのか?
日本経済は構造的に個人消費が主体です。
ただし、資源のない国なのである程度の外貨(ドル)を
稼ぐ必要があります。昔は工業製品を輸出していました。
今は知的なパテントや投資からドルを得ている模様。
工業製品の輸出は主体ではなくなっているようです。

こんな日本が不況になるのはちょっと困難かも・・
もっとも世界経済の中心であるアメリカ次第という
ところもあるような気がします。そのアメリカの景気も
あまり悪くはありません。なぜだか分かりませんけど。

ただ日本は「巨額の財政赤字」という爆弾を抱えています。
累積額が軽く1200兆円を超えました。返せる額でなし。
財務省のアホどもは、これを緊縮財政や増税で
何とかしようと考えているようです。偏差値秀才の限界。

まあ、それはちょっと置いておきましょう。
この国の経済はやはり「外敵」に弱い気がしています。
中国経済はパリンと壊れていますが、あまり影響なし。
韓国経済も、まもなくパリンパリンとなってしまいます。

アメリカ経済は‥これが中々しぶといですね。
やはり資源国の強さでしょうか。へこたれません。
ただ、そろそろ大きな「事件」が起きてもいいはずです。
いわゆるブラックスワンですね。あれだけ金融をかく乱。
今は利下げに転じましたが、過去3年の引き締めは凄かった。

おかげで日本の農林中金が1兆5千億円の赤字を計上する事態に。
本当はもっとあるんじゃない・・と私は思っています。
他にも間抜けな地方銀行がいくつか飛んでもいいはず。
未だにそういうのが出てこないところが不思議です。

日本の景気が悪くなれば、不動産価格は下がります。
しかし、そうなる気配は今のところなし。
この国の景気は危ういところで何とか維持されています。
私から見るとかなり不可思議な現象ですけれど。

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2024/10/7 13:33 Comments (0)

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