どうやら、マンション市場はピークアウトですね。
「やっと」という感じ。さすがに、異常すぎました。
ただ、この先大きく下がる、という感じではありません。
もしそうなるとするなら「材料」が必要です。
例えば「リーマンブラザーズの倒産」みたいなやつ。
アメリカは「謎の好景気」が続いていましたが、
最近公表された指標から察するに、やや妖しい。
中国はご存じの通り、かなりヤバいところに落ちてます。
日本がいちばん健全なんですよ。よーわからんけど。
日銀は12月の18日に利上げしそうな気配ですね。
彼らの悲願は「正常化」。つまり、金利のある世界。
世界で金利がないのは日本だけ、という状態ですから。
日本が正常化すれば、円もその価値を戻します。円高。
まあ、今は円が安すぎる状態ですね。これも正常化。
円が高くなれば、日本のマンションも国際的に見て
「高い」ということになりますね。そうなると、
今まで「安い、安い」と買っていた中国勢が
一斉に売り出すのではないですか。今でも逃げ気味。
今、東京のマンション市場は新築も中古もフリーズ。
この先、日本経済にとっての好材料は皆無です。
ということは、マンションの価格が下がり始めても
ちっともおかしくない、ということになります。
そもそも、今までが不自然に上がり過ぎました。
私は、この12年間のマンション価格の上昇は
市場の需給によるのではなく、不健全な需要と
歪んだ市場形成にあったと考えています。
その象徴は「晴海フラッグ」ですね。不自然すぎ。
あと、デベロッパー側では住友不動産でしょうか。
今でも都心物件の意図的な値上げを続けています。
まあ、それを買ってしまうエンドユーザーがいることで
この歪んだ市場は成立している、とも言えますけどね。
それと、有象無象のネット人士たち。
彼らはひたすら買いを煽るだけで、エンドさんに
有益な情報はほとんどもたらしませんね。
しかし、ネット上で目立つためには
否定的な情報よりも買い煽りは有効みたい。
そんなこんなで、ネットで情報収集すると「買え」
ばかりという状態になります。日本人はそういうのに
酷く弱い傾向があります。赤信号、みんなで渡れば‥
で、多くの方が赤信号を渡ってしまったのです。
さて、このあとはどうなるのか・・
非常に長い「調整」期に入りそうな気がします。
金利は徐々に上がっていくでしょう。中国人は
どこかであっという間に消えてしまいます。
値下がり基調になれば相続税対策にもならず。
1990年代よりも長い調整に入りそうですね。
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ただし、順番におうかがいしますので、
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ちなみに、前回(10月)は待ち時間が発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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