東大の女子学生からモテモテ気分を味わう方法

連休明けのタルミで、今日も脱線させてください。

実は今日は午前から午後にかけて、
仕事をサボって明治神宮球場へ出かけてきました。
何をしにって?
決まっているじゃないですか・・・大学野球の応援です。
どこのチームを? 同志社? 慶應? いいえ・・・

もちろん、東京大学です!

母校でもないのに、どうして?
と聞かれそうですね。
このブログで散々ジョークのネタにしたから、罪滅ぼし?
いいえ、違います。
実は、最近読んだ本の影響。
もちろん立花隆さんの「東大生はバカになったか?」では・・ありません。
それは、最相葉月さんの「東京大学応援部物語」。
これがもう、ちょっとハマるくらいに面白かった。
それでもって「こりゃあ一回見に行かないと」となったワケです。

だから、東大野球部の応援が5割、東大応援部の見物が5割というのが
本日わざわざ神宮球場へ出かけた目的だったのです。


応援に熱が入って、メガホンはヘシャゲていますが・・・・

いやあ、最高に面白かったですね。
野球は・・・もちろん負けましたよ。
0対7、しかも1ヒットの完封負け。相手は立教です。
途中まで0対2で、まずまずの展開だったのですが、
そこは地力で勝る立教。東大投手の前田君を8回にノックアウト。
8回表、立教の攻撃が終わった時点で0-7の完敗モード。

8回裏・東大の攻撃が始まる前、
リーダー板に登った応援部主将・渡辺君が悲壮な表情で絶叫します。
「いいか、7点くらいは何でもなーい」
「オー」(学生、観客)
「俺たちは、満点を取ることが得意なんだぞ!」
「オー」(確かに、その通り!)
「あのスコアボードの満点は、何点か知ってるか?」
「オー、何点だ?」
「320点だぞ!」(ちょっとウケた)
「いいか、我々は7点や8点くらい取るのは、ワケないぞ!」
「オー」

今日聞いた中では、一番さえていましたね、コレが。
あとは、どーもいけません。

「オーイ、立教!」
「オーイ、立教!」(観客、学生)
「俺たちの神は、菅原道真だ!」
「オー!」
「菅原道真は、キリストよりも偉いぞ!」
「オー」
「だから、東大は勝つぞー」

オイオイ、東大応援部君よ・・・もそっとマシなことが言えんのかね。
例えば、対立教戦ならこんな風に(以下、榊の創作)

「オーイ、立教!」
「神サマは、就活を助けてくれるかー」
「オーイ、立教!」
「面接には、聖書と十字架をわすれるなよー」
「オーイ、立教!」
「今度、家庭教師をしてやろうかー」

ついでに、他の4大学なら
「オーイ、法政!  偏差値の差を、得点で返してみろ!」
「オーイ、早稲田! 広末涼子は再婚したぞ! 卒業はいつしたんだ!」
「オーイ、慶應!  慶應なんて、明治の前に終わっているぞー」
「オーイ、明治!  明治は遠くなったなー、就職からも!」

まだ0対2だった7回裏の攻撃が始まる前にも、
さっきの東大応援部主将の渡辺康行君が、
左右にチアリーダーを従えて板にあがる場面がありました。

拳を振り上げて応援席に叫びます。
「わたくしは、水をかぶるのがキライであーる」「オー」
「このヘアスタイル(きれいなオールバック)を決めるのに、1時間以上もかかっているのであーる」「オー(笑)」
「これが崩れるのは、困るのでアール」「オー(笑)」
「このチアリーダーふたりも、水をかぶるのはキライだそうであーる」「オー」
「キレイなお化粧が崩れるからだそうであーる」「オー(苦笑)」
「しかし、これをやらなければいけないときもあーる」「オー」
「それは今であーる。今こそ・・・・」

そして、3人でバケツの水をバシャ!

このバケツ前のスピーチもまあまあでしたね。
でも、従えたチアリーダーを振り返ったときの表情に、
やや遠慮が見られました。
この苦行には、もっとウィットを入れていいんじゃないでしょうか?
以下、榊の創作。

「わたくしは、水も滴るいい男では・・・断じてなーい」
「それはー、東大の先生ではなーく、多くの女性たちが教えてくれたことであーる」
「だからといって、いい男になるために水をかぶるのでは・・断じてなーい」
「このチアリーダー二人は、水をかぶらなくても、断じて美人であーる」
「まちがいなく、あの、立教のチアリーダーよりも美人であーる」
「ただし、諸君は、立教の応援席までそれを確かめに行っては、断じていけないのであーる」
「その理由は・・・みなも分かっている通り・・・試合に勝つためなのであーる」
「わたくしたちは、この試合に勝つためには、滝にも打たれる覚悟なのであーる」
「だが、ここには滝がないので、代わりにみずをかぶるのであーる」

ちょっと強引かな(笑)。
でも、東大のチアリーダーもビックリするくらいに
かわいらしい子がたくさんいました。
あんなに負けているのに、笑顔を絶やさず、はつらつと元気そのもの。

はっきりいって、応援席の観客はスカスカ状態です。
特に東大側では、東大に入れるほど頭脳明晰な美人たちが、
何人も束になって自分に向かって微笑んでくれます。
こんなこと・・・人生でそうそう経験できることではありませんよ。
銀座や新地でいくら札束を積んでも、これはちょっと無理でしょう。
それを神宮の東大側応援席では、たった500円で味わえるのです。
これはもう、行かない手はありませんよ、みなさん。


2010/10/12 16:02 Comments (1)

1件のコメント

榊さーん!
いままでで、一番笑いました。

やっぱり才能あるな。

2010/10/12 19:11 | by ちょっとまって~

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