林芳正が総理になったら日米関係漂流

やっと夏の盛りが過ぎた感じですね。
秋、というには違和感がありすぎますが。
世の中は少しずつではありますが、確実に変化。
歳歳年年人同じからず‥これは地球の真理ですね。

ユリウス・カエサルという人がおりまして、
世界史の中でも「超人」ですね。あんな人、いません。
2000年ほど前の人ですが、いまだ彼を超える英雄なし。
戦争や政治の達人である上に、文才まであります。

「ガリア戦記」の一節に「人は見たいものだけを見る」
というのがありまして、今に通じる人間の真実。
現実がどうであれ、「そうであって欲しい」という
ものだけが見えてしまうわけですね。現実でなくとも。

例えば今の日本。大半の日本人はこの国が世界に冠たる
先進国であって、80年の平和を守ってきたのは
「日本国憲法のおかげ」と考えているみたいですね。
少なくとも、学校の先生はそう教えます。

ところが、現実には日本は軍事的にアメリカの属国であり、
80年の平和が維持できたのは日米安全保障条約と
それに基づいて日本に駐留しているアメリカ軍のおかげです。
それが現実ですが、それは大半の日本人にとっての
「見たい現実」ではありません。見たくない真実‥かしら。

だから、日本人はそのへんのオッサンオバハンから
国会議員みたいな上級政治家まで、日本は独立国である・・
なんていう幻想を信じ込んでいます。おめでたい事。
そして、「アメリカとも中国とも対等」という
おかしな思い込みをしている人が日本人の99.9%です。

違います。日本はアメリカの属国です。属国である限り、
一人前の国ではありません。半人前だからこそ、
中国にも韓国にも舐められているのです。不都合な真実。
でも、それが真実であることは微動だにしません。

今、日本は自民党の総裁選、という事実上の
総理大臣を決めるイベントを行っていますね。
もしかしたら林芳正というご仁が総理になるかもしれません。
しかしこのご仁は99.9%の中の一人です。
しかも、「政界きっての親中派」なんて言われる人物。
ちなみに、故安倍晋三氏は0.1%に属したお方でした。

今、世界は米中ガチンコ対決の様相を呈しています。
そんな時に「親中派」の総理が誕生したら、アメリカは
日本をどう扱うでしょうね。文在寅や李在明並でしょう。
具体的には「適当にあしらって誰かと代わるのを待つ」。

50年前みたいに軍をけしかけてクーデター‥はないでしょうw。
でもまあ「冷たい扱い」を受けるでしょうね。そのことに
99.9%の日本人は気づかないかもしれません。
0.1%の私にとっては「あーあ」の日々になります。

別にアメリカの属国であること是としているのではありません。
真の意味で独立したければ英仏のように核武装すべきです。
日本国憲法を破棄して、独立国の憲法を打ち立てるべきです。
でもまあそんなこと、私が生きているうちは無理ですね。

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2025/10/2 14:08 Comments (0)

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