マンションの値引き交渉に必要な「情報」は?

毎日のようにマンション購入についてご相談に、
メールでお答えしています。
ご相談をお寄せくださるのは、ほぼ100%がこのブログの読者さん。
そして、このブログはほぼ3年続いています。
さかのぼって全部読んでいただければ、
だいたいどんなマンションを私が「買ってはいけない」と考えるのか、
ご理解いただけるはずなのですが、それは土台無理な話だと思います。
何と言っても膨大な量ですから。
それこそ、分厚い単行本3冊くらいはあるのではないでしょうか?
それに、たくさん「脱線」していますから、
余計な文章をいっぱい読んでいただくことにもなり、恐縮です。

ただ、ここのところ相談されるマンションが明確に3つに分かれてきました。
1 買ってはいけないマンション
2 買ってもいいマンション
3 値引きしてもらえば、買ってもいいマンション

1は、文句なく「避けたほうがいいですね」とお答えします。
2は、注意点をお知らせします。
「そこをご理解の上、契約してください」ということ。
3は・・・困りますね。値引き交渉が必要ですから。

私から見ると「このマンションはコレくらい値引くだろうな」とか
「このマンションが値引きを始めるのは・・・頃だろうな」という、
ザックリした感じがつかめます。
しかし、値引き交渉は相手があることです。
『一律に10%まで値引きOK』
みたいな方針が決まっていて、
営業マンの隅々にまで徹底されていればいいのですが、
そういうケースは稀と言っていいでしょう。
ほとんどが、予算方式。
つまり「あと・・戸売るための総値引き額は・・・・万円までOK」みたいな。
こうなると、定価で買う人もいれば、大幅値引きを勝ち取る人もいます。
まあ、不公平ですね。

不動産業界では、業界人同士の取引だと騙された方は「ただのバカ」。
でも、一般人に新築マンションを販売する場合でも、
高く買わされた人は、ただの「間抜けな客」扱い。
考えてみれば、商道徳のレベルがすごく低い業界です。
だからこそ、いつもここで紹介している
ベストサポートの大友さんのような方に、
物件の調査や契約、内覧同行などを依頼されるべきなのです。

しかし、「値引き交渉」というのは、
さすがに大友さんの業務メニューには入っていません。
でも・・・私は知っています。
実は・・・頼めば・・・かなり強力に・・・しかも・・・
なんて、表立ってはいえません(笑)。

基本的に、値引き交渉はみなさんご自身でやっていただかないといけません。
「値引き交渉代理」という商売があるそうですが、
私としてはお勧めしません。
だって、代理人に頼もうが、ご自身でなさろうが、
引き出せる「最大」値引き幅は同じのはずですから。
代理人は、そこから3割とかの手数料を取っていきます。
それに、「値引き交渉代理」業者などというものは、
所詮は不動産屋経験者です。
そうなると、「業界人」同士で談合される可能性だって十分にあります。

だったら、がんばってご自身で交渉されるべきです。
勝ち取った値引き幅の100%は自分のモノですから。

値引き交渉のやり方なんて、あってないようなもの。
単純に「0000万円なら買います」と、相手に伝えればいいのです。
あとは、ご自身の説得力と胆力で交渉するだけ。
ただ、マンション販売における連中特有の手口や心理状態、
さらに駆け引きのテクニックなどを予め知っておきたい方は、

「榊淳司のマンション値引き交渉術 無料相談付」 
価格12,600

をご購入になってください。
交渉のやり方から、業界特有の慣習、相手の手の内の読み方などを
わりあい詳しく解説させていただきました。
交渉中はメール相談で私がフォローします。

リリースしてすでに1年半。
今もコンスタントに売れ続けています。
そして、「おかげで000万円の値引きに成功しました」というような
メールも1ヶ月に数回は寄せられています。

時々・・・このノウハウ集を世に出したことで
マンション分譲業界はどれほどの「値引き(利益喪失)」になったのだろう、
なーんて考えると、ブルっと身体が震えます(笑)。
(俺はいつか殺されるかも・・・)
なんて、ちょっとオーバーですね。
でも、控えめに見ても全体でウン十億円には達しているはずです。
1億5千万円のマンションを、このノウハウ集を読んで交渉し、
9000万円まで値引かせた猛者もいましたからね(笑)。
(その値引き幅の3%でいいからバックしてよ)
そのご報告メールを読んだとき、正直、そう思いました。
だって、その方はこのブログに出会うまで
「マンションって値引きできるのですか?」
くらいに考えておられたのです。

もちろん、仕事の関係などで日ごろから交渉ごとに慣れている方は、
私のノウハウ集などお読みになる必要はないと思います。
そういう方はむしろ、まずご希望エリアの「相場」を
頭の中に入れておかれれば、それに勝るものはありません。

そして、その「相場」観をザクっとつかむために
もっとも役立つのは我が盟友・如月正雄氏のレポート
「マンション立地エリア別総合評価集」シリーズです。
ここには、各エリア別の「適正価格」がバッチリ載せられています。

無料の住宅情報誌で定期的に特集する「駅別価格」などと決定的に違うところは、
人為的に作られている「市場無視価格」をキチンと修正して、
「ここは今は000万円ですが、本来は000万円が適正です」
と、明解に指摘されているところです。
こればかりは、マンションデベロッパーの広告で成立している
住宅情報誌には絶対に真似できないことなのです。

その「マンション立地エリア別総合評価集」の中でも
かなり多くの部数が売れている「港区」が、最新情報に更新されました。
東京都港区でマンション購入をお考えの方は、必読です。

榊淳司×如月正雄の
首都圏マンション立地エリア別総合評価集007
「港区」編 【2010年11月改訂版】
価格 4960

如月さんのレポートで最近出たもの、情報更新されたのは

榊淳司×如月正雄の
首都圏マンション立地エリア別総合評価集005
「北 区」編 【2010年10月改訂版】
価格 3,960


2010/11/11 17:37 Comments (0)

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