みなさん、あけましておめでとうございます。
日本列島の日本海側は大雪で大変そう。
でも、東京は快晴の元旦・二日。
箱根駅伝も天候に恵まれて、選手は走りやすそうです。
柏原君、今年もお見事!
ところで、2011年はいったいどんな年になるのでしょうか?
元旦の朝、寝床でそんなことをツラツラ考えておりました。
なぜそこに思いが至ったかというと、
年末の30・31日の両日で、
録り溜めた「坂の上の雲」を一気に観たせいでしょうね。
「まことに小さな国が、開花期を迎えようとしていた」
あのフレーズは妙に頭に残りました。
今年の第2部は、妙なシーンがあった第1部と違って
わりあい正攻法でお作りになっていたように思います。
まあ、それはいいとして・・・
「開花期」というのは、季節に例えれば「春」から「夏」ですね。
今の日本は春夏秋冬のどこに当たるのでしょう?
私は、2011年は「冬」の始まりではないかと考えました。
寝床でボーと考えていて、思いついたのは日本の国運「20年周期説」。
この2011年から20年間は「冬」。
今後、国運がはっきりと衰退に向かうとともに、
周辺諸国との戦乱に晒されそうな予感がします。
そして、あの平成バブルが崩壊した1991年から、
民主党政権による混迷が本格化した昨年までの20年間が「秋」。
「失われた20年」なんていわれていますが、
この間、日本経済は「停滞」したままでした。
その前の20年間は「夏」です。
世界第2位の経済大国に躍り出て先進国の地位を固め、
最後は熱いバブルに踊った1971年から90年まで。
「ジャパン アズ ナンバーワン」なんていわれていましたね。
その前の20年間は、「春」。
朝鮮戦争特需で経済をテクオフさせ、
高度経済成長によって繁栄をもたらした1951年から70年まで。
その前の80年を春夏秋冬に分けると、
まず「春」は「坂の上の雲」の第一部で描かれた明治の「開花期」。
年代でいえば明治維新で新しい行政体制が整った
1871年から1890年ではないかと思います。
この間、日本は近代国家としての基礎を整えました。
そして、日清・日露戦争で大きく飛躍した
1891年から1910年までは「夏」。
夏目漱石が「三四郎」で「日本はこれから衰退するよ」と書いたのは
日本の夏が終わりかけている1908年です。
そして、第一次世界大戦とシベリア出兵、
バブル崩壊による大恐慌に翻弄される1911年から1930年が「秋」。
この時代、政党政治が混迷して、
日本は国家の進むべき指針を見失います。
その様相は、この20年間の日本の政治経済と酷似しています。
その後、混乱はさらに加速して「冬」となります。
満州事変から日華事変、そして大東亜戦争の敗戦へ。
混迷と阿鼻叫喚、国民が激しい飢餓に襲われ、
塗炭の苦しみを味わう1931年から1950年の20年間。
さて、これからの20年、日本の国運が「冬」だとすると、
我々は気を引き締めてかからなければなりません。
ビュンビュンと北風ばかりが吹いているわけではないとは思いますが、
基本的に国運が下り坂であることは認識しておくべきです。
お正月から悲観的な話題で恐縮です。
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