まだまだデベの倒産が続きます

業界の環境は非常に厳しいですね。
先週、真柄建設が飛びました。
実は・・・・今週も不穏な動きがあります。
今度はデベロッパーです。
いつもの通り、何事もなく来週月曜の朝が迎えられることを祈っています。
さて、大阪のKケ丘周辺の状況をお尋ねのコメントがありました。
こういうバス便エリアはとかく動きが遅いのが特徴です。
じっくり粘り強い交渉をお勧めします。
値引きを許容するのは売主です。現場の営業マンではありません。
つまり、売主が「いくらまで」というラインを定めるか、
1事案づつ判断して「000号室の○さんはオーケー」というか、
どちらかのパターンで値引きが決定されます。
狙いは、決算前とか、竣工前とか、竣工後二か月といった
区切りの少し前。目標数字にムリクリ届かせるために
思い切った値引きを受け入れて申し込みをとろうとします。
あまりにも売れないマンションはお勧めできません。
当たり前ですが、いざという時に売れないからです。
事業主が不安定なマンションもお勧めできません。
一番理想的なのは、あと数戸まで販売が進み、
売主があせって「いくらでもいいからうっちまえ」となったとき。
おっしゃるとおり、管理組合も結成できますし、
修繕金も不足しません。
どうか、あせらずに待って見てください。
ただ・・・最終的には今あるどれかを購入されることをお勧めします。
なぜかというと、当面新規供給は期待できないか、
いまより仕様が悪くなって、価格は同じか高くなるか・・・になりそうです。
世の中、インフレです。
土地の値段は下がっても、建築費の高騰でマンションの分譲価格が
今より安くなる余地はあまりありません。
みなさんの賢明な判断をお祈りします。
榊淳司


2008/7/9 15:44 Comments (3)

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