よくわからない合併劇

アゼルとグローベルスの合併が発表になって、
昨日(8月21日)は両社とも株価が急騰。そして今日(22日)は急落。
私にとっては、両社が何のメリットがあって合併したのかさえ、
よく理解できません。
プロバイスと栄泉が合併(栄泉への事業譲渡)の場合は、
両社合わせて社員半減という荒業をやってのけました。
主導したのはモルガンスタンレー。外資らしいドラスティックなやり方です。
財務状態がよくなった継承企業は、
業者間取引で暴落状態の土地を買いに出ているという話も伝わっています。
今回もアゼルには外資、グローベルスの株主にもモルガンの名が見られます。
不良資産はグローベルスに集めて、存続会社のアゼルは財務をきれいに。
そして大幅なリストラを敢行して利益の出る会社へ。
企業の価値が高まり、株価が上がったところで売却して濡れ手で泡の大儲け。
そういうシナリオでしょうか? もし、その通りいくのなら、
今が底値のアゼル株は「買い」ということになります。
ハイリスク、ハイリターンが期待できますしね。
ただ、危なかしくって、とても私には手が出せません。
それよりも、ここのところの不動産株の動きには胡乱なものを感じます。
今週も何か起こりそうな気配・・・榊の杞憂に終わればよいのですが。
榊淳司


2008/8/22 17:12 Comments (1)

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