マンション購入に関するたくさんのご相談をいただいています。
最近多いのが
「○○マンションを手付金000万円で契約したのですが、
だいぶ値引きされているようで、
このまま入居しても良いのでしょうか?」
という感じのものです。
たいていが1年から2年前の「新価格」で売り出されたのを
高値で契約された方です。
実際、手付金250万円を入れた5500万円のマンションが、
来年3月の入居を前に、
実勢価格で1000万円以上値下がりしているような例がまま見られます。
こういう相談を受けると心が痛みます。
苦渋の選択ですが、
250万円を捨てて他のマンションを探すことが賢明な選択になります。
それにしても・・・タレントを使って派手な広告を打ち
エンドユーザーの目をごまかしたデベロッパーに腹が立ちます。
何度も書いていますが、もう一度ここで書きましょう。
タレントを使って広告している
マンションは要注意です!
榊らしくなく、大きな字なんか使ってみました(笑)。
つまり、そういうマンションは
何かごまかさなければいけないようなことがあるのです。
そういうマンションは検査官の目で粗探しをしないとキケン!
だいたいが、エンドさんは一生に一度の買い物をしようというのに、
商品とはまったく関係ないタレントでイメージを作るなんて
失礼千万な話だと思いませんか?
さて、たとえそんな目くらましのマンションを契約してしまっても、
またそうでなくても、一時の気の迷いで契約してしまっても、
あとで気づいた時に撤退しやすいように
手付金はできるだけ小額にして置いてください。
手付金に上限はありますが、下限はありません。
契約を成立させるためのお金ですから、
双方が認めればそれでオーケー。
つまり、売主が「ウン」といえばいいこと。
こういうご時勢ですから、
100万円未満でも認められる例がいっぱいあります。
販売側は、少しでも手付金を多く入れさせようとします。
その方がキャンセルのリスクが軽減されます。
だから「通常は10%から20%です。
ええと○○様の自己資金は000万円と伺っておりますが・・・」
なんて調子で迫ってきますから、
そこは見栄を張らずに
「今のところ50万円しか出せません。
それ以上といわれても、それでは契約できません」
と、はっきり突っぱねてください。
高額マンションは別にして、
通常のファミリーマンションだとだいたいそれで通ります。
彼らもサラリーマンですから契約は契約。
1戸でも契約が増えれば、ほっとできるのです。
みなさんのご健闘をお祈りいたします。
●榊からのお願いです。
今まで2回「榊淳司の注目のマンション情報」を配信しましたが、
もしモデルルームに行かれた方は
ぜひ感想をコメントでお聞かせください。
皆さんの目に、あのふたつのマンションがどう映ったか、
榊はとても興味があります。
●お知らせします。
現在販売中の月刊誌「日経マネー」に、
榊淳司のコラムが掲載されます。
みなさん、ぜひ買って読んでください。
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当方よりメールで返信差し上げます。
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榊淳司
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