2008年も終わろうとしています。
大変な年でした。
私はマンション業界に関わって、たかだか20数年です。
でも、この業界に30年40年、身をおいた先輩方の意見をお聞きしても、
かつてこれほどの逆風が吹いたことはない、とおっしゃいます。
上場企業が、次から次へと倒産していきました。
「新価格」などとふざけたことを言っていたのは、
わずか2年前のことです。
この2年間・・・わけのわからないタレントが表に出てきて、
ピンとはずれな広告が随分目に付きました。
例えば、春先に熱海で顔を出したヤザワさん・・・
今はどこに行っちゃったのでしょう?
私がミニバブルの典型例で取り上げた新浦安のマンションも、
今やかつての底値あたりまで値崩れしているご様子。
そういえば、このマンションも渡辺謙さんで広告してましたね。
その続きというか・・・・金町に出ている
樋口可奈子で広告している大規模マンションは
果たして売れるのでしょうか?
広告屋さんに騙されるのは、不動産屋さんです。
不動産屋さんは、エンドユーザーである皆さんを、
広告と営業トークで騙そうとします。
でも結局、大方のエンドユーザーは騙されません。
だから、こういう時代になったのです。
さて、2009年はどうなるか?
まさに氷河期です。
マンション業者にとっても、エンドユーザーにとっても・・・
業者は、ちゃんと利益を取って売れるものが出せない。
消費者は、心してかからないと、騙されて高値掴みする。
この異常な市場環境は09年いっぱい続くのではないでしょうか。
そして、2010年の春先にはある程度正常化の兆しが
見られるのではないかと思ってはいるのですが。
ところで・・・・
実は「日経マネー」にも書いているのですが、
「不動産投資」という視点で見れば、
これは10年に1度あるかないかのチャンスです。
「そんなもの、どっかの金持ちに言ってくれ」
と思っておられる方にも、
実は投資の方法はたくさんあります。
詳しくは現在発売中および2009年1月21日発売の
日経マネーをご購読下さい。
●ご相談のコメントをいただいている方へ。
お答えが遅れ気味になっています。お正月の休み中に、少しずつでも返信していきたいと思っていますので、いま少し時間を下さい。
一度お答えをして、榊のメールアドレスに返信をいただいた方は、見逃す可能性がありますので、もう一度コメントからご相談下さい。そうすれば見逃さずにお答えできると思います。
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