本日(3月15日)、株価は終値でとうとう10100円を超えましたね。
円も84円と円安傾向がはっきりしてきました。
何だか明るい未来は見えてきたような・・・
と考えるのはまだまだ甘いと私は思っています。
でも、景気は「気」からですから、
気持ちが明るくなるのはいいことです。
それがマンション市場にいつ反映されるかというと・・・やや難問。
何度も書いているように、株価は5000万円以上の
高級物件の売行きにはかなりの割合でシンクロします。
今後、ジワジワと高級物件が動き出す可能性は否定できませんね。
それにしても、やや心配なのは地震です。
昨日も帰宅途上にあの震度5がやってきてヒヤっとしました。
「また帰れなくなったらどうしよう」という不安感がチラリと・・
でもまあ、停まっていたのは僅か5分くらいでしたが。
関東大震災級の地震は、いつやってきても不思議はありません。
できることなら私が生きているうちは勘弁してほしいのですが、
こればっかりはお願いしても聞いてもらえませんね。
きっと、ある日突然やってくるのでしょう。
いつやってきてもいいように、備えを厚くするしかありません。
さて、3月も早半ばとなりました。年度末です。
私のところに寄せられるマンションの購入相談でも
「年度末だから」という理由で値引きを持ちかけられるケースが
多くみられるようになりました。
以前ほど無理な価格で売り出す物件が多くないので、
その動きはさほど目立っていませんね。
でも、ジワジワと値引き販売が広がっているのは紛れもない事実。
みなさんにくれぐれもご注意いただきたいのは、
値引きを持ちかけられたからといって、
その分だけ「得している」ワケではないという事実です。
販売サイドが値引きを持ちかけてくる、
あるいは値引き交渉に応じるというのは、
単にその価格で売れないから売れるレベルの「市場価格」へと
調整しているにすぎないということです。
逆の視点から申し上げれば、
そういう物件を値引きなしに買ってしまうのは
割高なモノを掴まされているのと同じことです。
ここで、簡単に割高な物件の判別法を紹介してきましょう。
●竣工してから月日がたっている
→これは、竣工後長ければ長いほど割高だということです
●竣工が近づいているのに、販売が始まっていない
→これは、高くて思うように集客ができていないということです
●HPの概要が、いつみても「予告広告」になっている
→これは、価格が高すぎて表示できない。
もしくは、販売戸数が少なすぎて(客が付いていなくて)
表示できない、ということです。
●HPで、「モデルルーム使用住戸につき・・・」という理由で
「新価格」をデカデカと表示している
→これは、高くて売れないから値引き始めました、というサイン
●広告にタレントや有名人を起用している
→これは、普通に売っても売れないから、
客寄せパンダを使ってエンドユーザーを
だまかそうとしている証拠です
●広告で訴えているビジュアルやコピーが理解不能
→これも、物件の本質を猫騙しで隠してしまおうとしていている証拠。
もっとも、この場合は売主や販売会社の広告表現を決める
担当者が単純にアホだという場合も多いのですが(笑)。
まあ、他にもいろいろあるのですが、
分かりやすいのを上げれば以上のようなことでしょうか。
もし、ご自身が今ご検討なさっている物件がこれらの
いずれかに当てはまっていたら、それは要注意。
市場価格よりも高いマンションを買ってしまう可能性が大です。
判断に迷う場合は、私のレポートなどをご活用ください。
今日は、神奈川のレポートを最新情報に更新しました。
話題の「Blillia City(ブリリアシティ)横浜磯子」についても、
私としての忌憚ない見方を書かせていただいています。
リヴァリエ、湘南C‐Xは買っていい?
プラウドシティ元住吉の適正価格は?
神奈川の大規模マンション全解説38物件
価格 5,490円
さて、割高と思えるマンションを購入する場合は、
やはり敢然として値引き交渉を行うべきです。
これを読めば必ずうまくいく、なんてオーバーなことは申しませんが、
過去に何百人もの方々(実績)が
累計で何十億円もの値引きを引き出した(推測)
史上最強の値引きノウハウ集がコレです。
マンションデベを震撼させた、秘伝の数々(ちょっとオーバーかなw)。
ぜひ、ご活用ください。
榊淳司のマンション値引き交渉術
無料相談付
価格 12,600円
「ノウハウ編」という、無料相談のないバージョンもあるのですが
今までのケーススタディを見ていると、
やはり私にその時々でご相談いただいた方が
うまく値引きを引き出せています。
ほんの数千円の差ですから、あえてこちらをお勧めします。
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