モデルルームは盛況です。プロパストは税金未納!

私が「この2月は千載一遇の好機」と書いたから、
というわけではないと思いますが、
この1月2月はマンションが良く売れているようです。
特に、価格改定(値下げ)を行なったマンションでは
各週末モデルルームは大賑わいです。
いつも書いていることですが、
不動産屋さんというのは思考のベクトルが単線系になっているので、
各社一斉に同じ方向をめざして走ることが多くなりがちです。
今の「決算バザール」もその典型的なケース。
購入者側も「今が買い時」という感覚をもたれている方が多い様です。
おりしも、昨日、住宅ローン減税の関連法案が衆議院で審議入りしました。
麻生さんが突発的に「ヤケクソ解散」でもしない限り
年度内成立になる模様です。
選挙などやっている場合ではないので、
なんとか成立にこぎつけてもらいたいものです。
アメリカでは71兆円の景気対策法案が可決の見通し。
日本はあいかわらずやることが遅いです。
政府発行紙幣の話題が出ていますが、
どんどんやっていただきたいですね。
今回の大不況の原因はいたって単純ですから、
分かりやすい対策が有効です。
要はお金のめぐりをよくすること。
ドルはじゃぶじゃぶ供給されているのに、
円はしぶちんだから、日本の景気回復は一番遅れるかもしれません。
財政赤字なんか気にせずに、どんどんお金を供給すべきです。
国債を国民に買わせようなどとケチなことを考えず、
日銀が引き受ける仕組みを作るべきです。
結果的に円安とインフレになりますが、それもまたよしです。
アメリカのドル供給は、すでにデタラメという域を超えています。
世界経済に対して大掛かりな詐欺を働いているようなもの。
そんなリスキーなアメリカ国債は、シナに買ってもらえばいいのです。
どのみち、ドルは暴落する運命にあります。
さて、前回の更新でコスモスイニシアの
「継続企業の前提」に対する疑義を取り上げたところ、
「お前はイニシアに恨みでもあるのか」的なコメントがございました。
特に恨みもないし、親愛の情もございません。
公平を期すために書いておきますが
12月18日の更新記事で「注意情報」を出したうちの1社、
プロパストも今年の1月29日に、
この「継続企業の前提に関する重大な疑義」を発表しております。
同時に36億円あまりの税金が未納になっていることも告知しています。
税金が払えないというのは、株式を公開している企業として
かなり恥ずべきことです。
裏返してみれば、それだけ資金に窮しているということ。
建設中のマンションもあるようですが、
ゼネコンへの支払いが滞ると、工事が止まったり、
最終的に購入者に引渡しができないケースも想定できます。
くれぐれもご注意いただきたいと思います。
いつか書きましたように、
リスクの高いマンションを購入する場合、
サポート会社に物件評価や内覧同行、
契約書チェックなどを依頼されることをお勧めします。
ご相談いただいた方に私の信頼するサポート会社をご紹介したところ、
多数のご好評を得ております。
別に私が得をするわけではないのですが、
ご紹介の要望があればコメントでお知らせください。


2009/2/13 12:25 Comments (16)

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