昨日、予算および関連法案が成立。
これで住宅ローン減税が決定です。
ただ・・新聞の扱いは、とても地味ですね。
でも、これは不動産業界、とりわけマンション業界にとっては朗報。
分かっていたとはいえ、大きな効果が期待できます。
だって、支持率低下や民主党小沢党首のチョンボで
麻生さんの「ヤケクソ解散」がいつあるのかと、真剣に心配してました。
そうなれば何とか民主党勝利で、予算はとりあえず暫定でしょう。
関連法案なんてタナ晒し・・・というシナリオがなくはありませんでしたから。
いやあ、よかった、よかった。
これで新築・新古マンションの在庫処理はさらに加速しますね。
特に、5000万円以上の、これまで動きが鈍かった高額系に
一段の弾みが付くのではないでしょうか。
3000万円台以下のファミリー系を狙っている
方々にとっても朗報には違いありません。
いつもの榊流で超カンタンに言ってしまえば、
ローン金額の1%分の税金が戻ってくるのですから、
よくある「提携ローンの優遇金利」とかで、
ローン金利が0.95%だったりすると、
金利負担がゼロどころか、0.05%と小額ではありますが
「お金を借りて利子をもらう」状態になります。
つまり「マンションを買って、お金を借りて、お小遣いget」みたいな・・・
各新聞とも大々的には取り上げていませんが、
かつてそんな優遇政策があったかと思える制度なのです。
ここでますます首を傾げたくなるのは、先日のAERA(アエラ)の記事。
「マンションを買うなら秋」・・・・・ですか????
別に急ぐことも慌てることもありません。
ただ、指をくわえて秋まで待っているなんて、愚の骨頂!
ところが不動産業界の人々は、
どーもこの「住宅ローン減税」の正式成立に対して、
まだピンときていないようなフシがあります。
去年話が出たときに騒ぎ過ぎて、
半ば「当たり前」になっているようですね。
「既成事実」化しているのでしょう。
ここに一般エンドユーザーとのギャップを感じます。
正式成立がどういう意味を有するのか、
一般の方々にはまだ浸透していないようです。
これから、広告や現場対応で、
どんどん「お知らせ」する必要があります。
マンションの購入をお考えの方も、
このシステムの中身を自分に当てはめて、
正確に把握なさってください。
まだ、HP等でキチンと説明しているところは少ないようです。
正確に理解しておかないと、
販売現場で口八丁の営業マンにうまく丸め込まれる
材料にされかねません。
ともあれ、これは買う側にも、売る側にも朗報です。
とりあえず、緊急更新でした。
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