値引きの「第2幕」が、そろそろ開幕??

景気回復・・・という文字が中吊り広告などで見え始めていますね。
榊は5月5日のブログ記事で、景気回復は早い、
ということをお知らせしました。
何度も書いているように、
この不景気の根っこは割合単純です。
アメリカ国内の「流動性」とやらが元に戻り、
再び分不相応な消費を始めてくれると
ドルを得るための輸出が産業構造の中心になっている
日本やシナ、韓国、インド、その他アジア諸国の
景気は自動的に回復するのです。
しかし、このささやかな景気回復で
再び「マンションが売れ出す」ということは、
まずない、とお考えください。
前回のミニバブルの時・・・
「土地の価格が上がってるぞ」
ということに浮かれた不動産屋がどんどん買いに走りました。
それがマンションになって一般に販売され・・・・
最初こそ、少しは売れていましたが、
やがて急下降、つるべ落とし、そして、この惨状。
もっとも基本的なことは、
マンションのエンドユーザーである
一般購入層に「買える力」が付かなければ
結局は売れない、ということなのです。
今回のこの不景気で個人所得はどうなったでしょう?
麻生さんは一生懸命バラ撒いたつもりでも、
各家庭の「不足分」をちょっと補った程度。
明日に向けての希望が膨らんだとはいえません。
結局、日本国内の根本的な内需が回復しないと
国民の多数が実感できる「景気回復」にはならないのです。
そして、マンションも売れません。
長々と景気のことを書きましたが、
このままだと「マンションの価格崩壊、第2幕」が
始まるかもしれない、ということです。
去年の秋から今年の冬が序幕。
今年の3月をピークにした決算対策セールが第1幕。
そして、今年の秋あたりから始まるかもしれないのが、第2幕。
第1幕と第2幕のちがいは何なの?
セミナーに先駆けて、お答えしましょう!
第1幕
主役 大京、オリックス不動産、日本綜合地所などの専業デベ
原因 資金繰り悪化による、決算対策値引き
対象 主に郊外型ファミリーマンション
第2幕
主役 財閥系大手不動産会社
原因 財務バランスの悪化防止、ガマンできずに損切り
対象 都心、湾岸など地価高水準エリアのタワーマンション
さて、この第2幕が本当に起こるかどうか・・・・・
すでに、湾岸の一部には兆候が見られ始めています。
住友不動産の決算からの予測もいたしました。
いくら財閥の看板を掲げても、
「売れないものは、売れない」時代です。
妙なプライドは捨てて、早く「市場化」なさることをお勧めします。
■榊淳司のセミナー開催のごあんない
「榊淳司の失敗しないマンション購入 選択眼と交渉術の磨き方」
●日時 第1回 平成21年6月30日(火) 午後6時30分~
      第2回 平成21年7月12日(日) 午後1時30分~
※第1回から第2回に変更される方があり、第1回に数席の余裕が出ています。
 希望の方は早めにお申し込みください。
 参加費お振込みの確認で、予約確定となります。

●場所 第1回 銀座ブロッサム中央会館 ミモザの間
           東京都中央区銀座2-15-6
      第2回 アットビジネスセンター東京駅 Ⅰ号室
           東京都中央区八重洲2丁目10-10
           東京駅徒歩6分/銀座1丁目・京橋駅から徒歩2分 
●参加費用 第1回、第2回共通 おひとり様 6300円(税込み)
●定  員 第1回、第2回それぞれ 30名(定員になり次第締切)
●講  師 榊 淳司
●他にゲストアドバイザー4名予定
●セミナー内容 榊淳司の講演の後、
          ゲストアドバイザーと榊による無料相談を実施
●参加お申込方法
現在、オフィシャルページ申し込みフォームから
お申し込みください。
無料相談実施中
一般の方々を対象とした
マンション購入に関する無料相談を引き続き行っています。
私に土地勘があるのは首都圏および近畿圏が中心ですが、
一般的な内容なら全国どこのマンションについてでも
ご相談にお答えしています。
ただし、2回目からは有料となります。


2009/6/15 13:12 Comments (0)

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