中古マンションの「デモノ」をさらに安く買う方法

その昔、「女房とタタミは・・・い方がいい」という乱暴な格言(?)がありました。
今の時代、そんなことをいったら、たいていの男は家から叩き出されます(笑)。
もちろん、畳は新しい方がいいに決まっています。
もうひとつの方は、コメントするだけでも空恐ろしい・・・
何を申し上げたいかというと、日本人は「異様」に「新品」好きなのです。
このことはいつか「日経マネー」のコラムにも書いたのですが、
日本人の「新品」好きの根底には、宗教的なものがあると思います。
その宗教とは、いうまでもなく神道です。
伊勢神宮は25年に一度「遷宮」といって、本殿を建て替えてしまいます。
コレ・・・欧米人の感覚からすると、いつも「新品」状態なわけです。
世界にある古代からの宗教で、神殿を四半世紀ごとに「新品」にしているのは
おそらく日本の神道だけではないでしょうか?
神社、というのも不思議な空間ですね。
大きな神社の中って、白い砂利なんか敷いてあって
とても清潔感があって、清々しい空気が漂っています。
でも、ただそれだけ。シレっとしていてキレイな感じがします。
むしろ、好んでそうしているようなところがありますよね。
そこが、妙にスピリチャルな感じがします。
そして・・・日本人は何でも「サラ」をありがたがります。
「オニュー」とか「筆おろし」という言葉もありますね。
車好きな人は、「新車」にこだわります。
中古というと、なんだか貧乏くさい感じを受けるのでしょうね。
そして・・・そのことはマンションも同じ。
多くの人が「新築」にこだわるわけです。
「新築」には、眼に見えない大きな価値がある、
と思い込んでいるのは、私から見るとほとんど宗教みたいなもの。
実際、新築マンションは、かなりの割高なのです。
例えば、人が1回でも住むと「中古」になります。
だから新築マンションに人が1年住むと立派な中古です。
お値段は新築より1割ほど安くなります。
新築時5000万円、1年落ちの中古が4500万円。
鉄筋コンクリート造のマンションは、80年くらいの耐用が可能。
でも、ここでは30歩くらい譲って50年にしましょう。
1年は50分の1で2%。
チョー単純に考えれば、5000万円の2%引きは4900万円。
でも1年落ちは10%安い4500万円で取引されるのです。
これだと、新築が高いのか・・・中古が安いのか?
私は前者だと思います。 つまり「新築は高い!」。
だから、マンション購入で失敗したくなければ、中古を選ぶべきです。
中古だと、姉歯の物件をつかまされることもなかったし
六会のコンクリートマンションを知らずに契約した・・・
なんてことも、ほぼ防げます。
品質は、実際のモノを見てしっかり確認できますからね。
ちょっと、話を飛ばして・・・・
私の住む首都圏は、ここ20年ほど毎年3万戸から9万戸ほどの
ファミリー向けの新築マンションが供給されてきました。
多分20年間で100万戸以上。30年間だと150万戸を超えると思います。
だから・・・実に多くの中古マンションが流通市場で取引されています。
つまりは、中古マンションがいっぱい売りに出て、買う人がいる、ということ。
そして、流通量が多いので、ある程度自然に「市場価格」が形成されています。
これって、エンドユーザーにとってはとてもいいことです。
「市場価格が形成」されている、
というのは「価格の指標」が存在する、ということ。
取引の目安になるわけです。
ところが・・・それだけでは安心できません。
世の中にゴマンといる中古マンションを扱う不動産業者。
全部全部、悪い奴とは言いませんが、
「善良」な業者が少数派であることは確かです。
中古マンションを購入する場合は、
こういう業者を相手に、抜け目なく立ち回る必要があります。
また、モノ選びの「眼」を磨き、交渉の「技」を持っていると、
思わぬ「デモノ」に出会って、かなり「お得」な買い物が出来ます。
それこそ、市場価格の2割3割安い「デモノ」を買うことも可能だったりします。
「でも、そういうことはかなり勉強しないと・・・」
なーんて尻込みする必要はありません。
よく考えて見てください。
頭がよくて、知識も豊富、向学心の旺盛な人物が
街の不動産屋で中古マンションの仲介をしている可能性を・・・
そうなのです。
エンドさんと不動産業者の違いは、
単に業界のちょっとしたノウハウや経験の有無です。
それさえあれば、ほぼ互角に渡り合うことも出来るし、
「デモノ」物件をまわしてもらえる可能性はぐっと高まります。
そして、そういう知識やノウハウは、私の提供する
「中古マンション値引き交渉術 ノウハウ編」            
              か
「中古マンション値引き交渉術 無料相談付」
の、どちらかをお読みいただければ、1時間で身に付きます。
この2つの違いは何かって?
それは、榊のメールによる「無料相談サービス」が
付いているかいないか、ということだけ。
中身は99%同じものです。
交渉ごとに自信のある方は「ノウハウ編」をお選びください。
こちらは3960円とリーズナブル。
「ちょっと助けて欲しいな」「アドバイスも欲しいな」という方は
「無料相談付」をお選びください。
購入後、半年間はメール相談が無料という特典付です。
ただ、お値段は8960円とちょっとだけ高め。
でも、半年間は榊に相談できるメリットがあります。
     
それぞれ3960円と8960円。
ちょっと安すぎる、という声もあるので
あまり売れてしまったら申し訳ないですが
値上げさせていただきます。
相談にお答えするのも、それなりに時間がかかりますから。


2009/9/8 0:02 Comments (2)

2 Comments

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL


Leave a comment

※こちらへ書き込みいただいたコメントは、承認後全て表示されます。
マンション購入に関する個別相談等こちらへ表示させたくない場合は、
専用フォームからお願いいたします。