ちょっと前に支那の四川省あたりで地震があったとき、
小学校が潰れて子供たちがたくさん死にました。
なんとも痛ましい事件でした。
子供を失った親の悲しみ・・・私は決して味わいたくありません。
「オカラ工事」などというワードが伝えられましたね。
日本では考えられないような、とんでもない手抜き工事・・・
でも、あんまりエラそうなこともいえません。
日本では、数年前に姉歯事件と言うのがありました。
耐震偽装です。びっくりした方も多いでしょう。
「だから、やっぱり大手企業のマンションにしないと」
なーんていって、大手不動産会社の分譲マンションばかりを
検討されている方もいます。
「ザ・タワーズ・ウエスト プレミアレジデンス」というマンションを覚えていますか?
施工は清水建設、戸田建設、五洋建設、上條建設、京葉都市開発 建設工事共同企業体
というから、「まあ清水が入っているから安心」と思いますよね。
売主も野村不動産、三井不動産レジデンシャル、それに施工は清水建設。
世間的には文句のないメンバー。
このマンション、今年の1月に竣工したのですが
まだ全然完売していないのです。
全体で45階建てのタワーなのですが、
30階以上の部分で100本以上の鉄筋が不足していることが
2年前に発覚。大問題になりました。
ここで、一番問題なのは、売主企業の対応。
事実を公表するどころか欠陥工事発見後も、ミスを隠して販売を続行。
契約者に手付けの入金を急がせるという無反省ぶり。
さらに「顧客に説明すべき重要事項にあたらない」として、
説明会では「速やかに補強工事を行う」
「計画どおり2009年1月に完成させる」という一方的な説明に終始。
国土交通省もは「契約者の会」の要請を容れることなく、
清水建設から提出された補強工事計画書を急いで審査し、
どういうわけかスピーディ審査で認可してしまった。
これでは、エンドユーザーは納得しません。
はっきりいって、バカにしてますね。
その結果、完売していたのにキャンセル続出。
当たり前ですよ。
こういう誠意のない対応をして、
顧客の信頼が得られると考える方が間違っています。
もう一度書きましょう。
この不誠実な売主3社は
野村不動産
三井不動産レジデンシャル
清水建設
みなさん、ご注意ください。
一流企業とはいっても、決して信用しないでください。
いい加減なマンションを造って、チョンボがバレると、
適当に言い繕って、そのまま済ませようとする企業があるのです。
榊にも様々な無料相談をお寄せいただきますが
「三井だから」「住友だから」「野村だから」と
企業イメージにとらわれている方が数多くおられます。
実は、マンションにブランドなんかない、と榊は考えています。
「ブランド」というのは上質なデザイン品質の均一性があるものです。
つまり、そのブランドのものなら「外れがなく」、
かならず一定の上質さが保証されているものなのです。
マンションで、そういうことはありえません。
だって、ひとつひとつのマンションは、
設計者も、施工会社も違うわけです。
ましてや、ゼネコンの現場所長も、生コンの納入業者も違います。
それで、品質の均一性を保て、といっても無理です。
プラウドだとかブリリアという「ブランド」は、
ただ、同じ会社が分譲している、というだけです。
はっきりいって、ディテールまで含めたマンションの品質、
というのは売主企業の事業担当者で決まります。
その事業担当者の能力と熱意と誠実さです。
私がいつも「サポート会社」としてご紹介している
「ベストサポート」のOさんは、かつてその事業担当者でした。
ですから、マンションの「つくり方」は1から100まで全部ご存知です。
ただでさえ有能なのに、ネが真面目で人柄が誠実。
ああいう担当者が手がけたマンションは、ほぼ間違いがありません。
「三井が売主で、清水が施工だから」だけでは、安心できないのです。
大手でも、デタラメな人間も、やる気のない社員もいます。
そういうのが、その事業の担当者になると・・・・
市川の事件の背景にも、そういった事情があるのではないでしょうか?
また、「プラウド」だから「シティタワー」だから、
値引きをしない、ということもありません。
大手といえども「市場」には勝てません。
一時的に市場価格を混乱させることはできても、
そういう不自然な状態はいつまでも続かないのです。
あの住友不動産のマンションでも、
売れなければ、最後は値引きするしかありません。
三井不動産レジデンシャルでも、三菱地所でも、野村不動産でも・・・
やっぱり値引きせざるを得ない場合があります。
実際に値引きをしているマンションもあります。
そういう事実をみなさんに知っていただくために
というレポートを作成しました。
2960円という、リーズナブルな価格で販売します。
もしかしたら、現在ご検討中のマンションが入っているかもしれません。
もちろん、財閥系ばかりではなく、
そのほかのデベロッパーも含まれています。
1000戸以上の大規模から30数戸の
こぶりなマンションまで全部で18物件。
分かる範囲で、現在の値引率も入れておきました。
どうぞ、ご活用ください。
そして、こういうマンションの値引き交渉には
心強いノウハウ集
がお役に立つと思います。
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