俄かに信じられないことですが、
支那では不動産バブルが再燃しかけているそうです。
私のカウントでは、これで3回目。
過去5年で3度目のバブルが来るかもしれないのです。
信じられませんね!
今でさえ、都市部の住宅は年収の100倍と言われています。
こんなの・・・成熟した自由主義経済の国では考えられないこと。
日本のあの平成バブルの時だって、年収の10倍でした。
尋常ならざる状態になっているのです。
しかし・・・そこは「何でもアリ」の国なのでしょう。
いつかは必ず弾ける、のがバブルです。
永遠に続くことなど、あり得ません。
きっと、バブルが弾ける時が、共産党専制の終わりなのでしょう。
もし、そうだとするとそんなに遠い未来ではありません。
多分、数年以内。今年中に起こっても不思議ではないのです。
「そんなこと、あるワケないじゃない」
と、誰もが思っているでしょう。
そこは、一昨日書いた「尖閣で日支の武力衝突勃発」と同じく
私の目から見ると「今、そこにある危機」です。
「自分の見たい現実」だけを見ている方には、見えません。
だから、ここに書いているのですが・・・
これを読んでいる90%以上の方は本気にしないでしょうね。
まあ、いいですけど(笑)。
では、調子に乗って「起こりそうもないけど、確実に起こること」
というのを、あと5つほど上げてみます。
1 北朝鮮の崩壊
これは、明日起こっても不思議でないこと。
あの体制が今も続いていることすら信じられない世界史の珍事。
体制崩壊のキッカケは大衆暴動かクーデターでしょうね。
少なくとも、正恩君は普通の死に方はできません。
2 日本国債のデフォルト or ハイパーインフレ
このままインフレにならないと、政府の借金は返済不能です。
それこそ、消費税を50%にしても完済には20年位かかります。
まさか50%になんてできるワケありません。
言ってみれば「年収400万円なのに借金は1億円」なのが
今の日本政府の財政状態なのです。
しかし、そのへんのサラリーマンと日本政府の違いは、
その気になれば「政府はお金を自分で作れる」ところ。
日本銀行が保有する国債を消却する、なんていう掟破りも可能です。
それもデフォルトの一種ですが、誰も困りません。
日本銀行も、形式上は独立していますが政府の一機関です。
政府の借金の一部を、政府の一機関が担っているのですから、
お互いに「なかったこと」にしてしまえばいいだけ。
とってもインチキですね。でも、気にしない、気にしない(笑)。
そもそも、「貨幣」というものが共同幻想によって
成立している一種のインチキなのですから。
簡単にいうと1万円札に1万円の価値がある、
とみなが思っている(幻想)からそれが通用しているのです。
その幻想が消えると、あれはただの紙切れです。
メモもかけないし、トイレで使うには少し硬すぎますね。
だから、あれが1万円の価値をもって物品と交換できる、
ということ自体がインチキ。
円に限らず、ドルも人民元も、他の通貨もみな同じです。
この幻想がだんだん怪しくなってくるのがインフレ。
ほぼ完全に崩壊するのがハイパーインフレ。
その価値が減少していく(物価が上がる)ワケです。
今、円が安くなって多くの人が喜んでいます。
でも、円が安くなると物価は上がります。
だって、我々が日常消費しているモノは、
ほとんどが輸入品か、輸入した原料を基に作ったもの。
その輸入費用が高くなるわけですから、当然製品価格に転嫁されます。
でも、みなさんのお給料はそう簡単に上がりません。残念ながら。
だから、ここ数年以内にインフレか国債デフォルトのどちらかが起こります。
多分、インフレでしょうね。その方が自然ですから。
同時に、実質的な日本国債「日銀引き受け」も加速するでしょう。
3 韓国経済の混乱と社会不安の生起
あの国は、やることなすこと考えていること、ちょっと変。
経済面では、異様なほど財閥優遇を行っています。
その一番は、積極的なウォン安政策。
これで、輸出企業(主に財閥グループ)が無茶苦茶儲かっています。
逆に、物価が高いので庶民の生活はどんどん苦しくなり、
家計が過大な借金を負っているのです。
その内、破産する市民が急増するはず。
また輸出企業が儲かっても、国内の雇用にはつながっていません。
韓国でも日本同様、生産拠点はほとんどが海外です。
つまり、財閥だけ儲かって庶民は実質的に貧しくなって
国には外貨がいっぱい溜まっている・・・というイビツな状態。
国内は失業者で溢れているそうです。
新大統領の朴氏はウォン高を誘導するとか。
財閥が困るその政策を、どこまで実行できるのか・・・
あと、円安になると韓国企業は途端に苦しくなります。
というのは、韓国財閥の輸出品はほとんど日本企業の
技術を真似るか盗むかして作ったものだからです。
本家の日本製品に価格競争力がつくと、大きな脅威になるワケです。
韓国経済はほぼ財閥経済ですから、円安は韓国の経済を
マイナス面に混乱させる、というワケです。
4 老朽マンションの社会問題化
まず、住む人がいなくなる郊外のバス便マンションから始まりそうです。
今でも、ほとんどタダ同然の価値しかありません。
それでも、所有者が管理費を払っている内はいいでしょう。
半分くらいが空家になって、管理費も徴収できないと
もはや「どうしようもない」ということになります。
野犬や浮浪者が住みつくかもしれません。
そんなマンションがこれから数年でたくさん出てきそうです。
10年後、20年後なんて・・・考えただけでも恐ろしい。
5 インフラ事故の多発
先日の笹子トンネルみたいな事故が頻発します。
安倍政権では「国土の強靭化」なんて言っていますが、
インフラ整備よりもゼネコンが分かりやすく儲かり、
役人と政治屋どもが利権をむさぼって美味しい汁を吸える
「ハコモノ」づくりへと内容をすり替えているそうです。
道路や橋梁、トンネル、ダムなど、1950年代から60年代に
建設されたものを重点的にメンテナンスすることが急務。
実は、同様の問題はアメリカでも起きているそうです。
今日のところは、これくらいで。
目先、絶対に面白いニュースになるのは、新政権の予算案です。
もうそろそろ出てくるのではないでしょうか。
きっと、それによって株価と為替は乱高下しますぜ。
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