住宅の耐用年数と日本の核武装について

先週、とあるところで講演をしていました。
その時のネタのひとつ。

日本   30年  87%
アメリカ 55年  22%
イギリス 77年  11%

この真ん中の列の数字は「滅失住宅の平均築後年数の比較」です。
いつものようにカンタンに言ってしまえば、
新築住宅を何年でぶっ壊して建替えるか、という年数を表したもの。
ただ、これは10年前の統計比較です。
一番右の数字は「全住宅流通量に占める新築の割合」というもの。
つまり、日本で売り買いされる住宅に占める新築の割合。
こちらは約5年前の数字。

お気づきでしょうか?
日本は住宅を余りにも早くつぶしすぎます。なんと30年で建替え。
まさにスクラップアンドビルド。
講演では「これは5年前の数字です。今はみなさんのご努力のおかげもあって、日本の住宅の性能は著しく向上しました。きっと35年位に伸びているかもしれません」
などとシッタカでいい加減なことを話しておりました。

あと、日本人はやたらと「新築」が大好きですね。
イギリス人が家を買う場合、約9割が中古なのに日本人は約9割が新築。
向こうが正しくてこっちがおかしい、
なんて乱暴な議論をするつもりはありませんが、
新築住宅を30年でぶっ壊さなければ、こんな割合にはならないはずです。
なーんて話を講演で喋っておりました。
講演の後は、懇親会。私も参加させていただきました。
そこで、とある方が声をかけてくださいました。

「先生、ご存じですか? あの日本の『30年』という数字は、今は27年に縮まっているのですよ」
キョエー・・・という感じでした。
私は日本の住宅の耐用年数は伸びているので
この数字は増えていると勘違いしていたのです。
そのお方としばし歓談。
日本人が住宅を作る際には壁や屋根といった構造にお金をかけずに、
設備や仕様ばかりに気を取られている、という話で盛り上がりました。

ここ20年ほど、日本の住宅は戸建て、マンションともに
耐久性能が著しく向上していると思います。
まず30年で壊す必要があるほど老朽していることはありません。
木造住宅でも鉄筋コンクリートでも50年どころか
100年でさえ使えるほど丈夫になったと思います。
なのに、滅失住宅の平均築後年数は縮んでいる・・・・

まあ、その辺の街を歩いていても築20年くらいのアパートや
マンション、戸建て住宅を平気でぶっ壊して新しいモノを建てていますね。
ああいったことは、何か大きな無駄のような気がしてなりません。
お金や時間を、もっと別のところに振り向ければ
日本はもっと豊かになりそうな気がするのです。
ただ、そうなれば住宅産業や建築業の総売上高が減るので
我々の業界自体は細ってしまいますが。

さて、今日は話題をもうひとつ。
北朝鮮が核実験をしました。
詳細は今後の分析に任せるしかありませんが、
北が核保有国になったことは間違いがなさそうです。
それに、先日はミサイルの発射にも成功しました。
核兵器の小型化やミサイルの命中精度を上げるには
今少し時間がかかるかもしれませんが、
以前に私が予想したよりもだいぶ早く、
北はミサイルと核の両方を開発してしまいました。

今の軍事技術では、飛んでくる弾道ミサイルを
撃ち落とすことはほぼ不可能と考えていいでしょう。
一応パトリオットなど言うものがありますが、
まず「当たらない」、と思っておいた方がいいはずです。
つまり、北が東京に向かって核ミサイルを発射しても
「防ぎようがない」というのが現実です。
北から東京までのミサイル到達時間なんて、ほんの十数分だと思います。
警報を発しているヒマもないくらいですね。

私たちに何ができるでしょう?
1 ミサイルが不発でありますように、と祈る
2 ミサイルが100km以上外れますように、と祈る
3 その時自分や家族がたまたま東京を離れていますように、と祈る

まあ、考えられるのはそれくらいのことです。
「そんなの、北が日本に向かって核ミサイルを発射するワケないじゃん。そのあと、アメリカから核攻撃されるのが分かっているんだから」
私だってそう考えたいところです。
でも、果たして北の金ちゃんがそう考えてくれるかどうか。
「ここは一発、ドーンとやってみよう」なんて
あの豚を連想されるお兄ちゃんがハリキッテしまったら・・・

とにかく、我々は「刃物を持ったキチガイ」みたいな隣邦をもっています。
そのことをよく理解して、今後のことを考えなければなりません。
もっとも効果的なのは、日本も核武装することですね。
実は、これが一番安上がりで確実な方法。
でも、日本国内にはサヨクというアホどもが
それなりのボリュームで存在し、
ガヤガヤとウルサイから現実にはかなり難しいですね。
また、核拡散防止条約という制約もあります。

これらを突破するには、北が実際に我が国を核攻撃するしかありません。
つまり、日本のどこかの、あるいは幾つかの都市が
広島や長崎と同じ目に遭うまで、この国は目覚めないでしょう。
私としては、それが東京でないことを願うばかりですが、
彼らがもっとも狙っているのは、当然日本の首都のはず。

そういえば、私の子どもの頃はいわゆる「冷戦」。
「核シェルター」なんてのが真面目に売られていました。
日本も米ソの核戦争に巻き込まれる可能性が高い、
と本気で考えられていたのです。
実際、その通りだったと思います。
しかし、核ミサイルを撃ち込まれる確率なら、
あの頃よりも今の方が格段に高いと思うのですが、
日本人にはまるで危機感がありませんね。
まさに「平和ボケ」。
私としては早く尖閣で武力衝突が始まって、
日本人全体にこの危機をリアルに感じて欲しいと思います。
そうなれば、世論は一気に憲法改正・核武装へと傾くでしょう。


2013/2/12 19:35 Comments (2)

2 Comments

素人なので合理的かどうかはご容赦頂いた上で、

・3ヶ国の木造とRCなどの割合
・地震等の自然災害の発生率(件数?)
・20年や50年タームでの経済成長率比較

この辺りの要素も影響している(比較する場合は論じる)必要がある(極論に近くなりやすいので)と思いました。
そんなことも無いですかね?笑

2013/02/14 10:08 | by ジョン

あほか。それは ⇒※最近5年間(アメリカにあっては4年間)に滅失した住宅の新築後経過年数を平均した値(下記の各国の統計調査による国土交通省推計値)。新築住宅の平均寿命(最近新築された住宅があと何年使われるかの推計値)とは異なる。
www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/singi/syakaishihon/bunkakai/14bunkakai/14bunka_sankou04.pdf#search='%E4%BD%8F%E5%AE%85+%E5%B9%B3%E5%9D%87+%E5%AF%BF%E5%91%BD

2013/02/12 21:07 | by 業界人

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