みなさん、あけましておめでとうございます。
何とか2009年は終わって、2010年を迎えました。
紅白にはヤザワさんが登場してややビックリ。
潰れた会社のリゾートマンションの広告に出るよりも
紅白に出演するほうがよっぽど好感度が高まりますぜ。
今年の箱根駅伝は波乱が少なくて、やや残念。
ダニエル君が快走した日大、もうちょっとしっかりせい!
というところでしょうか。
駒大は復路優勝の総合2位。見事な復活劇でした。
明治よ、元気なのは出足だけかよ。
早稲田もがんばったけれど、もうちょっと見せ場が欲しかった。
私の周り、なぜかこの4校出身者が多いので、一応・・・
話をマンションに変えましょう。
私は、昨年12月に首都圏のマンション供給戸数を2万戸台と予想しました。
不動産経済研究所の発表による速報の推計値で3万5千戸だそうです。
正直なところ「本当かよ?」と思う数字です。
(ホントに12月に4000戸も売り出されたの?)
彼らの08年12月の予想値だと4万7千戸ですから
コレに近づけるために多少「吹かして」ませんか?
それでも、アノ不動産経済研究所の予想値「47000戸」よりも
私の「2万戸台」の方が実数に近そうですね。
調子に乗って、今年の供給戸数を予想してみましょう。
不動産経済研究所の予想は首都圏で4.3万戸、近畿圏で2.2万戸。
この数字、首都圏については
「あら、控えめですね」と感じます。
私はもう少し多くなるような気がします。
それこそ「塩漬け」になっている土地をそろそろ
事業化しないことには来年3月の決算に影響が出そうな
財閥系が「損切り」に出てくる可能性を感じるからです。
H社がミニバブル期に仕込んだ用地もそろそろ・・・
元気な中堅デベも成長軌道に乗ってきています。
それでも、大幅に増えることはないと思うので
首都圏で4万6千戸くらいと予想しましょう。
今度は不動研の数字と大きな差は出ていません(笑)。
近畿圏では、在庫の整理が進んでいないので
少なめにして、今年同様の約2万戸あたり・・・
ミニバブル以後に土地を仕込み、事業化したマンションは
「逆新価格」というのだそうです。
私は「新新価格」と呼んでいたのですが「逆新価格」の方が
適切であると思いますので、ここは不動研のレポートに従います。
「逆新価格」というのは、あの狂乱の「新価格」よりも
1-2割ほど安いレベル。
都心の一部ではその割合が3割に達するかもしれません。
例えば、オダギリジョーの「ブリリア有明スカイタワー」。
お隣の「ブリリアマーレ」よりもかなり安いのは
「マドンナとオダジョーのギャラの差ですか?」
と、いいたくなりますね。本当は違うけれど(笑)。
少し離れた「シティタワーズ豊洲」の場合、
800戸規模といわれる未発売の「シンボル」は、
いったいおいくらで販売なさるのでしょうね?
こっちは「ツインズ」の方がまだまだ残っていて
値引の気配もないので、完成在庫はあわせて1千・・・戸??
まさか2千戸を超えるなんてことはないと思いますが。
都心ですらこういう状況ですから、
郊外に取り残された完成在庫はどうなるのでしょうね?
特に近畿圏における滋賀県や阪南エリアの
東京資本系大規模物件は・・・
昨年3月、首都圏では「投売り」という状況になりました。
これと同じような状況が、今度は近畿圏で起こりそうな気配。
しかし・・・「投売り」にでても買い手が現れるのか・・・
そう思えるほど、近畿の市場は冷え込んでいますね。
ご参考までに
近畿については
都心「豊洲」「有明」については
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