お正月が終わったと思ったら、すでに月末。
年々歳々、時の流れは加速していくようです。
私なんか、長生きしたいとは思わないタイプでして、
不自由や病気と闘いながら90まで生きるよりも
パタっと70くらいで死ねないものかと考えています。
しかし、日本は本当に少子高齢化社会になりましたね。
私のまわりにも年上ばかり。若くても40代の半ば。
30代なんかになると「むちゃ若いやん」という世界。
まあ、自然とそうなってしまったのでしょう。
メディアの取材を受けていても、相手は若くて30代ですね。
20代なんて、もう何か月もまともにお話ししていない(笑)。
子どもの関係で10代とはよく話しますが・・・
それってまったく別の世界の人々ですから。
このブログを読んでいただいている方も、
おそらく大半が40代以降なのでしょうね。
メールでの無料相談や事務所にお越しいただく面談でも、
30代の半ば以降で年収1000万円以上(推定)が大半です。
ご検討されているマンションがほとんど5000万円以上ですから。
ブログを始めた当初は、新築マンション市場の中で
最大のボリュームゾーンである
年収500万円から600万円くらいの方々を見据えていました。
マンション価格で言えば2000万円台から4500万円くらいまで。
でも、そういった方はこのブログの読者としても、
私への相談を求める方の中でも少数派になっています。
もちろん、読者については私の勝手な推測ですが。
また、そういう方はいまでもウエルカムのスタンスです。
多分、私がこのブログでジジイ臭いことを書いているから(笑)?
私は昔から実年齢よりも老けて見られました。
特段、それは苦痛でなし。むしろ、ビジネスはやりやすかったですね。
それで女性から敬遠されることもなかったと思います。
もともと口は達者ですから、女性との距離は近い方なのです。
今は愛する家族がありますので、
そっち方面の活動は一切していませんが(笑)。
今になると、実年齢よりも若く見てもらえます。
髪の毛がフサフサで白髪もまばら。
何よりも、顔相が童顔というか、苦労知らずというか・・・
昨年末、約40年ぶりに小学校の同窓会がありましたが、
「出世頭」として挨拶していたメガバンク幹部をみると、
それはもうそういう顔になっていましたね。
頭は剥げているし、でっぷり太って、
抜け目のなさそうなサラリーマンフェイス。
それでいて、周囲の様子に細かく目を配ってて空気をよく読む。
経営者やフリーランサーの顔とは少し違って・・・
口わるく表現すると「ゴマスリ顔」とでもいいましょうか。
「男は40過ぎると自分の顔に責任を持たねばならない」
といったのは、リンカーンでしたっけ。
「男の顔は履歴書、女の顔は請求書」は藤本義一?
実は、女性の顔にもしっかり人生が刻まれている、
と最近になって気づきました。
もっとも、女性の場合は「女」を捨ててからのこと。
人に見られる自分を気にしている方は、
いつまでも美しくあろうとしています。
60や70になっても、第一線で活躍している女優さんのように。
で・・・東京は都知事選です。
各候補者それぞれ、人生を背負った顔をしていますね。
一番人気の舛添氏は、いわゆるやんちゃ坊主顔。
人の言うことなんか聞かないで、何でも思い通りにやりたがる。
ご乱心なさった細川氏は、苦労知らずの殿様そのもの。
世の中のダークなところには無縁の人生を歩んでいる様子。
統合幕僚長だった田母神氏は、険しい軍人フェイス。
自分にも他人にも厳しく、課せられた任務を全うしようと粉骨砕身。
宇都宮氏は、見るからにきれいごとを並べそうなサヨク面。
知事になっても理想が先行して結果が残せなさそうな。
しかし・・・こういった選挙は我々の統治者を選ぶというよりは
ほとんど人気投票みたいなものですね。
例えば、もっとも左の宇都宮氏と最右翼の田母神氏との違いは・・・
と考えると、いったい何があるのでしょう。
大きな地震がやってくると想定すれば、
そりゃ田母神閣下の方が頼もしそうですけどね。
その他は石原都政時代とそんなに変わらないんじゃないでしょうか。
細川のお殿様とて、まさかオリンピックは返上できないはず。
原発云々はいわゆる国政レベルの話で、都は関係ありません。
都庁の人たちは、知事のことを陰で「ウチの社長は」と呼ぶそうです。
選挙で選ばれるわけですから、普通の会社の社長とは違いますね。
でも、絶対的な権限をもつという意味では、社長みたいなもの。
しかも、東京は国と考えれば世界で12番目くらいだそうです。
それだけ巨大な権力者を選ぶ知事選なのに、
人気投票みたいになっていることに、どこか違和感があります。
まあ、誰になってもマンション市場には大して影響はないでしょう。
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