嫉妬ブタ国家に囲まれた平和主義ニッポン

気が付いたら、すでに11月も半ば。
今年も残すところあとわずか。早かった・・・・
マンション市場も、実質あと3回の週末で終了。
今年は激動でした。まだ終わっていませんが。
ただ、総括するにはちょっと時期尚早。
それを言い訳に、今日も脱線いたします(笑)。

安倍君は今日、北京で習君と会談しているようです。
何を話し合っているのでしょうね?
実質、何も具体的な成果はないはずです。
むしろ「会って話す」という事実に意味があるのでしょう。
まさか「おい、尖閣から手を引け。痛い目にあわすぞ」なんて
安倍君が習君に言う訳ないし。

それよりも、北京に青空が戻ったことに驚きました。
「やればできるじゃん」と言いたいですね。
さすが専制主義国家。工場を休ませ、自動車乗り入れの制限・・・
日本じゃちょっとできない芸当ですね。驚きました。

一方、朴君は安倍君に会おうともしません。
あのオバサン、かなりビョーキが進んでいるようです。
産経新聞の元支局長の裁判がもうすぐはじまります。
まさか有罪にして刑務所に放り込むのでしょうか?
そんなことをしたら、世界にむかって赤っ恥です。
まあ、あの国全体がビョーキの嫉妬ブタみたいなものですから
「反日」ということなら何でもアリですね。

さて、今日のお題は来日が決まりそうなプーチン君のロシア。
この国の現実は、あまり日本では知られていません。
実は、ここもトンデモナイ国なのです。

まず、安倍君は世界の他の首脳に比べてプーチン君に優しい存在。
なぜならプーチン君は今、おいそれとヨーロッパやアメリカを訪問できません。
その理由は、いうまでもなくウクライナ問題。
クリミア半島を併合した後、じわじわと東部2州を取り込んでいます。
いずれ、ロシア領になるシナリオが見えています。
こういうことを、今の欧米先進国は最も嫌います。
つまり、正式な手続きを経ない国境の変更です。

その昔、ヒットラーのドイツが、チェコスロバキアのズデーテン地方を
併合した時、時のイギリス首相チェンバレンは
多国間の「話し合い」で解決しようとしました。
その結果出来上がったのが悪名高き「ミュンヘン協定(1938.9)」です。
ヒットラーに「これ以上領土を要求しない」と約束させた
チェンバレン君は、意気揚々とロンドンに帰ってきました。
そして、協定書を掲げ「これで平和が確保された」とのたまいました。
その結果、どうなったかはみなさまご存じの通り。
翌年にはドイツ軍がポーランドに侵入して第二次世界大戦が勃発。

欧州には、「ミュンヘン協定」の悪夢がまだ記憶に残っています。
だから、プーチンのような独裁者が隣国の領土を掠め取ると、
あのヒットラーを思い出してしまうのです。
プーチン君も、それが分かっているから欧米にはバツが悪いのですね。
でも、日本人はウクライナ問題でプーチンとヒットラーを
重ね合わせるようなことはしません。
むしろ、日本はその昔支那大陸でプーチンまがいの悪行を
積み重ねた結果、自らの破滅を招いた苦い思い出があります。
だから、あまり「見たくない光景」。
それと、ロシアとの間には北方領土問題があります。

まあ、下世話な見方をすれば
「ロシアが欧米に冷たくされている今こそ、返還交渉のチャンス」
くらいに考えているあまーい日本人が多いのでしょう。
少なくとも外務省のロシアスクールはそうでしょうね。
安倍君もそんな彼らのあまーい見解に乗っかっているかもしれません。

しかし、プーチンが北方領土を返す気なんてサラサラないことは、
今までの彼のやり方を見ていれば、自明のこと。
四面楚歌のプーチンは、密かに日本を利用しようとしているだけ。
その昔、天安門事件の後で中共が世界から非難轟轟を浴びている時、
日本は「こういう時に恩を売っておけ」とばかりに
天皇陛下に北京を訪問していただきました。連中は、その場では感謝感激。
しかし、そのあとどうなったかは、みなさんご存じの通り。

国際関係において、窮地に陥っている敵対国に手を差し伸べてはいけません。
「水に落ちた犬は叩け」とばかりに、追い込んで要求を突き付けましょう。
日本もその昔、支那に「対華21カ条の要求」なんて、やっていました。
権益というのは、ああいう風に勝ち取るべきであり、欧州では常識。

さて、そのロシアですが、かなり困った状態です。
まず、国運は衰退するばかり。何よりも人間が減っています。
合計特殊出生率は1.5台。日本よりちょっといいだけ。
しかし、平均寿命は男が63歳で女性は75歳。
男の63歳なんて、発展途上国並みです。
まあ、ロシアは実際のところ先進国ではありませんが。

そして、ロシア国内にはロクな産業がありません。
強いて言うなら、石油や天然ガスなどの資源採掘。
あとは、ソ連時代からの軍事・宇宙産業。でも中身は二流。
治安は極端に悪いですね。警察が機能していません。
では、社会の秩序はどうやって保っているのか?
それはマフィアです。日本風で言えば、ヤクザ・暴力団。
彼らと話を付けないと、小さなビジネスさえできません。

インフラはズタズタです。
きちんと水道やガスや電気が来ている住宅は、
モスクワでも半分以下ではないかと推定します。
そういったデータもありません。もう、アフリカ並み。

それで、国内の経済を支配しているのはプーチンなどの
政府高官の息のかかった人間は支配する巨大企業。
彼らが国内経済の美味しいところを独占しています。
さらに、一応選挙は行われますが、中身は出来レース。
きちんと開票しているのかさえ怪しい状態。

英語などの外国語が話せて、技術のあるロシア人は
どんどんと外国へ逃げ出しています。
国内にあるのは絶望と退廃。逃げ道はウォッカ。
だから、男性の平均寿命が短いのです。

それでも、ロシア人は何とか生きています。
プーチンは、日々独裁色を強くしていきます。
彼が目指すのは旧ソ連の復活。彼自身KGBでしたから。
とまあ、プーチンというのはいま世界の指導者の中では
かなり危険な人物とみなしていい男。
そんな奴に、日本は媚を売っているのです。アホですね。

ロシアの極東地域では、支那人が急速に増えているそうです。
その内、実質的な支那の支配地域になりそうな。
ウラジオストックのある沿海州は、その昔支那がロシアに奪われた土地。
支那としては「返還要求」を突きつける代わりに、
実質的な影響力拡大を狙っているのかもしれません。
でも、プーチンはそんなことをいつまでも許さないはずです。
近未来、支那とロシアが再び戦火を交える可能性も否定できません。

しかし、かえすがえすも日本はヘンな連中に囲まれています。
世界の非常識国家「韓国」。最悪の飢餓・独裁国家「北朝鮮」。
年々傲慢になる危険な大国「支那」。そして・・・・
世界を焼き尽くす核兵器を持ちながら、衰退していく「ロシア」。

まあ、日本に友好的なのは台湾とフィリピンでしょうか。
でも、この両国ともにちょっと離れすぎていて、
台湾はいつ支那に併呑されるか分かりません。
日米安保が無ければ、この国は10年も持たないでしょう。
しかし、世界でこれほど地政学的に危険な環境にある国も珍しい。
なのに、その国民の多くは「平和憲法」などをありがたがっています。
その昔は「アンポー、ハンタイ」。今は「サイカドー、ハンタイ」。
他国からは「あれではいつか国を失うだろう」と見えていることでしょう。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
大規模マンションシリーズの、東京と神奈川を更新しました。
マンション市場の勢いが、急速に萎んでいるのが分かります。
郊外では、建築費の高騰を価格に転嫁できていませんね。
旧価格物件も、売れていない物件は、相変わらず売れていません。
来年は新価格の崩壊が起こるかもしれません。

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2014/11/10 15:01 Comments (2)

2 Comments

まろたんさん、こんばんは。

安倍ちゃん、やりましたね。
意外や意外。
確かに面白くなってきました。
野党に勝てる理由はゼロ。

しかし、意外に助かったのは小渕のおばちゃん。
選挙でみそぎを済ませたら、
あとは本人の刑事責任が問われない限り「過去の話」。
まあ、10年は大臣できませんけどね。

ではまた、ごきげんよう 榊淳司

2014/11/12 21:05 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

にわかに、風向きが。

年内解散総選挙あり?
との一番記事は、ヨミウリでした。
各社、つぎつぎに追っかけ記事を。

今、野党側はバラバラなので、
安倍ちゃん「その気」になるのも、あり。

増税の是非は、今このままの状況で、
どちらを選んでも、悔いが残りそうな。

考えれば、あれやこれや。
しからば・・・。

ですが、安倍ちゃん、すでに市場調査して、
「星取り」の勘定を、すませているのでしょうか?

ま、ここはドカンと、動いたほうが、おもしろい。

今日、わが家の晩メシは、牛しゃぶでした。
野菜もたっぷり、ごちそうさん!

ごきげんよう。

2014/11/10 22:50 | by まろたん

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