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榊 淳司オフィシャルブログ

このブログ記事は6日に上げる予定ですが、
その頃に私は東大阪のディープな酒場に沈んでいるはず。
とある新聞社の方が案内役になってくれます。
なよっとした京都人が、河内のナニワ人に
フルボッコされそうな恐怖感に震えています(笑)。

その前日は、大阪の慶応義塾大学関連の団体で講演を行います。
その団体の形成的事由からして、参加者全員が慶應OBです。
今まで中国人の不動産屋団体ツアーとか、大阪の不動産業者、
全国の建材屋さんの新年会、ごくごく一般の方々などを
相手に講演をしてきましたが、「全員慶應OB」にビビっています。

あるとき、ある人の講演を聞いていて
「この人うまいなあ」ということがありました。
そのお方、年間2百回以上も講演するそうです。
でも、お医者さんの団体で講演をした時には
「ちっとも笑いが取れなかった」とか。

賢い人って、なかなか受けてくれません。
特にアホなジョーダンが通じないからビビるんですわ。
まあ、このブログがアップされる頃には終わっています。
どうなることやら。まあ、あとは野となれ山となれ。

さて、たまにはまじめにマンションのお話しをしましょう。
最近、世田谷と目黒、品川、中野をまわりました。
「これ、いったいどないするつもりなん」と言いたくなります。
世田谷区では坪単価400万円超が普通になりました。
500万円台も珍しくなくなっています。
当然、売れていません。半分以上が完成在庫です。

目黒区でも、似たようなもの。
山手通り沿いには住友不動産が売主の「シティ」が
軒並み完成在庫になって並んでいます。
まあ、安くても坪単価400万円台。500とか600万円台チラホラ。
売れていないと思いますよ。でもあそこは業界の北朝鮮。
本当はどうなっているのかよーわかりません。

だいたい、築2年から3年の間に「完売」するのがパターン。
誰に売って完売しているのは知りませんよ。
それは、誰かが買えば完売になりますものねえ。
最近は1年半超くらいになると値引きもやっていますね。
逆に売れそうなものは平気で値上げしているようです。

大井町の駅近にタワーマンションが販売中ですねえ。
アレ、羽田空港への進入路が変更になったらあきまへんで。
かなりの騒音で社会問題化するのでは、と危ぶみます。
でも住友さん、そこも値上げなさっているような。ホンマ?

あのね、そういうアホみたいな価格のマンションを
買う人がいるからいけないのですよ。買わへんかったらええやん。
というのは、そういう理由もなく値上がりしているマンション、
次の下落期で痛いほど値下がりしますよ。

今回、局地バブルで値上がりした理由は
・ 金利が史上最低のゼロ
・ 金融緩和で銀行にお金が余りまくり
・ インバウンド需要で都心ホテル用地が高騰
・ 人手不足で建築費が高騰
・ 外国人の爆買いが後押し(今はない)
・ 相続税対策

まあ、理屈で説明できるのは以上の6点です。
でも、なによりも今の局地バブルを支えている最大の要因は

高値でも買うアホがおる

これに尽きるんと違いますか。
特にエンドさんが需要層の新築、中古マンションはこれですよ。
港区で、賃貸したら3%回るかどうかわからん区分を、
どういうわけか買っているアホがいてはんどすわ。
ホンマに、信じられへん。

3%ということは、世の中逆回転して6%の時代に
戻ったら半額になるということです。
今の異様な低金利が、このあと何年続くと思てるの?
アメリカ、ヨーロッパではすでに終わっているのよ。

あと、情報を発信している側にも
「これはバブルではない」なんてことを平気で
おっしゃっている輩が何人もいます。
まあ、不動産屋側からお金をもらっている人はしゃーない。
いわゆる「御用評論家」というポジションですから、
その発言のすべてはポジショントークです。

ハッキリ言って、不動産市場に関して「評論家」や
「ジャーナリスト」などという立場で情報を発信している方で、
ポジショントークを一切しないでも、言論活動だけで
「食えている」人は私を含めて3人くらいですよ。

その他は、すべて言論活動以外の収入が主体のはず。
そこからはなにがしかの「ポジション」が生まれます。
あるいは、どこかの企業に所属している人もいますね。
場合によってはまったくのアマチュアだったりします。
フリーランスを装いながら、実は不動産屋さん側から
太い収入源を確保しているお方もいそうですね。

だから、みなさんが通常の「中立的」と思えるメディアを
通して読む様々な記事やコメントでも、色がついているケースが
かなり多くあるとお考えください。
そもそも、メディアが色を付けているケースも多々。

例えば、メディアが「暴落」に持っていきたい場合は、
必ずと言っていいほど私にお声がかかります。
記事を書くか、何らかのコメントを提供。
タワーマンションや湾岸について否定的な
特集を組みたいときも、私の出番ですね。

しかし、世の中の大きな流れは恣意的に変えられません。
今のマンション市場はハッキリ言ってクレイジーです。
いつかは暴落的な下落が起こるでしょう。
これだけ余っているのに、まだ高値で買うアホがいる。

私が見ている限り、勉強不足の富裕層です。
あからさまなのは、医者と歯医者の開業医。
彼らは世の中に対して優越感を持っています。
お金も持っています。これからも稼げます。
だから「値下がりリスク」に対して異様に鈍感ですね。

まあ、行くところまで行くでしょう。
個人所得はちっとも上がっていません。物価もしかし。
こんな異常事態がいつまでも続くはずなし。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
「世田谷区」は5物件増えて、なんと34物件。
半分以上が完成在庫です。どうなるのでしょう。
注目物件があるので有料メルマガで配信しますね。

世田谷区総集編
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プラウド弦巻、
ファインスクェア三軒茶屋、
プラウド弦巻、ジオ世田谷松原、
オープンレジデンシア代沢二丁目、
ピアース明大前
ウエリス世田谷砧、
ディアナコート用賀、
グランドメゾン等々力レジデンス、
オーベル世田谷上町、
ウエリス下北沢、
ラグシスヒルズ三軒茶屋、
プレシス三軒茶屋
プレシス北沢公園、
ザ・グランプルーヴ上馬、
オープンレジデンシア駒沢、
THE 桜新町 TERRACE、
オープンレジデンシア桜新町
テラス、トワイズ成城
ザ・パークハウス
二子玉川碧の杜、
ロイヤルシーズン二子玉川、
ブランズ二子玉川テラス、
セイガステージ世田谷烏山、
シティハウス自由が丘、
エラヴィオ等々力、
シティタワー駒沢大学ステーションコート、
THEパームス祐天寺マスタープレイス、
サンクレイドル学芸大学,
芦花公園 ザ・レジデンス、
ウエリス世田谷砧、
ブランズシティ世田谷中町、
ルネ世田谷千歳台 AYUMI、リーフィアレジデンス 世田谷砧、
パークナード経堂

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マンション市場はかなり静かですねえ。
それに、夏枯れの時期に入りました。
しばらくは動かないでしょう。
その間、不動産以外の経済がちょっと心配です。

アメリカと中国、本当に貿易戦争を始めそうです。
これからジワジワと中国経済を締め付けていくはず。
人民元がドルに対して値を切り下げていますね。
中国人は当然、元を外貨に交換したいはずです。
その動きが上海の株式市場の動きに反映されています。

共産党政府が最も嫌うのは社会の不安定化です。
今でも年間10万件以上の暴力的な抗議行動があるとか。
漏れてくる報道を見ると、わりあい抗議行動は有効みたい。
日本なら役所に怒鳴り込んでも、こちらによほどの
理がない限り要求なんて通りませんわなあ。
むしろ、暴力行為や公務執行妨害で逮捕されそう。

そして、今後アメリカ政府とその出先機関は、影に日に
中国国内の反政府的な動きを支援するはずです。
今までは、あからさまにはやっていませんでした。
でもこれからはやりそうですね。
サイバー攻撃なんてのも、今までは中国から仕掛けてばかり。
でも、これからはアメリカからの攻撃もありそうです。

これは歴史の節目となります。
これからは「米中激突」の時代なのです。
アメリカは過去に2回、自らの地位を脅かす挑戦に対し、
果敢に戦って勝ち残りました。

まず1941年の12月、西太平洋とアジアの支配権を奪うため、
日本を経済封鎖で追い込んで戦争を仕掛けさせました。
結果はご存知の通り。日本は焼け野原になってアメリカの従属国に。
さらに、日本とドイツを破滅させた直後から始まった、
ソ連の挑戦を約45年かけて打ち破りました。冷戦の勝利。

そして、今回は中国が世界に対するアメリカの支配に挑戦。
習近平君が掲げる「中国夢」とか「一帯一路」などというのは、
中国が「次は俺たちが世界を支配する」と言っているのと同じ。
アメリカはそれに対して、今までわりあい根気よく我慢。

「中国も豊かになったら少しは世界の常識が分るやろ」
まあ、そういう具合に眺めていたのですよ。
しかし、最近それではあかんことに気が付いたのです。
やんわりと説得しても、まったくダメ。
これまでの国際的な常識をまるで無視してやりたい放題。

4年ほど前に前大統領のオバマ君が習君を説得。失敗。
3年前には、とうとうオバマ君も切れて「航行の自由」作戦開始。
トランプ君はかなり時代遅れな貿易感を持っていますが
「中国はずるくてケシカラン」とは考えている模様。
その過程で出てきた関税政策に国務省が反対した形跡なし。

前にもここで書きましたが、アメリカは「国として」、
大きく対中政策のかじを切ったのです。
それは「対話路線」から「敵対関係」への大転換。
そして、中国の経済力や軍事力を「弱体化」させる方向へ。

これはかつて、アメリカが大日本帝国やソビエト連邦に対して
おこなった締め付け政策を今後は中国に対してもやるよ、
という実に大きな政策転換なのです。
だから、トランプ君が大統領でなくなっても続きます。

ただし、中国が軟化した場合は敵対政策が和らぐはず。
まあ、あの面子ばかりを重んじる連中が、ちょいと
睨まれたくらいで軟化するとは思えませんけどね。
だから、今後の米中対決はさらに先鋭化するはず。

さて、そうなれば日本は米中のはざまでどうすべきか?
答えはいつものようにカンタン。アメリカ側につくべきです。
たとえ中国との関係を多少悪化させても、アメリカ重視。
なぜかって? そんなん決まってますやん。
日本は自由と民主主義の国ですからね。共産主義ちゃいます。

まあ、自民党の政権が続く限り、日本が政策を誤ることはなさそう。
しかし、旧民進系の野党が再び政権を取ったら・・悪夢です。
それこそ真剣にこの国から逃げ出す準備を始めるべきかと。
尖閣どころか、沖縄まで中国に取られるでしょうね。

今後の注目はまず、上海の株式指数でしょうね。
中国は政府の腕力でずっと3000を維持してきました。
今後は2500を割るかどうか。その次は2000。
そこまでいったら、それこそ暴動ものでしょうね。
第二次チャイナショックですよ。世界経済が混乱。

2015年頃、アメリカの専門家が
「チャイナショックはリーマンの2千倍」なんて
衝撃的なコメントを出していました。
まあそうでしょうね。日本の2.5倍の規模に膨らんだ
中国の経済が、実はチョーいい加減な信用構造にあることが
世界にさらけ出されてしまうのですから。

2千倍が20倍でも、世界経済は10年以上死にますよ。
特に、日本はいちばんアカンことになります。
なぜなら、金融政策が何もできませんから。
いや、恐ろしいことです。だからあまり考えないことにします。
それも現時点ではひとつの解決法ですから(笑)。

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今年も半分終わりました。早い!
僕の人生はあと19年しかないのに、半年がこんなに
早く終わってしまうと、すぐにゴールやん、なんて。
まあまあ。

季節は、夏至を過ぎました。なーんて。
私が夏至や冬至を気にするようになったのはここ5年程度。
「ふーん、夏は日が長いなあ」とか「冬ははよくらなる」
という感覚はありましたよ。春分と秋分は祝日です。やったー。
せやけど、なんでその日が祝日なんか、ようわからん。

なぜ夏至や冬至を気にするようになったかというと現地調査。
新築マンションの現地を見て回っていると、
自然に日暮れの時間が気になります。写真を撮りますから。
日暮れが早いと、予定をこなせません。
「ちょっとまったれや」と思いますね。

逆に日暮れが遅いと、たくさん見て回れます。
「そんなもん、朝早く出ろよ」といわれそう。
あきまへん。一年通じて起きるのは平均午前10時。
出ていくのは早くて午前10時半。遅いと13時。
あかんでしょ。そういう人間なんです(笑)。

夏至の近辺には、現地調査でたくさんの予定を組めます。
冬至の前後には、タイトスケジュールになって焦ります。
だいたい16時半には暗くなってしまいますから。
こういうだらしない人間が、日本で最も
「23区の新築マンションを知っている男」なのです(笑)。
まあ、それはいいとして。

普段の朝は、自宅から歩いて10分ほどの地下鉄の駅に向かいます。
その途中に、生産緑地があります。広さは500㎡くらい。
私が通る昼前には、人影がありません。
でも、その畑の風景は、毎日微妙に違います。
きっと、持ち主さんが朝早くに野良仕事をしているのです。
えらいですね。いまだにお百姓の営みを忘れていません。

ここひと月ぐらいで、立派な大根が育っています。
「ふーん、大根て生育が早いなあ」と見ています。
正直な話、そういうことに目が行くようになったのは最近。
野菜の成長とか植物の変化にはまったく興味がなかった人間。
「人間、歳をくうと変わってくるなあ」

花は梅が好きになりました。
その畑も含めて、自宅から事務所に着くまでに
3カ所、梅の木を発見しました。実に風情があります。
花は桜よりも梅じゃないですか、なんて。
梅の花が咲くのは、ちょうど冬が終わろとする頃。
何となく、春への期待で気分がほんのり明るくなります。

自宅から事務所に着くまでの間、人間も観察します。
最近は自分よりも年下と思えるお方が大半です。
「この人は40代半ば」「このジジイは70越えとるな」
などと眺めながら事務所に向かって歩いています。

残念なことに、私の通勤ルートに美人は少ない(笑)。
事務所は日本橋小網町にあって、最寄り駅は「茅場町」。
この「茅場町」駅近辺は、インバウンドだらけ。
観光地ではないのですが、ビジネスホテルがいっぱい。

日本橋川を渡りながら、その日書く原稿の構想を練ります。
で、橋の上にいる路上生活者をチラ見。
空き缶をいっぱい入れたビニール袋があったりします。
「ふーん」とやり過ごして・・・

今の事務所に越してきて2年半ですね。
ランチタイムになると行列ができるラーメン屋さんがお隣。
一回だけ食べてみたけど、まあ「それなり」。
別にもう一回行こうとは思いません。
機会があれば別ですが。

最近、歳を取ったせいか周りへの観察が細やかになりました。
若い頃はイケイケ。事務所に向かう時も心の中は
「あの仕事で・・やって・・百万円の売上か」なんて
ことしか頭にありませんでした。
桜が咲いたら「おお、花見でもやるかいな」と。

今は年寄りになったので、心の動きも変わります。
毎日歩く道の樹木の変化まで目に入ります。
アハハ。こうなるとは思わなんだ。
でもまあ、日本人ですね。

そして、あと19年もたったら死にます。
人生というのは、まあそういうことですね。
それまで、それなりに生きればいいのでしょう。
人とふれあい、語り合い、何かを思い出しつつ・・・

人間を眺めているが好きです。
何と言って、いちばんおもしろいのは人間。
旅行に行きたがる人の気が知れません。
知らない土地で知らないものを見ることよりも、
知らない人に会って知らない話を聞く方が、
よほどに面白いと私は思いますね。

だから、私は何が面白いかというと、人間。
日々の出会いにワクワクしています。
ただ、そう思えるのは最近ですね。
以前はそうでもありませんでした。

広告屋時代、出会うのは同業者か不動産屋。
面白い人間率はかなり低かったですね。
今、出会うのはブログの読者さんとメディア。
「ぜんぜんおもろいやん」と思います。

先日、このところ親しくお話していただいているお方が、
日本の歴史上超有名な剣豪を輩出した一族の
「14代目」ということが分かって、驚愕。
そのお方が医療関係の高度な専門家で、お話も抜群。
ほんまに「おもろいのは人間や」と再認識。

それで、つくづく「広告屋をやめてよかった」と。
この10年ほど、いろいろなお方と出会い、交流しました。
ちんけな広告制作会社の社長をやめて、
今のような言論活動を始めて、本当によかった。
リーマンショックよありがとう、と言いたい気分。

時代は今も変わっています。
変わっていることを頑なに認めない人もいますね。
そういうお方はどんどん時代に取り残されていきます。
季節が変わって景色が変わる様に「歳歳年年人同じからず」。
変わりゆく世間に対して、常に平明な眼識を
持ちながらあと19年ほど世間に憚ろうと思います。

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「会社からはペンネームを使ってはどうか言われたが、人を攻撃するのに実名を明かさないのはダンディズムに反する。イヤだと拒否した」

産経新聞に連載されている屋山太郎氏の「話の肖像画」。
昭和ヒトケタらしいダンディズム、というか反骨精神。
昔から骨のある論評をする人だと好感を持っていました。
今は匿名で他人を誹謗中傷する卑劣漢全盛の時代。

卑劣漢というのは、だいたい面相がブサイクになります。
また穢れた心が面相や言動に出ますから、嫌われます。
若い頃からスペックは悪くないのになぜかモテない、
という卑劣漢を私は何人か知っています。

人間社会は残酷です。
運動神経が悪い人がいくら練習しても選手にはなれません。
学校の勉強に向いていない人は、
一日20時間嫌いな勉強しても東大に入れません。
人望がない人がいくら性格改善のマニュアル本を読んでも、無理です。
0歳の子どもの頃から「IQ向上塾」にいっても結果は同じ。
救いがあるのは男女ともブス。整形できますから。

IQや運動神経や身長や性格を、生まれた後に操作できる
医学や生理学や心理学その他の手法を編み出せば、
ノーベル賞を10個ほどあげても良いくらいですね。
でも遺伝子までは変えられるでしょうか。

韓国人の何割かは美容整形をするそうです。
でも、その彼氏彼女らがもともとブスだったら、
その遺伝子は確実に子孫に伝えられます。
同様にIQがよくなる薬が開発されたとしても、
それを飲んでIQが上がった親の子は・・・

人間とチンパンジーの遺伝子は98%同じだそうです。
で、人間同士だったらどうなのでしょう?
東大に入れる人間と頑張っても中卒の人間は?
イチロー選手と、そのへんのドンちゃんとの差は?
どの程度DNAの配列が違うのでしょうか?

今の日本はすっかり格差社会を構築してしまっています。
しかも、日本は明治維新から150年このかた、
わりあい機会均等な社会を維持してきました。
1945年以降の73年は、さらに優勝劣敗な社会。
だから、優秀な人間は早くから財産や社会的地位を築き、
その子もまたその地位を受け継いできました。
大企業の経営者や政治家に二世三世が多いのは、
格差社会が固定化されている現象の可視的な一部。

日本という国は明治維新以来150年間、分りやすく言えば
頭のいい人間を優遇してアホを疎外してきました。
いい学校に入れる人間を上位のポジションに押し上げ、
学校の勉強が苦手な奴には底辺の仕事を強いる社会構造。
ただ、おおむねこの仕組みはうまくいって日本は発展。

WW2の前は、優秀な人間は軍人か官僚か医者になりました。
戦争に負けてからは、文系は役人。理系は医者。
それでもって、軍事は弱くなったけど経済は発展。
しかし、人間を測るバロメーターは大学受験の結果という
実にさもしいシステムになったので、受験戦争が激化。
メディア的には「学歴社会はけしからん」となりました。

受験のシステムは何年かごとに変えられています。
でもね、「頭のいい奴が得をする」という基本構造は同じ。
「体の動く奴はスポーツ選手になれよ」の価値観も変わらず。
ただスポーツ選手は頑張っても30代の前半で現役終了。
だから、世の親はよほどでないと子どもを
スポーツ選手にはしたがりません。まあ、あたりまえ。

そいでもって、この国は基本的、および表面的に学歴社会。
でも実際のところは人柄、そして家柄や出自、親の社会的地位、
出身エリアなど多角的な人物評価の中で「学歴」は
「最も有力な指標」であるにすぎません。
それは「絶対的」ではないのです。

日本社会のよいところは「最も有力な指標」である
学歴に捉われずに人物を登用している例の余りも多いこと。
また見上げる様な成功者に学歴がイマイチの人が多いこと。
ついでに言えば、私が尊敬する人の中にも
大学さえ出ていない人のあまりにも多いこと。

つまり、学歴とはどこまで行っても「最も有力な指標」レベル。
「絶対的」になることはあり得ないでしょうね。
「そんなもん、当たり前やん」と言われそうですが。
その通りです。でもかつて日本には学歴以上に
「絶対的」な人物評価の指標があったのです。
それは何かというと「生まれ」です。

平安時代なら、親の位階より3つ上に昇ることはほぼ不可能。
江戸時代なら百姓出身者が武士になることは稀にあった
かもしれません。でも藩の家老や幕府の重職になる可能性は僅少。
私がしるかぎり、そういう例は大久保大和でしょうか。
多摩の百姓に生まれて最後は瞬間的に幕府の旗本寄合格。
でも、数か月でしょうか。元の名は近藤勇。

それに比べれば今の学歴社会なんてユルユルですよ。
特にネットが普及してから、ヘンな人がすぐに億万長者。
ネットビジネスの覇者で東大卒なんていましたっけ?
早稲田なんて、学歴社会では凡人の範疇ですからね。

さて、話を戻しましょう。
インターネットが普及してから、ネットの世界ではこれまでの
日本社会に変則的な秩序崩壊をもたらしています。
匿名で発する言辞を公開できることで、
格差社会で抑圧された劣情を部分的に表明することを
可能にしてしまったのです。これってパンドラの箱?
まあいいとして。

屋山氏が「ダンディズム」と表現したスタンスがそこには皆無。
昭和的な感覚でいうところの「便所の落書き」が、臭いに耐えて
公衆便所に行かなくてもネットで見られるようになりました。
それは、社会の一部にヘンな混乱をもたらしています。
大きな声では言えませんが、限られた指向の人々にとって
それはビジネスチャンスや収入減になっています。
まあ、それもどうでもいい話。

要するに、日本はネット社会になってさらに機会均等になりました。
学歴社会は厳然として「旧社会」に存在します。
ただそれは未だに「最も有力な指標」であり、その地位は揺るがず。
しかし、今やネットという新たな抜け穴が生まれたのです。

その副産物として出てきたのが匿名で跋扈する卑劣漢たち。
「低能先生」はとうとう人を殺してしまいました。
せっかくこういう新たな抜け穴が出てきて、
学歴社会的にはイマイチな評価しか得られない人でも
成功するチャンスが広がりました。
だったら、もっとダンディに勝負すべきですね。
ましてや低能先生は旧帝をご卒業であられるとか。
就職氷河期はそこまで人間の心を苛んでしまったのか?

ただ私が思うのは、ネット社会と言うのは卑劣感どもと
親和性がありすぎ。その匿名性からでしょうか。
だから、匿名性を引きはがすシステムにしないと、
「低能先生」事件の後続は絶えないと思います。

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2018/6/30 0:05 | ちょっと脱線 | Comments (0)

社会人になって以来、私はお金を稼ぐ仕事をしてきましたが、
その他、この20年くらいでやってきた最大のことは「子育て」。
それはもう、めくるめく出来事の連続です。
子どもが小さい頃は手がかかります。
体力を使いますね。けっこうしんどい。

子どもが学校に行き出すと、今度は「教育」という
ものにお金がかかり始めます。
それはもう、莫大な額が右から左へすいすい。
それこそ「家が建つ」くらいです。ほんまやで。
ヘンな話、今住んでいる家の建築費以上には
「教育」費がかかっていますねん。2軒分くらいかな?

そして気が付いたら、私も50代の後半になっています。
もう、世間的には「終わっている」オッサンです。
まあまあ、オッサンの人生なんてこんなものですね。
それに対して、特に不満も後悔もありません。
「まあ、こんなもんやろ」という世界。

予定ではあと19年ほど生きることになっています。
75歳くらいでポックリと死ねれば上出来ですやん。
それについて、特に恐れません。人間、いつか死にます。
ただ、「痛い痛い」と泣き叫ぶような病気には
なりたくないなあ、と思います。人間の尊厳ですがな。

「往生際が悪い」というのは嫌ですねえ。
人生、ひとかどの成功をおさめたにもかかわらず、
引き際が悪くて「老醜を晒した」ケースを知っています。
「あーあ」と思いますねえ。残念な成功者たち。

幸いなことに、私は人生に成功していません。
このあと19年の間に成功する可能性はおそらく0%。
成功した人を何人か知っていますが、
彼らの共通項は「人生に対して意欲満々」であること。
私は基本「どーでもいいやん」が座右の銘ですから(笑)。

しかし「成功」というのはいたって外面的なモノ。
紀州のドンファンの事件でいろいろ報道されていますが、
彼は「成功者」ではありますが「幸福者」でしょうか。
私は多分、そうではないと思います。
心が満たされないままいかはったんやなあ、と思っています。
まあ、死んでしまえばどうでもいい話でしょうが。

日本人には独特の死生観というものがあります。
それは「名こそ惜し」というもの。
命よりも名誉を大事にするのです。
死んだ後で「アイツはアカン奴やった」と言われるのを
何よりも恥とする価値観です。

これはすでに源平合戦よりも以前から見られますね。
つまり武士というものが現れて早々にできたもの。
仏教では「死ぬことを恐れることはない」という
ようなことを私たちに教えてくれます。
まあ、それのひとつの亜流が武士道でしょうか。

日本史を眺めていると、この武士道というものが
いつくもの美しいエピソードを残しています。
戦いにおける華々しい勝利のお話しもいいのですが、
私の好みは「落城」ですね。

西洋史でも、私の好きなシーンはビザンツ帝国の滅亡、
とかロードス島の落城話なんてのが好みです。
1945年のベルリン攻防戦、なんてのも大好き。
何でかよう分りませんけどね(笑)。

日本の歴史上、最大級の落城譚は1615年の大坂夏の陣。
日本に合戦史というものがあるのなら多分、
大坂夏の陣こそ最大級ではないでしょうか。
それ以前の記録にも「・・方は兵四十万」とかありますが、
当時の日本の農業生産力から考えて無理。
多分、大坂夏の陣の「東軍20万、西軍8万」が最大級。

実は1600年の関が原ではそれ以上の人数が集まってはいます。
でも、戦闘に参加したのは東西合わせて6万くらい?
大坂夏の陣では東西合わせて20万人以上が激闘。
今の大阪市のなんばとか天王寺あたりで死闘が繰り広げられました。

ご存知の通り、日本史上最大最強の英雄は真田幸村。
徳川家康の首を取る「あと一歩」まで迫ります。
もしかして、「家康はあの時に殺された」という説もあります。
まあ、こんな英雄はいませんよ。義経と並びますね。

その幸村、多分「戦に勝つ」とは考えていなかったはず。
彼の心には「いかに美しく死ぬか」ということでしょう。
ただ、希望は最後まで捨てていなかったとは思います。
しかし、あの戦に勝つのはそれこそ僥倖しかありません。

人間、必ず死にます。
今、日本には1億2千4百万人くらいの人がいます。
しかし、100年後にはこのうち99.9%以上の人がいません。
今生きている人の中で100年後に生きている人が
その名前や姿を覚えている人なんて100人未満。
そう思えば、みんな「名もなき人」。平等です。

多少大きな家に住もうが、いい車に乗っていようが、
ドンファンみたいに美女とたくさんいいことしようが、
100年後には「それ、誰の話」ということです。
その感覚、わかるのは難しそうですね。

今から100年前は1918年ですね。
私の死んだ父親は1916年の生まれでした。
時、あたかも第一次世界大戦の真っ最中です。
ただ、日本からはその当時かなり遠い欧州が主戦場。

「お前、戦争になったらどうする?」
父はまわりの大人にそう聞かれて答えたそうです。
「分厚い鉄の扉の中に隠れる」
あはははは、私の父ですね。その気持ち、よう分る(笑)。

その父は、大東亜戦争で軍属になって昭南島(シンガポール)
で敗戦を迎えました。英軍の捕虜になって散々。
「一日に掌いっぱいの米しか食えへんのやぞ」。
栄養失調になったけれども、無事に復員。私の父に。

わが父は、こうやって私が語り残しました。
しかし、私のことは誰が思い出してくれるのか。
国会図書館という機能が残っていれば、
私が過去に刊行した8冊の拙著が残るかもしれません。
しかし、アレは極めて時流に合わせた内容ですからね。

56年生きて思うのは、「まあ、こんなもんか」。
後の19年を予定通り淡々と生きるだけですね。
多分、1000年後には私が生きていた痕跡は皆無。
まあ、そんなものでしょう。
1000年後にも私の遺伝子がどこかにあればいいと思います。

6月30日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:6月30 日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

6月30日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は2組様。
待ち時間が多少はございました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2018/6/28 0:05 | ちょっと脱線 | Comments (2)