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榊 淳司オフィシャルブログ

今日の朝、自宅で作業をしていたら、盟友の大友氏から電話。
「・・テレビが『榊さんと連絡が取れない』と僕のところに電話がかかってきたのだけど」
そういえば、昨日の夜にメールをもらっていたから、
今日は事務所に出てから返信するつもりでした。
あわててそのディレクターに電話したら、
「有明アリーナが横浜にかわった場合のお話を伺いたい」とのこと。
「V撮りですか?」と聞いたら「現地でお話を」と。

事務所に出て1時間ほどでお出迎えのタクシー。
有明にいって建設予定地の前で小一時間V撮り。
日差しがあったのでジャケットだけでいいかな、
と思いましたが、撮っているうちにだんだん寒くなってきて・・・

そしたら「小池知事はクリスマスまで結論を先延ばし」という
知らせが局からディレクターにあって・・・
「なーんだ」、と一気に緊張萎え。
4時に結論が出れば、またそこで一言、だったのですが。
車で送ってもらって、事務所に戻ったのが3時半頃ですか。

でも、湾岸のみなさんご安心を。
「ここにはぜひアリーナを建設すべきです」と力説しました。
当たり前ですが
「建設しない場合はマンション価格に悪い影響が出ます」
とも言っておきました。でもそれは事実ですから仕方ありません。

しかし、思い返せば3年前。
まだオリンピックが決まる前の夏の暑い時に、
勝どきから晴海を歩きながらいろいろ喋らされてV撮り。
あの映像、ついに使われませんでした。
テレビって、そんなものなのですよ。
話が来ても、最後にオンエアされる確率って3分の1未満かな。
だから私の映像も出るかどうか分かりません。
それよりも、寒かった。

しかし小池君、かき回してくれますね。
あの有明アリーナの建設予定地、もし実現しなければ
あと何年も草ぼうぼうのまんまですよ。
もしかしたら、半永久的に草ぼうぼうかもしれません。

東京という街は、間もなく衰退を始めます。
というか、郊外が徐々に壊死していくのです。
現状、千葉や埼玉の郊外辺境は壊死しかけています。
東京でも聖蹟桜ヶ丘や多摩NTの端っこは壊死状態。

江東区の湾岸エリアでは、豊洲は生き残れるでしょうが、
有明は今のうちに開発しておかないと、壊死コースです。
住友不動産がトリプルタワー&複合開発をしています。
それで少しは未来が明るくなります。
しかし、有明アリーナが建設中止で新市場も移転してこない・・・
なんてことになると、開発は住友を最後に打ち止めになるかもしれません。

地下鉄が来るかもしれない、なんて呑気な見方もあります。
しかし、もう工事を始めているくらいでないと無理でしょう。
5年後の東京の空気は、今とは全然違うものになっています。
未来への展望が暗く描かれるようになるはず。

普通に考えれば、今のバブルはとっくに終わって
不動産の価格は1990年代の終わり頃みたいに、
「終わりなき下落」状態に陥っているはずです。
そういう時に「有明に地下鉄を延ばそう」なんてことにはなりません。
また、有明でマンション開発事業を行おう、
という勇気あるデベロッパーが現れるかどうか。

しかし、どうなるのでしょうね、有明アリーナ。
横浜になったからと言って、すぐにマンションの価格は下がりません。
しかし、中長期的にはマイナス要素であることは確か。
小池君の登場以来、新市場や有明アリーナと江東湾岸には逆風。
おまけに階数ヒエラルキーの話題がクローズアップ。
タワーマンションにとってはいいことがありません。
ただでさえ、このエリアの中古マンション価格は下落しています。

さて、韓国の朴君がとうとう辞意を表明しました。
あのオバサン、実は精神的にあまり強くなかったみたいですね。
大統領やめたら不逮捕特権がないので、逮捕でしょ。
そいでもって、刑務所行きではないですか。

韓国と中国のことわざには
「打落水狗(水に落ちた犬を叩け)」というのがあります。
朴君には何の同情も集まりません。さらに叩かれるだけ。
もちろん、あの国のためには一日も早く辞任すべきでしょう。
しかし、朴君は粘ろうと思えばもう少し粘れたはず。
また、「罪を問わない」を引き出すような条件闘争もできたはず。
それもせずに辞任とは、何ともよわっちい大統領ですね。

ああいうお方を一国の指導者にした韓国人に責任あり。
まあ、どーでもいい話ですが、日本にとってはやや複雑ですね。
慰安婦問題の日韓合意を、これを理由に反故にされそうな。
あの国とは真剣に付き合わないに越したことはありません。
触らぬチョソンにメンドーなし、ですよ。

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巷間、12月の安倍・プーチン会談への期待が高まっています。
ただ、私は何も期待していません。リップサービスくらいでしょう。
ロシアはただの経済協力くらいで領土を返したりしません。
そういう国であることを分かっているのに、
無責任に期待を煽るのはよくないなあ、と思いながら報道を見ています。

そんなことよりも、米中関係の今後に興味があります。
中国の習君は、オバマ君に対してずっと「G2」という
粉をかけ続けてきました。オバマ君は漫然と無視。
「世界のことは米中2国で決めようよ」というのがG2。
「お前らにはまだ千年早い」というのがアメリカの立場。

今回の大統領選挙は、FBIが投票直前に異例の捜査方針を
発表したことでヒラリー君は落選したといわれています。
あれがなければ、当選していた可能性はありますね。
何と言っても、投票数ではヒラリー君が上回っています。

では、なぜFBIがあんな発表をしたのか?
みなさん、FBIはアメリカの連邦警察であることをご存じですね。
国内の犯罪に対して州を越えて取り締まるのがFBIのお仕事。
でもね、彼らのいちばん大事な職務は「防諜」なのです。
カンタンに言えば、外国のスパイからアメリカを守る仕事。

私の当てずっぽうの推量では、FBIは防諜上の理由から
どうしてもヒラリー君を当選させたくなかったのだと思います。
ホラ吹きにせよ、まだトランプ君の方が操縦しやすいと。
噂によると、アメリカの国防省(軍部)も同じ考えだと。

オバマ君の8年間、アメリカの対外的な「睨み」はすっかり弱りました。
ロシアや中国はウクライナ、シリア、南と東のシナ海で好き放題。
習君にG2を持ち掛けられること自体、舐められた証拠。
ヒラリー君のクリントン財団には中国系企業が多額の寄付。
あのオバサンは相手によって言うことを変える上にずる賢く、
国防省やFBIにとって操縦が困難。だから当選の邪魔しよう・・・

さて、トランプ君は中国に対してどう対処するのか?
少なくとも中国からの輸入品に45%の関税をかけることはないでしょう。
しかし、国防省やFBIにとってオバマ君よりはマシな対応をするはず。
つまりは「専門家の意見を聞く」のではないかという期待ですね。

投票前、アメリカの国務省や国防省はスタッフを両陣営に派遣します。
つまり、最新の世界情勢を伝えておいて、どちらが大統領になっても
就任早々バカな外交・軍事政策を打ち出さないようにしてもらうため。
当然、トランプ陣営にも日本風にいうところの「ご説明」係の
高級官僚が派遣されていたはずです。その感触がよかった?

一方、中国の習君たちは戦々恐々でしょうね。
自分たちのエージェントに近いヒラリー君の当選を睨んでいましたから。
また、オバマ時代は奥さんのミシェル君が
中国のエージェントみたいなものでした。
彼女はファーストレディになってから一度も日本に来ていません。
なのに、中国ヘは「私的」に旅行しています。エージェント・・・

折しも、中国国内の不動産バブルがまたしても燃え上がっていますね。
もう「異様」という表現で収まりません。「狂騒」ですね。
私が知る限り、世界の経済史上あれほどまでに
膨らんだバブルはありません。どうするのでしょう?

しかし、中国のバブルは理論的には破綻できません。
有力な地方政府がいくつかデフォルトすると、
それは共産党一党独裁体制の危機です。というか破綻への道。
今の上海の株式市場がそうであるように、
共産党政府が権力を行使して破綻を回避するはずです。

つまり、政府が買い支える。
地方政府や国営企業の借金を、政府が肩代わりするしかありません。
でも、そんなに無尽蔵にお金があるわけがないので、
そこは得意のインチキをやるしかありません。
必要なだけ人民元を発行するのです。

今、人民元はドルに対してじわじわと値を下げています。
1日に基準値の2%という制限があるので、暴落はしません。
でも、毎日2%ずつ下げ続けたらどうなるのか・・・
まあ、基準値は当局が決めますから、それでも大したことなし。

でも、だーれもドルで人民元を買わなくなります。
中国の富裕層や企業は、争って手持ちの人民元をドルやユーロ、
あるいは円に替えようとしますね。
もちろん、正式には制限されたり買い手が現れないので、闇で。
そのうち人民元は公式レートと闇レートが二分して大きく乖離します。

その昔、ソビエト連邦という邪悪な国がありました。
日本の北方領土を不当に占領し続けていた国です。
今のロシアがその継承国。ソ連時代の通貨も、呼び名はルーブル。
交換レートはソ連が崩壊する何十年も前から二重になっていました。
モスクワでは、外国人が歩いていると誰かが寄ってきて
「ドルを売ってくれ。公式レートの3倍で買う」と囁いたとか。
崩壊直後はそんなものではなくなります。何千倍。
ソ連のルーブルは紙くずになりました。

おそらく、人民元も早晩紙くずになります。
今の中国のバブル狂騒を見ていると、その時期は早いのかと。
しかし、そうなると世界経済の混乱はリーマンの比ではありません。
そもそも、表向きはGDP世界第2位の経済大国です。
そんな国の通貨が紙くずになるなんて・・・
考えただけでもぞっとしますね。

あまりにもぞっとするので、そのことを
声に出したり原稿に書いたりする人がいません。
もちろん、公にそういう発言をする人もいません。
でも、共産党政権の今までの行動様式と経済の法則を当てはめれば、
人民元は紙くずにならざるを得ないのです。
と、同時に共産党政権も実質的に崩壊するのでしょう。

でも、あの国には共産党に代わる統治組織がありません。
まあ、軍隊が出てきて臨時の軍事政権でも作るのでしょうか。
そいでもって、アメリカや日本に助けをこう・・・・
その間、地方の軍管区ごとに独立色が強まるとか。
張作霖みたいな乱世の梟雄が現れないとも限りません。

まあ、お隣さんがどんなに困ろうとも日本は日本です。
こっちに向けて核ミサイルでも発射しない限り「勝手にやってね」。
でも、世界経済は未曽有の大恐慌に突入するでしょうね。
混乱は2年や3年で収まるかどうか・・・

そんなこと、本当は起こって欲しくありません。
しかし、弾けないバブルなんてあろうはずがないのです。
4年くらい前なら、資本主義国によくある普通の
「バブル崩壊」で済んだかもしれません。
日本みたいに、せいぜい20年ほど「失う」ことで済みます。
しかし、あの規模だと・・・・

まあ、考えすぎても仕方がないのでこの辺でやめます。
みなさんはヨタ話だと思って忘れてください。
私も怖いので忘れることにします(笑)。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
今月最後の更新は「大阪のタワーマンション」。
なんと、一気に新規が3物件も出てきました。
その中でも注目は「ブランズタワー梅田 North」。
中津駅徒歩1分に653戸ですよ。
東京なら「新大久保徒歩1分」みたいなとこ。
お向かいのセントラルマークは新築時より値上がりして
坪単価300万円くらいが相場観。さあ、どうなるのか。

他にもABCセンター跡地の南隣に「グランドメゾン新梅田タワー」。
こっちもABCセンターに後から競合が出てくるかも・・・
大阪のタワーもちょっと供給過剰ですね。
東京ほど中国人は買ってくれませんからね。

大阪のタワーマンション
価格 6190

■ジオ天六 ツインタワーズ、■シティタワー東梅田パークフロント、■ブランズタワー御堂筋本町、■リバーガーデン福島 木漏れ日の丘、■ブランズタワー・ウェリス心斎橋 SOUTH、■シエリタワー千里中央、■北浜ミッドタワー、■プレサンス レジェンド堺筋本町タワー、■シティタワー梅田東、■ザ・パークハウス 中之島タワー、■ローレルタワー南森町ル・サンク、■ザ・ファインタワー梅田豊崎、■プレミストタワー大阪新町ローレルコート、■(仮称)ザ・心斎橋タワープロジェクト、■グランドメゾン新梅田タワー、■クレヴィアタワー大阪本町、■ブランズタワー梅田 North

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11月26日11:09に

榊淳司マンション情報95号 京都市の5物件

を送信しました。発信アドレスは

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受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。

今回、11月に入って8回目の配信でした。
次回は近日中に大阪のタワーマンションの予定です。

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2016/11/26 11:13 | メルマガ発信 | Comments (0)

私が22歳まで生まれ育ったのは京都の左京区と言うところです。
実家は京都大学の学生さんと先生たちを主な客とする古本屋でした。
25年前に76歳で死んだ父には、京大の多くの先生たちと
いろいろな交流がありました。まあ、もうみんな死にましたけど。

大正5年生まれ、旧制中学校卒業の父にとっては、
京大の教授方と交流できることはちょっとした自慢みたいでしたね。
いちばんの親友の先生は「千原さんは大学の教授が務まる」と、
わりあい本気でおっしゃってくださっていました。
父が死んだ後の葬儀にもパーフェクトで出席してくださり、
お清めの席で私に対してしみじみと同じことをおっしゃいました。

まあ、父の商売は古本屋です。
日がな一日、商売物の本の中から好きなものを選んで読んでいればOK。
傍で見ていても、あんないい商売はないですね。
ただ、それだけでは食えませんね。だから、貧乏でした。

ところが、父は私と違って投資の才があったようです。
大きな入用があると、必ず株を売ってそれに充てていました。
死んでから調べると、現金の資産はほんの2百万円ほど。
あとはみんな株式でした。まあ、大したことはりませんが。
その時には、もうバブルが終わって数年たっていましたが、
バブル最盛期には「運用資産数億円」と嘯いていました。
こっちはなーんもいい目を見ていませんが(笑)。

私はその父にバカだチョンだといわれて育ちましたから、
何とかギャフンと言わせないものかと考えながら若い頃は生きていました。
まず、父が大好きな京都大学に入学する・・・はダメでした。
父からすると、私が18歳から通った同志社大学は、
「昔は『わろたら入れる学校やった』やないか」となります。
どんな大昔か知りませんが、同志社と立命館は
面接でニコッと笑えば合格させてもらえたとか。ほんまかいな!

父よりもたくさんお金を稼ぐ・・・まだ怪しいですね。
何億円も運用する資産なんて持っていません。借金だらけ。
あと、可能性があるとすれば父より長生きする、ことでしょうか。
あと23年ほど生きたらそれが達成できます。
しかし、なんともつまらない項目ですね、長生きなんて。

日本の男は、政治家や創業経営者でもない限り70までには引退します。
早い人なら60歳。普通は65歳ですね。
「第2の人生」なんて言っていますが、それはサラリーマンの話。
私みたいな仕事は、現役と引退の境がグラデーション。
体力、知力にあわせて、徐々に仕事を減らしていくのでしょう。

父も、だんだん店に出なくなり、最後は寝込んでそのまま。
いちおう、76歳の最後の数か月までは現役でした。
私は彼が46歳の時の子ですから、かなりのギャップですね。
このままでは、一生父を超えることなく人生を終えそうです。

他の人はどうか知りませんが、男と言うのは父親を意識しますね。
幼い時に何かの事情で父親から離れた人は、少し感覚が違います。
私のように、常に父が家にいる育ち方をした人間は、
とりわけ自分の人生と父のそれを比べながら生きます。
不思議なものです。

今の私、漠然と大学教授になりたいと思っています。
なぜかと自己分析をすると、死んだ父に少しは
エバれるからではないかということもありそうですね。
先日、過去に大学の先生をやったことがあるという
ジャーナリストの大先輩と親しくお話しする機会がありました。

「大学の先生って、どうやったらなれるのですか?」と、
真剣に教えを請いました。
「うーん・・・まず本を3冊書く」
「私、もう6冊書きました」
「あとは、誰か知り合いがいることだね」
いません。強いつながりのある大学の先生は一人もいません。
亡父のお友達大先生はみーんな鬼籍に入りました。
同志社の恩師はご高齢、慶應には親しい教授がいません。

どうやら、私はずっと父には勝てずに生涯を終えそうです。
私はあの世を信じませんから、死んでから
父と会うなんてことはないはずですが、なーんか気になりますね。
まあ、残りの人生はボチボチやるしかなさそうです。

さて、その京都の資産価値レポートを最新情報化。
売れていませんね。完成在庫が増えるばっかり。
50物件の内、約半分が完成在庫です。
来年になるともっと増えそうです。
そして、御所周辺エリアでの新規物件が減りました。
御所バブル、今度こそ沈静化でしょうか。
そんな中で、下賀茂神社の定借物件が浮いている感じですね。
一方、郊外エリアでは「価格で勝負」が本格化しています。

京都市
価格 9800

■URBAN TRAVELIFE 京都清水五条別邸、■イーグルコート京都御所南、■イーグルコート山科椥辻シエロガーデン、■イニシア桂大橋、■ヴェリテ・ラウロ山科音羽川、■オークプレイス京都北大路、■賀茂川邸、■京都【新・都住区】マンションプロジェクト、■京都市北区小山南上総町66番地、■クレヴィア京都 御所西、■クレヴィア京都 御所南、■ザ・パークハウス 京都鴨川御所東、■ザ・京都レジデンス 岡崎 神宮、■ザ・京都レジデンス 御所南、■ジ・アーバネックス京都 四条烏丸テラス、■ジ・アーバネックス京都三条通、■J.GRAN THE HONOR 下鴨糺の杜、■シエリア京都桂川駅前、■シエリア京都四条河原町、■ジオ京都嵯峨嵐山、■ジオ京都嵐山、■ジオ御所南 二条柳馬場、■デュオヒルズ京都室町通 鯉山町、■パークホームズ京都上賀茂、■(仮称)パデシオン伏見プロジェクト、■パラドール西院四条通ザ・フェイス、■ファインフラッツ 中京西院、■プラウド京都御所東、■プラウド京都白川通、■プラネスーペリア京都四条河原町、■ブランズ京都御所西、■プリオーレ京都高倉六角、■プレイズ御所南、 ■プレージア京都 山科東野、■プレージア京都 聖護院ノ邸、■プレサンス ロジェ 京都烏丸五条、■プレミスト京都 烏丸鞍馬口、■プレミスト京都 烏丸御池、■プレミスト京都 御池通、■ライオンズ嵯峨天龍寺若宮 東の邸、■ライオンズ伏見桃山 指月城、■リソシエ京都河原町エクス、■リソシエ西洞院センシア、■ル・パルトネール 京都 御屋敷町、■ルーシア京都 烏丸御池、■レ・ジェイド伏見中書島、■ローレルコート京都北野、■ロジュマン京都橘柳町、■ロジュマン京都三条柳馬場、■ロジュマン京都平野鳥居前町

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小池新都知事が誕生して、さらにTBSドラマ「砂の塔」が始まり、
拙著「マンション格差」も刊行され(あんまり関係ないか)、
ここのところ「豊洲のタワーマンション」に対しては、
斜め横からの冷たい視線が随分浴びせられましたね。

私も便乗して、あれやこれやを書いたり、喋ったりしました。
まあ、お座敷がかかればどこへでも出かけて行って、
自分の芸を披露するのが仕事でございますので(笑)。
豊洲や有明のタワマン住民諸氏にとってはおもしろからぬ
ことではございましょうが、まあご勘弁を。
私のようなチンピラがほざくことによって、みなさまの
不利益は実質的に1ミリも増えないことは請け合います。
ただの雑音でございます。

さて、折も折、こんな本を読みました。
桐野夏生さんの「ハピネス」です。
最初の50ページで挫折しかかりました。
なんか、あまりにも重たいお話しで逃げたくなったのです。
ところが150ページを超えたら、一気呵成。

何を隠そう、豊洲のタワーマンションのお話しです。
「階数ヒエラルキー」や「ママ友」のドロドロ話が出てきます。
登場人物は、ほとんどがママ友たち。
「ボスママ」も登場します。「砂の塔」ほどではないにしろ。

主人公が追い込まれていく構図も「砂の塔」と似ています。
最初は「暗い話はヤダなー」と思いながら読み始めました。
途中からは、物語の展開に引き込まれました。
最後には、キチンと救いが入っていますので、ご安心を。

しかし、この著者・桐野夏生氏はタワーマンションに否定的ですね。
そこに憧れる主人公を冷ややかに描いています。
有名幼稚園や市立小学校にわが子を入れることに血道を上げる
ママ友たちの価値観に対しても、距離を置いた描き方ですね。

タワーマンションに関しては、私もかなり冷やかです。
ただ、それは今のところ個人の感覚や価値観の問題だと思っています。
好きな人もいれば、嫌いな人もいます。私は後者に近いですね。
好きな人が勝手に住む分には、現状ではさしたる問題はございません。

私は、マンションのご購入や売却についてのご相談を受けています。
実のところ、タワーマンションに関するご相談もかなりあります。
さすがに、私のブログの読者さんですから、豊洲や有明の
タワーマンションに関するご相談は少ないのですが(笑)。

私の肩書は色々ありますが、いちばんよく使われるのは
「住宅ジャーナリスト」です。特に異存はありません。
あるデスクは「榊マンション市場研究所主宰」の方がいいと。
まあ、気にしません。何と呼ばれようと、自分は自分ですから。

住宅業界に関わる仕事をしていて常々思う日本人の住まいに対する
感覚の特異なところが2つあります。
・新築住宅に住みたがる
・タワーマンションに住みたがる

まあ、なんとなく気持ちは分ります。
しかし、そこに合理的な理由はありません。好き嫌いでしょうね。

私のように世間にモノ申すことを仕事にしている立場だと、
大勢に迎合していては埋没してしまいます。
みんなが「ふーん」と思っていることに対して
「それは間違っている」と大上段に断言して、
説得力ある説明をしなきゃいけないのです。

ちと話は飛びますが、昨夜はさる著名なエコノミスト氏と飲んでいて
TVコメンテーターの木村太郎さんの話になりました。
「トランプが勝つ、と言っていたので今や引っ張りだこですね」
と私が申し上げたら、そのエコノミスト氏いわく
「彼はね、『みんながヒラリーだ』と言っているのだから、『いや、トランプだ』といえば注目されるだろ、という発想だったのだよ」と。

まあ、その通りですね。
私は別に多くの人が「タワーがいい」と言っているから、
天邪鬼で「タワーなんて・・・」と主張するわけではありませんが(笑)。
しかし、普通の人が言わないことを言う意味と言うのはあります。

私は、タワーマンションに関してはかなりの確率で「健康被害」が
あると思っています。ただ、それは証明されていません。
20年以上前に、逢坂文夫氏という研究者が高層階に住むと
妊産婦の流産が多くなるという研究結果を発表しました。
すると、なぜか当時の厚生省からの研究費を打ち切られました。
それ以来、学術的な研究がなされていません。

私は今、ある出版社と組んでタワーマンションが人間の健康に
どういう好ましくない影響をもたらしているのかを調査したいと考えています。
まあ、実現するかどうかは今のところ分りませんが。
拙著「新築マンションは買ってはいけない」では、
ヨーロッパの多くの国で高層住宅が禁止されている現状を取り上げました。

桐野夏生さんの「ハピネス」では、そういった肉体的なことよりも
タワーマンションに住む人々の心理的な歪みを描き出しています。
読んでいると「さもありなん」と思ってしまいます。
実際、それと似たようなお話もいっぱい聞きました。

タワーマンションに関する否定的な価値観や、
健康被害への科学的な検証が行われるのは、今後の話ですね。
でも、ようやくこの国でも、ああいう醜悪な集合住宅についての
まともな議論ができるようになったという感じです。

そんな中でも買いたいマンションは

島津山の眺望住宅

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